美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

「きまり言葉」ではなく

2008年02月09日 08時05分21秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
2月は雪の予報が増えて、花粉の出番は遅れそうですね、島岡美延です。さて、昨日は「同じセリフで言い方が変わると・・・」についてお話しました。今日は「同じことを表現するにも言葉を変えてみる」というテーマです。

ランチタイムにはまだ早い、ある飲食店の前に出された看板に、思わず立ち止まりました。「只今、気合を入れて仕込み中」と、木の板に手書き風の文字。簡単に言えば「準備中」ですが、あえてこんな言葉で表現されると、お客さんも期待したくなるというもの。
決まった言葉ですませていることを「いつもと違う表現」で言ってみると、あなたの話し方の「幅」が広がります。例えば「どうも」とか「スミマセン」など、会話の中で便利に使い過ぎていませんか? 相づちでも、バリエーションが多いと、会話に豊かな表情が出てきます。話し上手な人の語彙力を観察してみましょう。
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セリフを想像する

2008年02月08日 08時40分48秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
週末は仕事が続くのに、雪の予報で少々戸惑っている島岡美延です。さて、今日は問題を出しましょう。次のセリフ、誰がどんな場面で、どんなふうにしゃべっていると思いますか? ちょっと声に出してみてください。
「どこ行ってたの、心配させないで。ちゃんと言ってからにして。」

どんな声で、どんなスピードでしたか? 表情はいかがでしたか? 少しヒントを出します、これは母親が息子に向かって言うセリフです。その上で、もう一度、やってみましょう。活字のセリフは、一種類でも、声に出した人の数だけ「言い方」は違っていたはず。相手に伝えるには、何を言うか、より「どう言うか」が大切というのはこのためです。
ちなみに上記セリフは、スーパー食品売り場で耳にしたもの。小さな子供に、何かをぶちまけるように怒鳴っていた母・・・あの子に想いは伝わったでしょうか。
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「後ろ姿」観察記

2008年02月07日 13時57分21秒 | 姿勢&見た目
今日は旧暦のお正月ですね、島岡美延です。昨日は雪もチラつく寒さでしたが、そんな中、見かけた「気になる後ろ姿の女性」をご紹介します。

まず、白いコートの若い女性。高さ10センチ位の細いヒールは、片足を着地させるたび、45度の角度がついて、極端に外側に体重がかかっていました。股関節にも相当響いているのでは、と思われますが、けして珍しくないのです。さっそく、あなたのヒールの減り具合、傾き具合もチェックしてみてくださいね。
素敵なお手本も見かけました。マフラーをしていても、しゃんと伸びた首、ダウンのコートはウェストシェイプされていて、そのラインに沿わせたようなエレガントな腕の振り。脇を開けるように腕を振ったり、左右に揺すったりすると、身体の「横幅」が大きく見えてしまうので、ソン! 注意しましょう。
他人を観察して、我が身を見直せば、授業料もタダ、教材は至る所にアリ、です。
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背中年齢に自信あり?

2008年02月06日 08時09分30秒 | 姿勢&見た目
昨日は、顔だけより「全身姿勢」を見ましょうと言いました、島岡美延です。ところで、後ろ姿を鏡でチェックしていますか? 身体も硬くて後ろなんてよく見えない、というなら、久しぶりに「姿勢のチェック」を壁の前でやってみましょう。
壁を背にして立ちます。ポイントは、かかと・ふくらはぎ・お尻・肩甲骨の4点が同時に壁につくかどうか、です。
A・・・ふくらはぎがつかない人は、普段、膝を曲げたまま足をひきずるように歩いている可能性が高く、若い人に多い。
B・・・肩甲骨をつけようとすると、胸が苦しかったり、背中やお尻が壁から離れてしまう。普段、猫背、反り腰、あご突き出しのように歩いている可能性が高い。
私達は、後ろ姿をチラッと見ただけで「何歳くらい」と判断しています。壁の前で、無理な力を入れずに「4点着く」よう立てるようになった時、背中年齢は確実に若くなっているはずです。その姿勢で歩いたら、カッコ良さ倍増です!
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シワは、笑って制す

2008年02月05日 08時21分04秒 | 姿勢&見た目
まだまだ寒いといいつつ、花粉もそろそろ。やっぱり春が進んでいるのですね、島岡美延です。今日は、先日耳にした、ある言葉から考えます。
「いやだー、これ以上笑ったら、ますますシワが増えちゃうわー」と言って、楽しそうに笑っている奥様達。本当に「笑うからシワが増える」のでしょうか?

試しに鏡を見ながら、前歯が見えるフルスマイルで笑ってみましょう。パッとみると、小鼻の脇から伸びるほうれい線や目尻にシワができたように見えます。でも、これらは嫌われモノの「深く刻まれたシワ」になるわけではありません。むしろ、頬の筋肉を持ち上げる笑顔は、素晴らしい表情筋のトレーニング。憎むべきは、困り顔の「眉間のシワ」、筋肉がたるんで下がるために刻まれた「ほうれい線のシワ」ではありませんか? 何歳でも美しい人は、みんな笑顔の達人です。
さらに、顔だけより、全身の姿勢を意識するほうが「老けた」印象は変わります! 
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2月の「日の出」の勢い

2008年02月04日 08時43分45秒 | 日記、その他
冬の締めくくりといわんばかり、雪の節分でした。さあ、立春、今朝は転ばずに出かけることができましたか、島岡美延です。

今日は「日の出」の時刻について、ちょっとご紹介しましょう。2008年元日の神奈川(横浜)の日の出は、6時50分、その後6時51分になる時期がありますが、これが一年で一番「遅い日の出」。1月31日が6時43分ということは、一ヶ月で8分くらいしか早くなっていません。2月は1日が6時42分、29日になる頃には6時13分・・・29日間で29分も早くなり、ちなみに3月になると一ヶ月で約40分早くなるのです。なんだか加速度的に春がやってくる気がしませんか? 日差しも力強さを増し、梅祭りの便りも聞こえてきます。
とはいえ、明日から札幌は雪祭り、沖縄は来月にも海開きか?・・・日本列島は南北に長いなあ、ということを最も味わえる季節。その多様性を楽しみたいですね。
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雪の上に豆まき

2008年02月03日 09時03分13秒 | 日記、その他
豆を撒いても音がしない、雪の節分になりましたね、島岡美延です。今日はどんな事をする予定ですか? 恵方巻きは「願い事しながら無言のまま1本食べきる」ということがどうも難しく・・・。ただ最近では、豪華なものはとても一人じゃ食べきれない、海苔巻き以外も便乗しちゃえ、と洋菓子ロールなども登場しています。どうやら恵方を向いて食べれば幸あり、の部分だけ強調されていく気がします。そもそもは大阪の海苔業界が海苔消費増加を目指して1970年代に始めた(江戸時代の風習を復活させたとも)そうです。
突然ですが、これと似たようなのが、結婚式のキャンドルサービス。仏壇にローソクという習慣が少なくなっていく危機感から某ローソクメーカーが始めたものと言われています。でも恵方巻きより歴史は長いかも・・・。
何はともあれ、節分は「一年の終わりの日」でもあるわけで、気持ちよく豆まきをしたいもの。炒った大豆は美味しくて年の数を超えて食べてしまいそう!?
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「黒」の学生たち

2008年02月02日 08時31分45秒 | 姿勢&見た目
寒空の下、肌色ストッキングに黒スーツ、黒パンプスの集団を見かけました、島岡美延です。いまや就職活動は、寒中の季語? いつからスーツの色は「ほぼ黒一色」になったのでしょう。それも大学入学式に、就活にも使えるようにと、黒いスーツで臨むのが一般的だとか。ちょっと重たい春の風景・・・!?

普段着は、スカートよりパンツという女性が増える中、どうも就活スーツの代名詞、膝丈スカートできれいに歩いているとは言いがたい学生たち。以前TVで、北京オリンピックの案内員になるため「膝の間に紙を挟んで美しい姿勢で立つ」女性たちの訓練を放送していました。正直言って、街中で観察すると、日本女性は「膝をきちんとつけて立つ&座る」ことがどんどん苦手になっているようです。
そうそう、先の黒い集団に思わず声をかけたくなった私です。「もう少し姿勢と歩き方に気をつけてみない? たぶん自信が持てるようになりますよ!」
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オフだった身体の準備

2008年02月01日 07時46分27秒 | 姿勢&見た目
2月1日、プロ野球もキャンプインですね、島岡美延です。選手は開幕に向けて、徐々に身体を「戦えるモード」にしていくわけです。さて、もうすぐ立春、私たちも冬の身体を徐々に「春モード」にしていきましょう。

寒い時期はどうしても身体が縮こまりがちです。今月の姿勢テーマとして「2本の脚でバランスよく立つ」ことを心がけてみませんか?
そのためにまず直したいのが「クロス立ち」。老若男女問わず、信号待ちなどの際に、膝、ふくらはぎ、足首などで脚を交差させるようにして立つ人が結構いるのです。これだと、靴底がちゃんと地面をとらえることができず、身体はぐらつき、「ねじれた」状態を生みだします。逆ハの字(軽くつま先を開く)で、左右・前後の均衡を保って立ちましょう。傾いていると、筋肉のバランスが悪く、落ちた筋肉のところに余分な脂肪を呼び込むという悪循環。さっそく鏡の前で要チェック!
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