山域山名:奥日光・日光白根山(群馬県)
期 日:2014年9月28日(日)
参 加 者:みやぶー、ほそっち
行動記録:丸沼スキー場ゴンドラ駅2000m(9:35)~七色平分岐(10:00)~森林限界2400m(10:55/11:10)~白根山2577m(11:40/12:40)~座禅山分岐(13:30)~七色平(14:00/14:10)~ゴンドラ駅(14:30)
<天候:快晴>
紅葉の山に登りたいという職場同僚を日光白根山に案内して来ました。
ホームゲレンデの丸沼は、夏もスキーをやっていた。
ターンはエッジを効かすというより体重移動をしている感じか。でも、転んだら痛そう。
スキー場脇の樹林もそろそろ紅葉の見頃。
ゴンドラを下りてしばらく針葉樹の遊歩道を行く。冬にトレースする時には細かいアップダウンがあって結構消耗するのだが、夏はそれ以上の起伏があった。
七色分岐を過ぎた辺りにきれいな紅葉。
森林限界からやっと景色が開けた。上を見上げるとたくさんのハイカーが登っている。丸沼ゴンドラが出来て、いわゆる「白根山ルート」が登頂のメインルートになったようだ。
どっしりとした錫ヶ岳と右に笠ヶ岳。雲海の上には富士山、奥秩父、八ヶ岳も見えた。
上州武尊山から谷川岳など上越国境の山もハッキリと。秋は視界がいい。
「自分の足ではないみたい」と音を上げたが、無事に山頂へ。
年に何日もないだろう、と言っていいくらいの登山日和。
紅葉に彩られた池沼群は、まさに天然の箱庭のよう。
五色沼と女峰山。
男体山と中禅寺湖。
弥陀ヶ池辺りが紅葉の最盛期。今年の紅葉は早く、色づきもいい。
岩場が続く北面を下る…ここでアクシデント発生。
相棒の靴底が一気に崩壊…靴は10年もので街歩きで少し使っていたというが、山道には耐えられなかったらしい。テーピングで何とか歩行可能できるのでこのまま行こう。
七色平もなかなか綺麗でした。
夏のゲレンデも絵になる。
白根温泉に入って、途中の茶屋に立ち寄る。
お目当ては街道の名のとおり、焼とうもろこし。旨かった。
最近、冬の日光白根に通っているが、新たなルートの偵察もできた。また楽しみが増えました~。
<追記>
古い地図を見てみたら、登山道の位置が変わっていました。昔の道は七色平からルンゼ崖下を登っているが、現在の道は下の方の深い樹林帯で横断している。
ゴンドラ計画を機に付け替えられたのだろうか。
山域山名:赤城山・黒檜山(群馬県)
期 日:2014年9月23日(火)
参 加 者:みやぶー(単独)
行動記録:大沼黒檜山登山口1370m(16:25)~黒檜山1827m(17:10/17:25)~駒ヶ岳1685m(17:45)~大沼駒ヶ岳登山口1350m(18:10)~黒檜山登山口(18:20)
<天候:晴れ>
午後2時過ぎに自宅を出て4時過ぎに赤城山へ。今日は稜線から夕焼けを見るのが目的のサンセットハイク。
ほとんどの登山者はすでに下山した大沼の登山口を4時半に出発した。
大沼と地蔵岳。
紅葉は色づき始めたところ。
45分で黒檜山山頂へ。
山頂は見晴らしが良くないので展望台へ向かう。
西の空には地平線に沈もうとする太陽が。
北には墨絵のように山塊が浮かぶ。上州武尊山と至仏山。
燧ヶ岳と四郎岳。
日光白根と皇海山。
これから巡る駒ヶ岳への稜線。だいぶ薄暗くなってきた。
鞍部付近で日没。今日の日の入りは17時40分。
駒ヶ岳の下りで暗くなったのでヘッ電行動へ。階段ばっかりだった。
下山した大沼から黒檜山と駒ヶ岳を見上げる。
赤城山は整備された道が多いので、また来よう。
山域山名:雨飾山(新潟県)
期 日:2014年9月7日(日)
参 加 者:みやぶー、くりペア
行動記録:雨飾温泉900m(8:20)~1309m(9:20/9:25)~笹峠(10:35)~雨飾山1963m(10:55/11:00)~雨飾温泉(13:30)
<天候:晴れ時々くもり>
日曜日は会津駒ヶ岳縦走の予定だったが、会津地方の天候の回復が遅れる予報に変わったため、土曜夕方の例会後に急遽、行き先を雨飾山に変更。大雨警報が出た埼玉、群馬、長野と上信越道を走って北陸新潟へ。
夜11時に小雨降る日本海名立谷浜ICを出て、今宵のテント泊場所探し。雨が降っていなければ道の駅だが、雨天となれば無人駅へ。
最初に寄った名立駅に屋根付きの自転車置き場があったので、即決定。
夜11時を最後に名立駅に停車する電車はないが、北陸本線は貨物列車が多い。蒸し暑い夜だった。
夜が明ける頃には雨も上がり、日本海上は急速に青空が拡がった。
山麓からの雨飾山。北側からだと双耳峰なのがよく分かる。
登山口の雨飾山荘は、想像以上に立派だった。
難所のぞき付近は見事なブナ林。急登もすごい。
いったん斜度は緩くなるが、稜線までは再び急登が待っている。
振り返ると、鬼ヶ面山(左)と鋸岳。縦走ルートはとても楽しいらしい。
日本海はすぐそこ。真冬の豪雪は想像し難い。
文字どおり笹だらけの笹平。
焼山と金山の稜線がまぶしい。
荒菅沢のエントリーポイントを確認。斜度はそれほどではなく、雪があっても40度ほどか。
P2には何度か登っていたが、雨飾山頂は20年振り?
稜線は霧に包まれてしまったが、下山したら山麓は上天気に。
下山後の楽しみは、やっぱりここ。
まさしく「都忘れの湯」、底は立っていられないほどぬるぬるしていた。やっぱりいいお湯でした。
内湯も秘湯の風情満点。
創業は明治13年というから秘湯中の秘湯でしょう。
春の営業は5月半ばからで、例年で2mの残雪らしい。坪足登山者は多いが、山スキーヤーは来たことがないとのこと。では、来てみるか。
見事なイラストガイド。
雪崩で磨かれた駒ヶ岳南壁は圧巻。
駒ヶ岳(右)と阿彌陀山。海谷渓谷を囲む山々は標高は低いがピリリと鋭い。
大糸線のかわいい気動車を見たあとは、
きときと~で満腹。
青い海を眺めて帰りました。
北面の雨飾温泉ルートは、登山者も少なく(ほとんどいなかった)、とても静かでした。