山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

セバトノ頭

2015-02-25 | 2014-15山スキー
山域山名:上越国境・セバトノ頭(新潟県)
期  日:2015年2月21日(土)
参 加 者:みやぶー、Kino
行動記録:湯ノ沢橋940m(7:45)→旧三国スキー場ベース1150m(9:10/9:20)→西沢ノ頭肩1590m(10:50/11:10)~湯ノ沢1450m(11:25/11:35)→スノーブリッジ1500m(11:55)→JP1820m(13:00)→セバトノ頭1890m(13:30/13:55)→JP1820m(14:10/14:25)~スノーブリッジ1500m(14:40/14:50)→湯ノ沢1450m(15:10)→西沢ノ頭肩1590m(15:25/15:45)~旧三国スキー場ベース1150m(16:05)→湯ノ沢橋940m(16:25)
<天候:快晴>

昨年1月に西沢ノ頭、2月に稲包山を単独でトレースしながら、ひと際輝く真っ白な山容を眺めてから、次は湯ノ沢源流域に入ってみたいと決めていた。
雪が締まったザラメ期には一部の雪山登山者がこの山域に入っているが、厳冬期の記録は希だ。
一日好天が約束されたこの日、メジャーな山域の喧噪が嘘のように、湯ノ沢源流域は人間の匂いはまったくしないだろう。
5時間を超えるラッセルは辛かったが、狙いどおり、セバトノ頭の頂きは静寂そのものだった。


冬型が解消した放射冷却の朝は冷える。気温-11℃。




駐車スペースはないので、今日は苗場スキー場日帰り駐車場に駐める。今年から休日は料金(500円)を取られるようになった。お金を払えば、逆に堂々と駐められる。


今年は多雪でこんな高い雪壁になっていた。




国道353のカーブミラーもご覧のとおり。




先行者はカモシカだけ。




ちょうちん岩。




閉鎖された三国スキー場を登る。




平標山ヤカイ沢が正面に見える。今日は山スキーヤーが大挙押し寄せているだろう。










営業していれば、極上のパウダーゲレンデで再び賑わっていただろう。







仙ノ倉山は意外やどデカイ。




エビス大黒ノ頭と万太郎山。




大源太山の奥の先鋒は川棚ノ頭。




西稲包山の尾根は雪庇だらけ。




西沢ノ頭肩でやっと真っ白な山が見えた。あの沢をつめるぞ。




肩から湯ノ沢まで150mのプチ滑降。







雪が多いので湯ノ沢は埋まっているかと思ったが、しっかりと水が流れていた。




沢中の状況をみながら左岸をトラバース。




横綱ダケカンバの土俵入り。




1490mでブリッジを渡る。




広い1500m二俣。




1852m峰。




ダケカンバの影絵。







源頭らしくなってきた。




飛行機からも凄い眺めだろう。




西沢ノ頭をバックに。




源頭最後のつめ。







先週、上州側からトレースした稲包山。




湯ノ沢をつめ上げる。




国境稜線。




浅間山。




苗場山と神楽ヶ峰。




左から上ノ間山、忠治郎山、上ノ倉山。遠くに白砂山も見える。この稜線もスキーで巡ってみたい。




素晴らしき国境稜線を行く。贅沢なトレースを刻む。




ついにセバトノ頭に立つ。




きっと、今シーズン初でしょう。




この景色が見たかった。
















稜線はアップダウンがあるのでシールで下る。




雪のオブジェ。




JPでシールオフ。




上州側の木根宿沢。




1852m峰稜線。




北面はドライパウダー。













沢底まで下りるとサンクラストモナカ。




西沢ノ頭肩に登り返す。西沢源頭ルートは時間がおしていたのでパスしよう。




黄蓮沢源頭斜面にドロップ。




三国ゲレンデに合流。







リーゼンから未滑降のしゃくなげコースへ。







嫌になるほど長い国道353トレースを滑り、ロッジ街でTheEND。





静寂の湯ノ沢源流をトレースできて最高でした。






















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稲包山(上州側)

2015-02-16 | 2014-15山スキー
山域山名:上越国境・稲包山(群馬県)
期  日:2015年2月14日(土)
参 加 者:みやぶー、らがー
行動記録:行田(4:30)=官行774m(7:30/7:55)→ムタコ沢林道 →秋小屋沢橋882m(8:45/8:50)→鉄塔東尾根1310m(10:20/10:30)→第2鉄塔1430m(11:05)→頂上直下1582m(11:30)→稜線下1520m(12:00/12:25)~秋小屋沢橋(13:10/13:15)→官行(13:35)
<天候:雪のち曇り>

上越国境稜線にある稲包山には、2010年1月に今日と同じく上州側の官行からと、昨年2月に苗場スキー場奥の湯ノ沢橋からの2回登っている。

2010年1月の記録(上州側)
2014年2月の記録(越後側)

アプローチが長く、取り付く尾根も急で、ルートファイデングや他人のトレースもあてにできないため、35度超斜面の深いラッセルに耐えなくてはならず、ごく限られた山スキーヤーしか入っていない。その静けさが最大の魅力で、稲包山は自分にとってお気に入りの山のひとつ。
 熊トレに入会して4シーズン目となった、らがーのラッセル修行も兼ねて、今冬でも最強の寒波襲来で吹雪となった官行から入山したが…、

今回は雪の状態が非常に不安定で、至る所で面発生雪崩が頻発して(自らも登行時に雪崩を誘発した)、頂上目前15mで引き返す判断をした。
今日は頂上に立てる日ではなかった。生きて帰ってくることが大事。

吹雪の官行。右が法師温泉へ、左に行くとムタコ沢林道。




駐車スペースを探したが、今日は大雪で除雪車の作業に邪魔になっては迷惑がかかる。




一段坂を上がった赤沢スキー場駐車場に駐めた。




人が住む集落を過ぎると除雪はなくなる。林道をラッセル。




旧橋の積雪は2m以上。今冬は寒気の芯がしっかりしているのか、上州側まで雪雲が流れてきている。




動物の足跡がこの隙間に消えていた。




あっ、カモシカと目があった。




左は山腹を戻るように登っていく林道、右にルートを取る。




秋小屋沢橋。




支沢左岸沿いに付けられた作業道に入る。










1000mから巡視道がある切り開き斜面に取り付く。
新雪下に硬いサンクラスト層があって、エッジが流れるのでクトーを装着。これがあるとないのとは雲泥の差。




急傾斜のラッセルトレース。




「今日はラッセル修行だぞ」と伝えてあったので、いつもにも増して、らがーがんばる。
一番辛い箇所の鉄塔まで標高差200mを交代なしで登り切った。山スキーヤーはラッセルができなけれな一人前とは言えない。




どんどんトレースを延ばす。




登りながら雪質を確認していたが、今日はかなりヤバイ感じ。登りでもオープンバーンには入らないぞと、らがーに伝える。




濃密な樹林帯に入り、急斜面の登行を続ける…と、
らがーが先頭でキックターンを終えたところで、ワッフ音が聞こえた途端に足下の雪面がゆっくりと下に流れ出した。
「雪崩だ」。立ったままズルズルと流され、止まらないと思い、下を見ると2本の中木があるので、板を平行にして木で止まろうとしたがテールが下に流され出したので、両手で木を掴む。

流されるのは止まったが、雪が体を迫り上がるように厚みを増して、腰から胸、顔を覆いだした。
何も見えなくなったところで体を押す雪の圧力が弱くなり、すぐに慌てて顔の雪を払い除けた。
目の前に立っていたらがーも雪を払いのけていた。お互いの無事を確認。怪我もせずによかった。

自分より上にいたラガーは、パンツが雪の圧力で押しつけられて樹脂の茶色が付いていた。
粉雪でさえ、雪崩れの圧力はすさまじい。




破断面を見上げると、キックターンをした場所から15mほど上部。




幅は20mほどに渡って雪面が切れていた。




木に引っ掛かった雪崩層。厚さは約30㎝。




下山時に確認したデブリ。長さは50mくらいはあっただろう。




濃密な樹林帯は樹木がアンカーになるので安全(だろう)と思っていたが甘かった。
スラブを形成していない乾雪だから起きえた。そして点発生ではなく、微妙な結束性で面発生を引き起こした。

上部で破断した箇所は、傾斜が変わる凸状になっていた場所だった。滑り面となりうるサンクラスト上に昨日から新雪が降り積もり、斜度35度以上の急傾斜の不安定な斜面での登行、キックターンが新しい積雪層にストレスを与え、凸状の弱い層で引っ張り破壊を起こした。

この斜面を登るのは2回目だが、前回は降雪後数日経ち、気温も上がり不安定要素はほとんどなかったので写真の無木立斜面を登行している。
ルート確認時に地形図ですぐ上部が一番傾斜がきつくなっているのは認識していたのだが、まさかこの樹林で雪崩が起きるとは想像できなかった。八甲田でも苦い経験をしているのにだ。

2007.1.7 八甲田山雪崩埋没事故報告

雪崩事故はこういう場所で起こる、山の神様からの警告だった。
この先の行動に細心の注意を払うことになった。
すでに気持ちは山頂下斜面の処理に集中した。




第2鉄塔。







稲包山が姿を現す。前回に見られなかった巨大な雪庇。東面には大きな雪崩の跡が見える。今日はリスク最大だ。




2010年の稲包山。




稜線に上がる。




問題の山頂直下の斜面。現在地の標高は1582m、山頂まで15m。




2010年とはまったく雪の付き方が違う。







どのラインで登るか。今立っている斜面は風が抜けるのか、クラストで新雪はほとんど乗っていない。
まっすぐ登りたいが、雪庇の踏み抜きが怖い。斜面の幅を使うスキーをデポして、坪足で少し左側に回り込むように登ることにする。

5mほどは雪質に変化はなかったが、次第に新雪層が厚くなり太腿まで潜る。
これ以上は進めないと思った瞬間に、下方からワッフを聞こえて、よく見ると雪煙が上がった。
やばい。撤退だ。トレースの足跡をゆっくり戻り、下山を伝える。


斜度が平坦な場所まで、板を担いで下りる。




雪崩れた斜面。破断面を見ると、新雪層の厚さが違う。




この場所も凸状斜面で起きた。しかも末端方向は谷に落ちる斜面で巻き込まれたら、ただでは済まないだろう。




たった15mだが、今日は山頂に立つ日ではなかったと戒める。これも冬山だ。
いい経験をさせてもらった。




山頂奥の上越国境稜線。まだ、来るよ。




滑降前にお互いのビーコンチェック。スコップもセット。
必ず見える場所で一人づつ滑る、しっかりと姿を目視することを確認。




いざ、滑降へ。































緊張感ある滑降だったが、激パウを堪能。




作業道を下る。




秋小屋沢橋へ。




ムタコ沢林道はほとんど漕ぎだった。




お疲れさま~。




まだ時間も早いので、関東のロコスキー場の代表格、赤沢を滑ろう。


素敵なレストハウス。




ソリ専用ロープ塔。







上村愛子と皆川健太郎のサイン。




赤沢は全日本モーグルチームコーチの出身なのだ。




リフト券売り場兼食券売り場。




メニューも素敵。




1回券は何と150円。二人で8回分を購入(7回券1000円+150円)




レイアウトはシングル2本と平行するコースとシンプル。




目を奪われる第2ゲレンデ急斜面は再来週の国体のため閉鎖でした。
第1リフトのおじさんに、ふたりとも「上手いね~」とお褒めの言葉をいただきました。




雪山は季節の変わり目の危険な状態になったようです。
気を引き締めて、シーズン後半に向かいます。






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霊仙寺山

2015-02-13 | 2014-15山スキー
山域山名:飯縄山系・霊仙寺山(長野県)
期  日:2015年2月11日(水)
参 加 者:みやぶー、ふくせんぱい、はしけん、くり嫁、らがー
行動記録:江南(5:00)=いいづなリゾートスキー場(7:50)=スキー場TOP1480m(9:20)→霊仙寺山1875m(10:15/10:55)~屏風沢源頭1740m滑降&登り返し→霊仙寺山(11:35/11:55)~1280m(12:30/12:40)~スキー場
<天候:晴れ>

今日は夕方までに埼玉に帰るメンバーがいるので半日行動。
飯縄山は、瑪瑙山や高デッキ山側の西面と、山頂から滝ノ沢方面の東尾根を滑降しているが、北方稜線にある霊仙寺山のピークは踏んだことがなかった。
いいづなリゾートスキー場から入ればアプローチも短く、今後のルート偵察も兼ねて行ってきました。


いいづなリゾートスキー場。リフト動き出しは8時30分とのんびり。名前はリゾートだが、田舎(いい意味で)のローカルスキー場という雰囲気か。計画書を出したが、我々山スキーにも親切でした。




ゲレンデは緩斜面主体、眺めは抜群。




スキー場TOPから山に入る。いきなり結構な急登。







100mも上がればオープンバーンへ。










山頂直下は少し密な針葉樹帯。




飯縄山本峰。




屏風のような西岳、戸隠山稜線。




シュカブラ上を強風で雪が舞い上がる。




山頂が見えた。




がんばれ~。




霊仙寺山頂。スキー場から1ピッチだった。こんなにアプローチがいいのに、誰も上がってこない。




まだ時間があるので、滑り込む斜面を探しに北側へ。




黒姫山。




西面は樹が密なのでパス。結局、東北東面の屏風沢源頭斜面にエントリー。







短かったが35度超のドライパウダーを楽しみました。




この下はきっと崖でしょう。




滑ったので仕方ないが、こんな急斜面の登り返しは大変。







やっと稜線へ。




再び山頂へ。




まだ誰も上がってこない。今日も貸し切りだ~。




ドライパウダー+(局所)高密度パウダー+ウィンドクラストと雪質変化が激しかった。




太陽の日差しは、もう春間近を感じさせます。







雪温も上がった重重パウダーでした。




最後まで尾根を滑って、アドベンチャーコース下部でスキー場に合流。




むれ温泉に入って、わかさぎ釣りで賑わう霊仙寺湖からの飯縄山を見上げて帰りました。




手頃なパウダールートを発見。来年のお楽しみに。








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大戸沢岳激パウ

2015-02-09 | 2014-15山スキー
山域山名:南会津・大戸沢岳(福島県)
期  日:2015年2月7日(土)
参 加 者:みやぶー、どくたーQ、ふくせんぱい、らがー
行動記録:北本(3:30)=檜枝岐嫁郷840m(8:10/8:25)→下大戸沢→二股1020m(9:10)→桑場小沢1430m(10:10/10:20)→北北東尾根1811m(11:20)→大戸沢岳2089m(12:10/13:00)~北北東尾根1547m(13:25/13:35)~中ノ沢1150m(13:45)~嫁郷840m(14:00)
<天候:快晴>

厳冬期の南会津は期待を裏切らない。
今回のターゲットは大戸沢岳。ノーマルの北東尾根はすでに2月と4月にトレース済みで、休日は他パーティもたくさん入るだろう。

その奥に派生する中ノ沢と桑場小沢に挟まれた北北東尾根なら、誰にも会わずフルラッセル必死だが、豪快な滑降が楽しめるに違いない。
登ってみたら…そのとおり。独占で今シーズン一番の激パウダーを満喫してきました。

檜枝岐に向かう道中に主稜線が見える場所がある。
昨年も激パウだった三ツ岩岳。




今日狙う大戸沢岳北北東尾根もよく見えた。




寒気が抜けた放射冷却の朝は寒い。下大戸沢スノーシェード脇スペースに駐車して出発。




下大戸沢スノーブリッジを渡って左岸側へ。単独トレースは手前で北東尾根に向かっていた。




正面に中ノ沢と2060ピークが素晴らしい。2月に入って太陽の日射が強くなった。途端に暑くなり、ヤッケと中間着も脱ぐ。




1123の丘を挟んで、左が桑場小沢、右が中ノ沢と三ツ岩沢。




我々は桑場小沢に入る。




すごい光景。




日陰に入ったら寒いのなんの。桑場小沢を1400mまでつめる。




北北東尾根1811mに突き上げる支尾根に取り付く。




急坂下の小段で小休止。結局、山頂まで休んだのはこの1回のみ。小沢を挟んだ向こうには北東尾根。




1600mまで鬼のような急登。しんどかった、




その先は素敵な尾根。







北東尾根を登る単独者。ラッセルがつらそう。




こちらはラッセラーがフル回転でガンガン登る。




桑場小沢源頭も魅力的。




高度を上げると、背後には那須連峰。




らがー、がんばれ~。




展望の主役は中ノ沢源頭ピーク群と三ツ岩岳。




天国のような大雪原にトレースを付ける幸せ。




Qさん、太陽に向かってぐいぐい行きます。




最高だね。




三ツ岩の奥に飯豊連峰。




守門と浅草。




山頂稜線へ。




本当の山頂はまだ先。




山頂に行きましょう。




山頂が見えた。




大戸沢岳の頂きです。




燧と会津駒。




中ノ岳と越後駒、手前は荒沢岳。




日光連山。




昼食を食べて、いざ。







わぉ~。




みんなスタンバイOK。




ヤッホー!!!




Qさん、笑いが止まりません。




ふくせんぱいもGo!




らがーも続く♪♪




パラレルにするとは意気だね。




山スキーばんざ~い。







次は眼下の1811ピークに向かってGo~。




ここも最高でした。




シュプールを振り返る。




ひこうきくも~♪。




まだまだ極上斜面は続く。







展望もピカイチ。




いや~すごい。




パウダー大会だ。







斜度40度の激パウ斜面に興奮気味。































中ノ沢ボトムまで標高差1000mの激パウでした。










単独ボーダーも我々の後を下りてきました。




贅沢すぎる素晴らしい一日でした。




南会津でいち押しのパウダールートです。




伊南川と大戸沢岳。













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草津白根山(石津硫黄鉱山跡ルート)

2015-02-06 | 2014-15山スキー
山域山名:草津白根山(群馬県)
期  日:2015年2月1日(日)
参 加 者:みやぶー、ふくせんぱい、Kino
行動記録:北本(4:00)=嬬恋村今井仙之入1080m(7:20)→1441m(8:45)→石津硫黄鉱山跡1520m(9:20/9:40)→赤川右岸尾根1850m(10:40/10:50)→稜線2130m(11:55)→本白根山2171m(12:25/12:40)→稜線直下2090m(13:00/13:15)~石津硫黄鉱山跡1530m(13:45/14:05)→1441m(14:30/14:50)~仙之入1080m(15:15)
<天候:雪、稜線はブリザード>

草津白根山は、湯釜のある白根山2160mと鏡池がある本白根山2172mの二つの大きなピークで形成されているが、山頂のすぐ下まで志賀草津道路と草津温泉、万座温泉、表万座と三つのスキー場リフトもかかり、一般的には登山の対象としては魅力が薄い。
しかし、地形図をよく見ると、標高差千メートル級の尾根が南面に何本も延びていて、いつか山スキーで登ってみたいと狙っていた。

今冬の多雪と南岸低気圧の降雪後も強い冬型で、草津白根にも新雪がたっぷり積もり、このチャンスを逃す手はない。
冬季や山スキーの記録がまったくない嬬恋村今井から石津硫黄鉱山跡を経由するルートで本白根山に登ってきました。


今日も強い冬型。朝陽の光だけが暖かい。




車を駐める場所を探したら、トイレがある公共駐車場があった。




強風で積もった雪が容赦なく叩く。




目指す白根山は雪雲で見えない。




ショートカットしようと雪原になったキャベツ畑を横断するが、ネットの柵を越えたり急な道路法面を下りる羽目に。急がば回れか。




冬季閉鎖中のパノラマライン。




農道を行く。




キツネがいた。




動物避けの電気柵か。




キャベツ畑から山に入る。意外や白樺林だった。




こんな不思議な岩も。




林道を横切り、電線跡の切り通しを行く。




森の中はカモシカの遊び場。




再び林道を行くと、石津硫黄鉱山跡地へ。はめ込まれた案内板は外されていた。




このあたりに学校があったらしい。




草津白根山は昨春から火山性微動が頻発している。




白根硫黄鉱山跡に通じる林道。




朽ちかけた送電施設が残っていた。




ここにも建物があった。




さらに進むと、深い雪の中にとうとうと流れる川が。




硫黄の匂いがプンプンする温泉でした。




お湯は37,8℃くらいとぬるめ。







すぐ上には、丸太で塞がれた坑道の入り口?




この下にはコバルトブルーの温泉(有毒な鉱毒水)が沸いているらしい。




やっと赤川右岸尾根に取り付く。




1750mくらいから針葉樹に。




1850m上斜面はパウダーゾーン。




小尾根に上がる。




森林限界を超えて。




稜線に上がる。




火口はブリザード。







本白根山頂が見えた。




最後はうねった雪庇の稜線。




ついに山頂です。気温はマイナス13℃。




下山もブリザード地獄。




樹林に入ってシールを取る。メローなパウダー。




夏道尾根に張り出す雪庇。




ここからドロップ。




ドライパウダーゲット! いや~最高でした。







そのまま沢をクルージング。







ばんざ~い。




再びシールを貼って。




1411ピークからシールオフ。




最後は農道にお絵かき。




里は晴れてました。




今日は、探検気分の山スキーでした。楽しかった。





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