miyabuの雑記帳

ボケ老人の無責任なお話

大相撲騒動に思う

2011-02-11 | Weblog
大相撲の、星の借り貸し、なんてものは、協会の給与体制や、部屋への資金配分方法が、現状のままでは、当然起こる問題であって、昔から慣習的に、行われていたことだと、認識しています。プロレスと同じように、大相撲も、見世物興行であることに変わりありません。

ただ、歴史的な、伝統形式を保持していることが、国技と認められ、公益法人の恩恵を受けているに過ぎません。大男が、四股を踏み地の悪霊を、押さえ込むという神事が、6世紀の頃から、日本には伝わっています。悪霊を押さえ込み力を誇示する神事が、相撲の原形なのです。

見世物興行である為には、見物人の関心も惹かねばなりません、相撲甚句や、ひょっとこ相撲などが披露されるようになりました。地方巡業と、本場所を一緒にする積りはありませんが、同一人がやっていることです。見世物興行の実態そのものです。

本場所がスポーツとして扱われるようになり、八百長騒ぎになっていますが、競馬や、競輪のように賭けの対象になっていないのですから、「あいつ、わざと負けやがったな!」と笑い飛ばしとけばいいではありませんか。

そもそも、ご祝儀の懸賞金を賭ける、スポーツがどこにあります。ひいき力士を芸者代わりに呼びつけ、宴席で相撲甚句の一つも謡わせて、得意がってる「タニマチ」筋の名残そのものです。相撲の業界とはそのような、特殊であると認識すれば、八百長で騒ぎ立てることでもないのです。