ボヤキが魅力、という存在

昨日の暖かさを境に、今後は秋が深まっていきそうですね、島岡美延です。「あんこう・ふぐ鍋始めました」という看板も見つけました。
さて、楽天が日本ハムに挑むパ・リーグのCS、どんな展開になるでしょう。それにしても野村監督進退問題は、釈然としないけれど結論は出ているよう。コミュニケーションは、一度ボタンを掛け違えると、なかなか難しい・・・。私はどこのファンというのではないのですが、楽天というチームには、何か興味を感じます。
例えば、野村監督のボヤキ、これはまぎれもない「魅力」の一つ。一般的な「話し方」として、ボヤキが誉められることは、めったにありません。語尾まではっきり話す、笑顔で明るい発声を・・・、という話し方の対極にあるような「野村のボヤキ」、これはもう一つの「芸の域」に達しています。世の上司のボヤキは、カンベンして欲しいけど、野村監督の「時には嬉しそうなボヤキ」、１試合でも多く聞いてみたい、というのは仙台のファンに限りません。

イメージ戦略を考える

大阪某所でクリスマスイルミネーションが始まったと聞いて驚いた、島岡美延です。ずいぶん日が短くなったとはいえ、今日の気温は夏日との予想も。まずは、ハロウィーンを楽しみましょう。
先日の体操の世界選手権では、内村航平選手、田中和仁選手のメダル、そして鶴見虹子選手は日本女子に二つのメダルと久々の快挙でしたね。でもふと思いました、フィギュアスケートが体操のように、「国別レオタード」、ジャンプやスピンなど音楽をかけずに技術を競う・・・、だったらどうだろう、と。
そんなの見たくない！？　言い換えれば、音楽・衣装・メイクなどを含めて、その選手が「最も輝いて見える戦略」を考えるのがこのスポーツの面白さ。
自分らしさを考えるのは、私たちの日常も同じです。「どう見せたいか」に合った、服装、髪型、持ち物を選んでいますか？　「明るく親しみやすい人」と思われたいのに黒い服ばかり着ていないか、など客観的な目でチェックしてみましょう。　

似ている、でも大きく違う

昼間の暖かさと朝晩の寒さの差が大きくて、体調管理に気をつけたい日々ですね、島岡美延です。秋晴れのもと、顔を上げて歩いていますか？
フィギュアスケートのグランプリシリーズが始まりました。バンクーバー五輪がもうそこまで迫っている、そんな気持ちになりますね。織田信成選手が、こだわっていた４回転ジャンプを「跳ばない」と決めて挑んだフリーで見事、逆転優勝。一方、女子は、キム・ヨナ選手の圧倒的な勝利。うーん、浅田真央選手がつけられた得点差は、「試合以前の何か」なのかもしれない・・・、そんな印象を受けてしまいました。
同じ年でジュニア時代からのライバル、体型や顔立ち、氷上に立った雰囲気もどこか似ていた二人。あまりに伸びやかに演じるキム選手に対し、他の女子選手に真似出来ないプログラム、重々しい難曲、その戦略への重圧はインタビューからも伝わります。それにしてもキム選手、あの余裕はどこから生まれるのでしょう！？

大役に挑んで、大きくなる

楽天が勝って、石川遼選手が首位に立って、楽しい日曜の朝、島岡美延です。野村監督の挨拶には、半世紀以上の野球人生への想いがこもっていましたね。
昨日は、新国立劇場のバレエ「ドン・キホーテ」を観にいきました。新シーズンは明るく楽しい公演でスタート。主役コンビも５組と多彩な顔ぶれで、バレエ団の層が厚くなってきていることを感じます。
男性ダンサー芳賀望のバジルを見たくてこの日を選び、初キトリ役の川村真樹が主役を踊るのを見ること自体、私には初めてでした。街の人々の中へ飛び出してきた彼女の華やかさにびっくり。コミカルな演技、体力的にも大変な元気印のキトリという大役への挑戦でしたが、これまで見たエレガントなソリストの踊りだけでなく、高いテクニックと長い手足を存分に生かした存在感ある主役ぶりに拍手！
芳賀望が得意にしている、キレのいい、茶目っ気たっぷりのバジルとのパートナーシップも最高。このコンビ、12月「くるみ割り人形」にも登場します。

「身体に命令する」意識で

風邪が流行っているようですが、皆さん大丈夫ですか？　島岡美延です。新型インフルエンザ、季節性インフルエンザ、いずれにしてもしっかり手洗い＆うがいですね。体調が悪くても外出する場合には、マスクを忘れずに。
さて、「美しい姿勢」、「美しく歩く」ということを実践するために、どんなことを意識するのか改めて考えてみます。例えば、ヨガやバレエ、ダンスなど何かのレッスン中は、どうでしょう。呼吸のしかたや身体の向き、ストレッチで身体のどの部分が伸びているか、腕や脚をどう動かせばいいか、脳をフル回転させながら自分の身体と向き合っているはずです。思い通りに動かせないと「頭ではわかっているのに」と、もどかしいこともしばしば？
この「身体に命令する」意識を日常の中でも実践してみるのです。顔を上げて前を向こう、膝を伸ばそう、頭の位置を高く保とう、指先まで意識して腕を振ろう・・・、こうして歩けば「脳を鍛える」、「美しくなる」の一石二鳥！

「２周年」で意識も新たに

おはようございます、島岡美延です。「美しい姿勢で話し方レッスン」へのご参加、いつもありがとうございます！　おかげさまで２周年を迎えました。
姿勢と話し方、考え方は全部つながっていて、それがその人の「自己表現」と密接に関係していることを伝えたい・・・、と「見た目」や「コミュニケーション」について書き続けています。ラジオの仕事とも関連して、オススメの映画や演劇を伝えるのも私の役目だと思っています。
今月、バレエダンサーが次々とTVのトーク番組に登場しました。熊川哲也、中村祥子、西島千博・・・、司会者が必ず言うのが「立っているだけで素敵」という賞賛。彼らにとって「美しい姿勢」は、普通に呼吸するくらい無意識のこと。言い換えれば「美しい形がクセになって」いるのです。私たちも「クセになるほど」意識していけば、ダンサーにはなれなくても美しい姿勢はマネできるはず。
今後も毎日、数百文字の「レッスン」をお届けします。どうぞお立ち寄りを！

無意識、無防備に歩かない

昨夜の雨が上がって、空気が冷たい快晴ですね、島岡美延です。南青山MANDALAで行なわれたAki詩音ライブで「鍛えられた歌声」の存在感を改めて意識させられました。彼女は「魅力的な声の出し方」の指導者でもあります。
さて、今月の姿勢テーマ、「ふさわしい歩幅で美しく歩く」を実践できていますか？　私たちは、特に習わなくても「歩く、話す、食べる」など、無意識、無防備に「自分の素」の状態で行動しています。これらを少し「意識して行なう」だけで、人は変わることができます。歩き方を変えれば、姿勢・体型が変わり、話し方を変えれば、人間関係や仕事の成果に跳ね返ってくるでしょう。食べ方（なかなか変えられない？）には、その人が出ますよね。
昨日のライブで、人間の可能性を引き出す大切さは、プロだけのものじゃない、と改めて実感。「自分のために」もっと歩き方や声の出し方、話し方を意識してみませんか。試しに「見られている自分」を意識して、街を歩いてみましょう！

新しい名前になってスタート

少し風邪気味でマスクをしてみました、島岡美延です。５月頃に比べ、マスクの人は少ないですよね。ワクチン接種への関心はどうでしょう。ちなみにマスクの品薄感はなさそうな秋です。
さて、今夜行なわれるライブをご紹介します。本日14日、南青山MANDALAにて（18:30開場、19:30開演）、「はじめまして！　Aki詩音です」というライブ。歌唱力に定評のある女性シンガーによるオリジナル＆カバー曲のステージです。
友人でもある彼女が、この新たなスタートを決意したとき、私も色々話を聴きました。これまでの活動から次のステップに移るため、「アーティスト名」をつけることにしたのです。親がつけた名前は誰も選べず、結婚で新しい名前になるのも「自分で考える」のとは違います。音の響き、文字の印象、画数、そして自分のイメージとのマッチング・・・。そうしてたどり着いた名前、これから羽ばたいていきますように！　私も客席から彼女の新たな「誕生日」を見守ります。

さつまいもが美味しい季節

連休中、スポーツで汗を流しましたか？　島岡美延です。フランスで人気というマラソンの光景をTVで見ました。42.195kmの途中で何度もワインを試飲、ゴール前数kmには、生ガキ、ステーキまで・・・。仮装して走る人々は、「本気で人生を楽しむ」達人ですね！
今日10月13日は「さつまいもの日」。昔から「栗（九里）より（四里）うまい」と言われ、十三里という異名を持つさつまいも。江戸から十三里の名産地、川越のさつまいも愛好会が制定したそうです。
食物繊維はもちろん、風邪予防やコラーゲン生成に役立つビタミンCが豊富。嬉しいことに加熱しても壊れにくいのがさつまいものビタミンC。最近気に入っているのが、こんなレシピ。「さつまいも１本を輪切りにして煮る（水少なめで蒸す感じ）。そこへスライスしたリンゴ１個分、レーズン（お好みの量）、レモン汁を入れて、さらに加熱」。材料の甘みだけで美味しい秋のおやつの出来上がりです。

始めるきっかけ、続ける秘訣

運動日和の「体育の日」ですね、島岡美延です。何か定期的に身体を動かしていますか？　
忙しい大人が「スポーツをする」には、何かきっかけが必要だったりします。その多くが「運動不足解消」など、健康のことを考えてでしょうか。あまりハードルが高いと始めにくいものの、少しは「非日常」感覚も大切。例えば、家の中のストレッチなどは「いつでも始められる」と同時に「そのうち忘れてしまう」ことも。毎週同じスケジュールでどこかへ通うほうが、意外に長続きするものです。用具・ウェアを揃えるなど、お金をかけることも「やめにくく」なる立派な理由！
同じものを長く続けるには、目標を持つこと。ダイエット目的なら「鏡に映る自分の変化」でもいいです。走るならタイムという世界共通の目標があります。大会に出る、舞台に立つなど期限を区切ってがんばるもよし。「もっと上達したい」という気持ちこそ長続きの秘訣。誰かと比べるより、自分なりの目標を持つべし！