miyabuの雑記帳

ボケ老人の無責任なお話

オリエント急行

2009-08-26 | Weblog
オリエント急行が、今年の12月12日で126年の歴史に幕を下ろすようです。ロンドンーイスタンブールを結ぶ豪華な寝台車は、青春時代の私の血を沸きたてたものでした。

アガサ・クリスティの推理小説の題材にもなり、ヒッチコック監督の「バルカン超特急」はオリエント急行をモデルに、第2次大戦直前の数々の陰謀を映画化したもので、私達の年代には馴染みの深いものでした。

25年ほど前、パリでその車体に接し、「ORIENT EXPRSS」のプレートに感動したことがあります。実は20年ほど前に、日本でもオリエント急行が走りました。フジテレビ開局30周年、JRグループ発足一周年記念事業として、JR東日本主導で各国政府、鉄道関係者の協力で、NIOEの車輌で、パリー東京間が運行されました。

そのきっかけは、1982年フジテレビが放映した「夢のオリエント急行、ロンドンーイスタンブール華麗なる3500キロの旅」のプロヂューサー沼田さんの熱い想いがあったようです。