山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

北アルプス朝日岳正面ルンゼ&金山沢(5/4)

2013-05-08 | 2012-13山スキー

5/4 蓮華温泉1470m(6:15)→兵馬ノ平1350m(6:35)→瀬戸川橋1160m(6:55/7:15)→ひょうたん池(7:50)→白高地沢1530m(8:30/8:45)→2070m(10:20/10:40)→朝日岳2418m(11:50/12:25)~正面ルンゼ~白高地沢1800m(12:50/13:20)~瀬戸川橋(13:50/14:10)→兵馬ノ平1350m(14:50/15:05)→蓮華温泉(15:50)
<天候:晴れ後曇り、午後小雨>

朝、窓から外を眺める。まずまずの天気だ。

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長丁場の朝日岳を目指すほとんどのパーティは朝食抜きで出発したようだ。
でも小屋が朝食を定時の6時より早く用意してくれたので、6時15分には出発できた。

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朝日岳は遙か遠いがガンバ~。

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小尾根から蓮華温泉を振り返る。

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朝は冷え込んだので、兵間ノ平までの滑降はカリカリバーン。

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まぶしいほどの雪倉岳東面。

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瀬戸川下降ポイントまでちょっとの登り。

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硬く荒れたバーンを慎重に下る。

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瀬戸川に架かる橋を渡る。

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正面に赤男山東面。時間があったら、この斜面も狙いたかったが。

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ひっそりとたたずむ、ひょうたん池。

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白高地沢下降点。沢はほとんど埋まっていた。

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昨年夏に架けられた立派な橋。

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沢の中は緩やかな登りが続く。

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後続パーティも続いて来た。

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GWの白高地沢を登るのは4回目、何度訪れても美しい斜面だ。

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いい沢だね~と話していると‥、

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んんん~この足跡は???

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熊の足跡でした。今朝のものだろうか?指もくっきりと残っている。
この先に流れが出ていたので、水を飲みに来たようだ。

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朝日岳山頂も近づいてきた。

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1750mから白高地沢を離れて、北西側のU地状斜面に入る。

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2010年にトレースした雪倉岳北面は、好斜面のロングルートだった。

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正面ルンゼがよく見える。エントリーは肩からか。

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先行する2人も健脚だった。

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どこまでも広い谷が朝日岳の特徴。

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最後の登りも大斜面、雪面が硬くなったのでクトーで登った。

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裏側から見る五輪山は格好いい。

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ニセピークから山頂まで、強風の稜線を行く。

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お疲れ様~山頂です。

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朝日岳山頂にて。標識はエビの尻尾で凍り付いていた。

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白馬岳稜線はガスが流れ、昨日と変わらない気流だった。

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剣立山も雲のなか。

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日本海手前に聳える初雪山。

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登山教室「風の谷」を主宰する山田哲也ガイドのパーティと遭遇。今朝、白馬岳から縦走して日本海を目指すという。
山田ガイドから、「蓮華温泉から日帰りとはスキーの機動力はすごいね」と声をかけられました。
ほかにも同じくスキーで日本海を目指す関西蛍雪会の2人も。
屈強な山ヤ達に刺激を与えられました。

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絶好のコンディションには程遠いが、いざ、正面ルンゼへ。
山頂直下はカリカリのアイスバーン。

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超特大斜面は、次第に吸い込まれるように‥

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落ちていく。

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正面ルンゼの下降点へ。多量の降雪で地形図より広い。

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斜度はMAX40°+。強風でパックされた新雪は難しかった。

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写真では感じられないが、相当な急斜面だった。

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眼下には文字どおりの白高地が拡がる。

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白高地から正面ルンゼを見上げる。

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YouTube: 20130504朝日岳正面ルンゼ滑降

難しい雪質だったので、安堵の表情です。

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天候が悪くなってきたので赤男山は断念、瀬戸川を目指して白高地沢を滑る。

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湿原には水芭蕉が咲き始めていた。

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沢を離れて樹林帯へ。

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橋を渡ったら標高差300m、最後の難関の登り返しが待っている。

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ポツポツ雨が落ちてきた兵間ノ平を行く。

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昨日滑った天狗の庭を見上げる。

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鯉のぼりに迎えられるまでは、心を無にしての忍耐の登りだった。。

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疲労感が漂ってます。

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今年一番の美味しいビールでした。

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GWの小屋は満員で、6人部屋には我々4人のほか、朝日岳を登るために瀬戸川にテントを張っていた2人パーティと同室。
明日は雪倉岳に登ると、翌日も朝食前に出発していった。
夕飯時には、千葉山の会パーティといっしょになり、リーダーのK池さんから「アルペンより、絶対にテレマークの方がいいよ!」とお話を伺いましたが‥自分、AZ、Kino三氏とも、すでにテレ板を持ってるが挫折してしまってます。。

明日は間違いなく好天日和、金山沢に期待です。


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