山域山名:黒姫山(長野県)
期 日:2013年4月21日(日)
参 加 者:みやぶー、ふくせんぱい、こまっぴー
行動記録:江南(5:40)=大橋1140m(9:45/10:05)→林道分岐(10:40/10:55)→1619m(12:25/13:00)→外輪山1950m(13:40/14:20)~1400m(14:50/15:00)→大橋(15:40)
<天候:雪、午後時々晴れ間>
真冬並の寒気で全国的に冷え込み、平野部では冷たい雨、標高の高い山間部では前夜から降雪の天気。
どの山に登ろうか前日から思案し‥、以下の4ルートから現地選択すると会に計画書を出して出発した。
①飯縄リゾートスキー場~閉鎖ゲレンデ~霊仙寺山~往路を戻る
②戸隠大橋~黒姫山外輪山~往路を戻る
③池の平スキー場~閉鎖ゲレンデ~赤倉山前衛2018m~往路を戻る
④妙高国民休暇村~神奈山藤巻尾根~往路を戻る
上信越道・横川ICを過ぎてから雪模様に。
走っていたら「佐久ICから上田菅平ICまで通行止め、ここで出よ」の表示。
でも係員が強制的に誘導するでもなかったのでそのまま走行。
小諸付近で4、5台がからむ多重事故の脇を通過。路面はシャーベットだった。
一般道に出たら、1区間走るのに1時間はかかるし、坂道も多くスリップ事故に巻き込まれる可能性も一段と高まる。
経験上、強制的に出されなければ高速をそのまま走った方が早いし安全だ。
黒姫野尻湖PAで今日の行動を協議。
チェーン規制は信濃町ICまで、ということは南岸低気圧の強い降雪エリアは黒姫山が境界になっているということ。
高速道路で新雪が10㎝積もっていたので、標高の高い黒姫山麓は倍以上は積もっている、となれば、林道もスキーが使えるだろうとみて、大橋から黒姫山往復に決める。
信濃町ICを出て大橋に向かう。
大橋は予想どおり20㎝の積雪。
シーズンはごった返す駐車スペースも、今日は1台もなかった。
小雪舞う大橋は冬に逆戻り。
シールを付けて出発。
林道から登山道に入る。
まるで初冬の初滑りのような気分。
1450mで再びシール登行。
1500mからしっかりと残雪となった。
黒姫で一番美しいブナ林の森。
午後になって、急に晴れてきた。
この辺りが一番新雪が積もって、約30㎝はあった。
でも、日射で雪温が上がってしまった。今日は一日小雪の方がよっかたのに‥。
古池と戸隠。
外輪山からの小黒姫。
冷たい北風が吹いていて、北斜面は相当寒かった。
オオシラビソもびっくりしているだろう。
昨シーズンから春用に愛用している HEAD iPeaks90
いざ、滑降へ。
斜度、樹間とも申し分ないのだが。
雪質は微妙なモコモコ雪でした。
でも、強引にショートターンを刻む。
高妻山は、今度は冬型の雪雲のなか。
1550m付近は傾斜がない。
悪雪も春スキーの楽しみ‥?
スキーをいたわって滑降は1400mでやめる。
ここからは、シールで下る。
雪は少し解けたが気温はまだ0℃だった。
山域山名:妙高山系・火打山(新潟県)
期 日:2013年4月18日(木)
参 加 者:みやぶー、ふくせんぱい、らがー
行動記録:循環器(4:20)=笹ヶ峰1320m(7:30/7:55)→黒沢橋(8:40/8:55)→黒沢1900m(9:55/10:05)→富士見平2100m(10:30/10:50)→高谷池ヒュッテ2100m(11:15/11:30)→火打山2461m(12:55/14:05)~影火打鞍部→南面台地1856m(14:25/14:40)~鍋倉谷1500m(15:00/15:10)~林道(15:50)→笹ヶ峰(16:50)
<天候:快晴、午後時々曇り>
平日の木曜日、笹ヶ峰から火打山に登り、影火打から南面台地を滑って、笹ヶ峰に戻る周回ルートに行ってきました。
妙高山域に来たのは正月明けの赤倉山以来。今年の冬はとても寒かったので、近場の上越で十分楽しめたのでずいぶんと久しぶりだ。
妙高山麓も雪もすっかり消えた。
黒姫山の雪は多いような気がする。
笹ヶ峰の残雪は1mと例年の半分くらい。
平日なので、止まっていたのはこれですべて。
登山口の休憩舎もほとんど出ていた。
黒沢も口を開けている。
黒沢に架かる橋。
橋付近の黒沢は完全に流れが出ていた。
今日は黒沢を詰めるルートを取る。
褶曲した地層。地学の先生がこれを見たら、踊るように喜ぶだろう。
デブリが出ていたが、この先はきれいだった。
沢の中は暑くてたまらない。
大きく口を開けた黒沢の滝。
滝を越えるのに、スキーを外して右岸を登る。
滝の上も割れていた。
二俣。右に行くと三田原山へ、黒沢は左を登る。
1900m付近の雪原。
黒沢越しの三田原山。
黒沢岳稜線下で。
今日は滝で外したが、稜線までほとんどシールで登れるので、十二曲ルートよりかなり楽だった。
稜線に出たら、ドーンと北アルプス。
GWに行くつもりの白馬岳北方稜線。瀬戸川のブリッジは残っているだろうか。
高妻山と乙妻山。
定番のこの景色。焼山と火打山の両雄。
凍っているととても怖い思いをする黒沢岳のトラバース。今日は暑くてグサグサだった。
天狗原山と金山。まだスキーでは未踏の斜面。近いうちに是非とも行きたい。
高谷池ヒュッテが右側に。
1階は完全に埋もれていたが、この時期としてはかなり少ない。
ヒュッテは土曜日から泊まれるとあったけど、まだ小屋番はいなかった。
いよいよ火打山が近づいてきた。平日は誰にも会わなくてとても静か。
もったいないが、天狗の庭へ一旦シールで下る。
火打山斜面の雪庇と、影火打南面台地。
今日は稜線下をトラバースした。肩から妙高山を振り返る。
雪が柔らかかったので、クトーなしで山頂へ。
でも、山頂は強い南風で、風下の影に逃げ込む。
せんぱい~、がんば~。
山頂ですよ~おつかれさまで~す。
影火打と焼山、遠くに雨飾山。焼山北面台地に抜ける影火打ルートもよく分かる。
焼山北面台地と昼闇山。北面台地は何度行って素晴らしいルート、また行きたい。
ヒュッテが小さく見える。このエリアはまさしく「山スキー天国」。
滑降を前に。
目指すは、眼下の南面台地だ。
山頂直下は、登山道に付いた雪を拾って滑る。
正面にはドデカイ焼山。
いよいよ、本日のハイライトです。
コルからトラバースして、南面台地上の斜面に出る。
無木立の特大斜面。
らがーがアグレッシブに攻める。
せんぱいも決まってるね~。
まだまだ、台地は下です。
左が影火打、右が火打山頂。真ん中の斜面を滑ってきました。
素晴らしい斜面でした。
喜平治岳の大雪庇。
天狗ノ庭の西面斜面、右奥が黒沢岳と三田原山。
いちばん奥が台地1765mピーク。
ほぼ平らな台地を1㎞ほど直滑降で移動。
末端に立つと、鍋倉谷への下降点。
急斜面を降りて鍋倉谷に滑り込む。
鍋倉谷はこの下にヒコサの滝があるので、谷底から左岸斜面をステップで登る。
惣兵エ落谷を見上げる。次は上に見えている喜平治岳を絡めてこの谷を滑ろう。
長い長い鍋倉谷左岸斜面のトラバースのあと、窪地から林道に滑り込む。
林道をひたすら漕ぐ。
疲れたあとの緩やかな登りの林道はしんどい。
いい加減、嫌になったのでこのあとシールを付けて歩いた。
黒沢まで除雪してあった。ここからは担ぎで、駐車場までちょうど500mあった。
春はロングルートを巡るのが楽しい。
夕暮れの笹ヶ峰からの黒姫山。
佐渡山と中妻山、乙妻山。
今日も最高に楽しみました。
4月14日は毎年春に実施している熊トレ雪上訓練で谷川岳マチガ沢に行って来ました。
もともとは先週4/7だったが、爆弾低気圧通過で延期になった。
参加者は総勢8名(うち4名は訓練初参加)と当初の半分弱に減ったが、
これくらいの人数の方がリーダーの指示が行き渡るし意思疎通も問題ないので、
かえって中味の濃い訓練となったような気もします。
当日は、快晴無風の絶好の訓練日和で~(山スキーにとっておきたいような天気だったが…)、
予定したカリキュラムどおり、しっかりとやってきました。
天神平スキー場はGWまで。今年はやっとだろう。
登山指導所上の林道。
↓↓↓ 去年の写真 ↓↓↓ ご覧のとおり積雪は2m以上もあった。
今年のマチガ沢。
↓↓↓ 去年の写真 ↓↓↓ マチガ沢は雪で覆われ、谷川岳はまだ冬の領域だった。
先々週に登った白毛門もずいぶんと雪が減った。
↓↓↓ 去年の写真 ↓↓↓
ちょうど同じマチガ沢で、労山関東ブロック救助隊の搬出訓練をやっていた。
自分達の貴重な時間を削っての地道な活動に頭が下がります。ご苦労様です。
訓練は例年と同じ、マチガ沢右岸側の斜面を使った。
滑落停止から、坪足とアイゼンの雪上歩行、セルフビレイの取り方、立木を使った支点、
フィックスロープでの確保(ムンターヒッチ)と懸垂下降、スタンディングアックスビレイ、コンテニュアスなど。
充実した訓練終えて。
新しいメンバーと楽しく訓練ができました。
ロープワーク、雪上技術の基礎を確認、向上させるためにも、
最低でも年に一度くらいは雪上訓練は必要でしょう。
4月8日は息子の熊谷高校入学式に参列しました。
正門を入ると、応援団から歓迎?のお出迎え。
いいね~、熊高気質はまだ脈々と生きている。
団員不足と聞いていたので、後列は体育会系部部員の助っ人だろうか。
団長に「ご苦労さん」と、ひと声かけました。
体育館は昔のまま。耐震工事は未着手のようでした。
校長からの式辞。
「継続は力なり」「人との出会いを大切に」のふたつの言葉があった。
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YouTube: 20130408熊高入学式校長式辞
最後に、吹奏楽部と音楽部による校歌演奏。
熊高校歌は、
作詞が、坂養平氏(熊谷中学OBで元衆議院議員)、
作曲は、あの有名な山田耕作である。
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YouTube: 20130408熊高入学式校歌
熊谷高校校歌
1、雲むらさきの 武蔵野に
高くそびゆる 赤いらか
燃ゆる希望を 抱きつつ
自治に集える 千有余
ああ 熊高 熊谷高校
ああ 熊高 我らが母校
2、学びの道は 易からず
真理の奥は 幽くとも
精気溢るる 若人の
究め尽くさで やむべきや
ああ 熊高 熊谷高校
ああ 熊高 我らが母校
3、春熊堤の 花をめで
自然の泉 くみ交し
秋林間に 想を練り
にごりにそまず 心澄む
ああ 熊高 熊谷高校
ああ 熊高 我らが母校
4、巡りめぐりて 荒川の
大海原にそそぐごと
師弟苦楽を 分ちあい
愛の潮に 漕ぎ出でん
ああ 熊高 熊谷高校
ああ 熊高 我らが母校
3番と4番は、たぶん一度も唄ったことがない??かも。
PTA会長から「OBでない父兄さんも、子供が卒業するまでには歌詞を覚えてしまいますよ」との話も…。
PTA会合のたびに、みんなで唄っているのだそうだ。
新入生は入学してすぐに、怖~い応援団からみっちりと仕込まれるので、すぐに唄えるようになる。
年末の野地で、息子と肩を組んで校歌を唄えたら感無量だろう。