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美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

「悼む人」を綴る人の言葉

2010年01月28日 08時07分12秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
暖かな雨と強い風の予報、少し空気が潤いそうですね、島岡美延です。
デパートの閉店ほどニュースになりませんが、町から本屋さんが消えているといいます。そんな時代に、やはり小説の役割は大きい、そう思わせてくれる人にインタビューしました。第140回直木賞「悼む人」の天童荒太さんです。
「永遠の仔」を読んで以来のファンの私、作品のイメージ通り、静かだけれど、緻密な言葉選び、想いを語る温度は高い・・・、そんな話し方に時間が経つのを忘れました。
道後温泉の近くで育った子供時代は、貸本屋の漫画に夢中、高校時代は共通一次の受験勉強より映画館通いとシナリオ書き。大学でも名画座に行ったり、映画を作ったり。
脚本家になったかもしれない彼が、小説を書いたのは、映画では収まりきれない表現が自分の中からあふれていたため・・・。
「ハイチの10万人より、一人の有名人」の死のほうが報道価値を持つこの国で、天童荒太という小説家が訴えたいこと、一度、本屋さんで手にとってみてください。
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