山域山名:裏那須・三倉山、流石山(福島県)
期 日:2015年7月19日(日)
参 加 者:みやぶー(単独)
行動記録:音金稲荷神社750m(5:25)=マイクロバス=大峠林道終点1280m(5:55/6:05)→大峠1450m(6:40)→流石山1822m(7:15/7:25)→大倉山1885m(8:00)→三倉山1888m(8:20/8:30)→唐沢山1692m(9:05/9:10)→旧道分岐(9:55)→稲荷神社(10:25)→音金公民館
<天候:霧>
那須連山の北側に連なる山稜は冬季にはきれいな雪稜になって、以前から気になっていた。大峠に近い流石山は井戸沢沢登りで立っているが、山稜の最高峰は三倉山だと最近知った。
縦走するには長い大峠林道をクリアしなければならず、MTBを林道終点に置いて下山するプランも考えたが、7月19日は三倉山の山開きで大峠林道終点まで送迎バスが回送してくれる。
ニッコウキスゲもいい時期なので、夜中に南会津へ向かった。
養鱒公園駅前から看板あり。
音金公民館に何とか駐車できた。ここに宿泊された方が多いようだ。
山開き会場の稲荷神社へ歩いていく。
受付開始は5時30分で、30分早かったがすでに行列。
みるみるうちに列が延びたので、受付時間を早めてくれた。自分は整理券21番だったので一番バス。
今年の参加者は400名を越えたとのこと。(昨年は200名強だった)
参加費千円(傷害保険付き)を払う。くじを引いたがはずれ。賞品はお米?などらしい。
稲荷神社。
表?側の三斗小屋温泉からみるとつかめないが、なるほど会津側からみれば三倉山が山塊の中心だ。
神社から見る音金集落。阿賀川対岸に連なる山、尖ったピークは見明山。
式典は6時からだが、その前にバス回送が始まった。
大峠林道終点。
自家用車は1台だけ。
乗り合わせた30名はそそくさと出発していった。自分はほとんど最後尾スタート。
松川街道(会津中街道)は別名宇都宮街道と呼ばれたらしく、会津藩が元禄年間に作った街道。
こうゆう古道は趣があっていい。
緩やかな道を登れば大峠へ。
稜線は霧の中。
強風で寒いくらいだが、救いは足下の花。
ニッコウキスゲは盛りを過ぎていた。
流石山山頂。
大倉山はいくつかピークがあるが、三角点ピークの北側に標識あり。
祠がある三倉山山頂。山麓の方に大事にされている山なのだ。麓からもきっとよく見えるのだろう。
ちょうど、登りの先頭者と行き交う。稜線を登るコースを取っても、大峠林道から随時回送してくれるらしい。次は登りコースで来よう(天気がいい日に)。
長い尾根を下るが意外と明瞭で悪路ではなかった。
旧道分岐。
旧道は刈払いはしていない。
新道はバッチリ。
小沢に沿って下りて林道を歩くと稲荷神社へ。
公民館で振る舞い蕎麦をいただく。
記念バッジ。
山開きに参加したのは10年くらい前の北岳以来か。お祭りムードもあって楽しいもんだ。
この稜線は是非、積雪期に縦走したい。旭岳から三本槍西面エリアも滑ってみたい。