山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

燧ヶ岳硫黄沢滑降

2018-07-29 | 2017-18山スキー
山域山名:会津・燧ヶ岳(福島県)
期  日:2018年4月14日(土)
参 加 者:みやぶー、はしけん
行動記録:キリンテ橋1030m(5:00)→七入1070m(5:20/5:30)→橅平1350m(6:15/6:20)→メラッパシ田代1650m(7:35/7:55)→東田代1800m(8:10/8:25)→燧ヶ岳2346m(9:50/10:15)~硫黄沢1640m(10:35/10:55)→東田代下(11:10/11:30)~橅平(12:00)~キリンテ橋(12:30)
<天候:晴れ>

前日に檜枝岐観光協会に電話したら、車はキリンテ橋までで通行止めとのこと。除雪はすでに終わっているが、御池まで開通するのは来週以降のようだ。
となればチャリの出番で、静かな裏燧を楽しめるだろう。

夕方から荒天予報なので日の出前に出発。




今日はどんな微笑みを見せてくれるだろうか。




はしけんが行ってしまう、、




Myチャリはヘヤピンが登れず~ギブアップ(笑)




スキーでショートカットだ~







遠回りの車道経由とそう大差はなかったみたい。




七入沢のブリッジを渡って橅平を行く。山毛欅に付けられた目印は何のためだろうか。




急斜面を登ると、




御池からの車道を横切る。今年はすでに沼山峠まで除雪完了してるようだ。




今日のルートはお気に入りのメラッパシ田代経由で行く。







東田代は吹き下ろしの強風が吹いていた。山頂はもっと吹いてるだろう。







燧ヶ岳山頂♪




至仏山はすでに雲に覆われていた。




越後側はまだ晴れている。




視界が持ってくれたので、予定どおり硫黄沢に滑り込もう。




大斜面を滑る。




前日の新雪が重かったがまずまず。










小尾根を乗っ越して、




あとは一気に。




登り返し点までアッという間。




フェーン現象だろうか、暑い!




上手く斜面をトラバースして東田代下から再びGo!




パラシュートがあったら、きっと空を飛んでました(笑)




チャリにまたがれば重力に任せるだけ~




よくがんばった!!~by Myチャリ(笑)









下り俣沢からタカマタギ

2018-07-28 | 2017-18山スキー
山域山名:越後・タカマタギ(新潟県)
期  日:2018年4月8日(日)
参 加 者:みやぶー、どくたーQ、ふくせんぱい
行動記録:毛渡沢橋550m(8:15)→林道→小松沢出合(9:40/10:00)→二俣→下り俣沢→タカマタギ1529m(12:45/13:30)~下り俣沢~小松沢~毛渡沢出合(14:00/14:10)~林道→毛渡沢橋(15:00)
<天候:くもり一時晴れ、稜線小雪>

異常に早い融雪と、ならば残雪が多い日本海側の天候は寒気の南下で悪天予報。
その真ん中に位置する土樽エリアは比較的天気がよさそうなので視界が得られるだろうと、
ダメもと半分でまだ入ったことのない南面の下り俣沢ルートでタカマタギを目指した。

例年なら国境稜線からのロングツアー下山用の車であふれる毛渡沢橋にも、今日は1台も車はなかった。
前夜の淡雪で泥泥となった林道を行く。




林道の除雪は大滑沢まで。







小松沢出合はせんぱいとの思い出の場所。熊高山岳部のGW新人歓迎合宿でベースを張った場所だ。




出合から小松沢の右岸側を行ってみたが、雪が消えた崖で行き詰まり引き返す。2万5千図地形図の水線とは違うようだ。




改めて左岸側の植林帯を行く。この辺りに丸木橋があったはずだが(35年前です)、なくなったようだ。




ブリッジが出てきた。




南俣沢を分けて下り俣沢に入る。




懸念していた沢割れは、ちょうど1000mから完全に埋まった。これで行ける。




春の全層雪崩が多かった今シーズンにしては、春先に起きたものはあったものの驚くほど沢中はきれいだ。




順調に高度を上げる。




1330m二俣は右に入り、山頂間近になると傾斜が一気に増す。




適当な斜面を見つけて支尾根上を登る。




最後の壁を登り切るとタカマタギ山頂へ。




山頂で休んでいると視界が回復。山頂マイナス5℃、新雪10センチ弱。今日はグッドタイミングDayだ。


棒立山と巻機山。




国境稜線。




日白山。




では。







ほんの短時間の日射で重たくなったが、快適な振り子沢の新雪滑降が楽しめました。










下りはあっと言う間だ。




小松沢最下部のブリッジ。




毛渡沢林道へ。







人気エリアにもかかわらず今日は誰にも会わず。




プラン通りの1日でした。












蓬沢から武能岳(白樺沢toケサ丸沢滑降)

2018-07-25 | 2017-18山スキー
山域山名:上越国境・武能岳(新潟県、群馬県)
期  日:2018年4月1日(日)
参 加 者:みやぶー(単独)
行動記録:土樽600m(6:15)→蓬沢800m(6:55/7:00)→西俣沢出合1000m(7:55)→西俣沢右岸尾根→稜線1560m(9:50/10:00)→武能岳1759m(10:40/10:55)→肩1650m(11:15/11:30)~白樺沢toケサ丸沢滑降~ケサ丸沢1300m(11:55/12:05)→稜線1560m(12:30/12:45)~尾根to西俣沢滑降~蓬沢出合1000m(13:10)~林道700m(13:45)→土樽(14:05)
<天候:快晴>

新年度初日。明日からつまらない日々を過ごさねばならないが、そんなことは忘れて今日を楽しもう。


しまらく林道を歩いて雪がつながったのは檜又谷出合から。




融雪は異常に早く進んで蓬沢はすべて露出していた。




ブリッジはここだけだった。しかもかなり危うい感じで帰りは大丈夫か?




左岸側を行くと蓬沢本流は巨大なデブリが埋め尽くしていた。イイ沢を詰めるプランはこの時点でなくなった。




西俣沢の適当な所から右岸尾根に取り付き、ブナ林からオープンバーンを快適に高度を上げていく。




尾根上は雪が切れていた箇所があったが、上手く北側に回り込んで突破。最後の壁はアイゼンで抜ける。




目指す武能岳が眩しい。




稜線は完全な夏道。武能岳山頂からのラインは雪が切れているのでスキーは肩下にデポした。




肩からの武能岳、一ノ倉岳。




万太郎山から仙ノ倉山。




日白山とタカマタギ。これをみて翌週のプランを決めた。




クラックに注意を払いながら、




気持のよい稜線を登って武能岳山頂へ。大展望をのんびりと満喫しました。




スキーをデポした肩から、眼下の白樺沢へGo!!




たまらない!!




小尾根を乗っ越してケサ丸沢へ滑り込む。




ちょうど夏道が横切る1300mから登り返す。




稜線を挟んだ斜面をトレース、これぞThe春Skiですね。




バックには魅惑の朝日岳西面。いつかはぜひ。




稜線に到着。




出だしは登路沿いを滑降。




吸い込まれそうな素晴らしい斜面。だが、あの蓬沢デブリランドに行く付くので途中までドライブ。







尾根を乗り換えて、




西俣沢を滑る。




ブリッジは無事でした。




ここでThe END。




小雪ながら天候も雪質もGoodで最高のDayでした。





白毛門沢

2018-07-25 | 2018山登り
山域山名:上越国境・湯檜曽川白毛門沢(群馬県)
期  日:2018年7月22日(日)
参 加 者:みやぶー、はしけん、Kino、くりペア
行動記録:東黒沢入渓(8:00)→白毛門沢出合(8:35)→白毛門(14:00)→土合(16:45)
<天候:晴れ時々曇り>

今夏初沢登り。

下界の酷暑を離れて、水辺の涼を求めに行ったが、今年の暑さは尋常ではなく…沢中も猛暑で水流を頭に被ったり、淵で沐浴したりと体温を冷やしながらの遡行でした。

水量は少なく、しかもヌルイ。。




ハナゲの滝も迫力がない。




なので直登できました。




小滝が続く。




タラタラのセンは高巻く。




正面の尾根上夏道からタラタラセンがよく見える。







全然涼しくない(笑)




Newロープを使ってみました。




林家三平師匠~登場!




白毛門が見えて源頭が近づいてきた。




早くも水流がなくなり、熱中症寸前。




スラブは結構な高度感。




最後は草付き登ってゴーーール。







登ってきた沢と斜面。




左がジジ岩、右がババ岩。




急峻な南面なのでエントリーするタイミングが難しいが、やっぱり滑らねば。


夏道の尾根下りはまたまた暑かった!!







遥かなるポロシリ

2018-07-21 | 2018山登り
2013年7月に悪天候で登れなかった日高幌尻岳。
今年こそはと7月7日深夜便で大洗港を出航し、道内5日間の日程で目指したが。。
6月末からの豪雨とその後2週間も停滞した蝦夷梅雨の影響を受けて、登路の沢の増水と予備ルートの林道も通行止めであえなく敗退でした。
山は決して逃げることはないが、関東に住む社会人にはそう簡単に行ける山ではない。

日高の頂きは遥かなり。


















































今夏の異常気象は日本だけではなく世界中で起きてるらしい。

あのインドバラナシのガンジス河が干上がったり、ベーリング海の氷が消滅したり。

長く道内に住む方からも、北海道も少なからず影響を受けていると聞きました。

2000年あたりから明らかに地球の気候が変になってきたと思います。


2018北海道の山旅の詳細は後日にUPします。