クドカンの「妄想」は

今日も乾いた晴れ、島岡美延です。
NHK連続テレビ小説『あまちゃん』の快進撃も続く、宮藤官九郎の監督3作品目、映画『中学生円山（18日公開）』をご紹介します。
舞台は「団地」。男子中学生の妄想は、不思議なヒーローを生み出した・・・！
円山克也（平岡拓真）は、中学2年生。平凡な父（仲村トオル）と地味な母（坂井真紀）、無神経な小5の妹との4人暮らし。
克也は、あるエッチな目的のため、「自主トレ」に精を出す毎日。柔軟性を高めようと限界を超えた時、妄想の世界にトリップしてしまう。
そんなある日、団地の上の階に下井（草剛）という男が引っ越してくる。
いつもベビーカーを押しているシングルファーザー、いつのまにか団地の主婦の輪に溶け込み、仕事が何かは不明。
ほどなくして、団地で殺人事件発生。
「あのおじさんが殺し屋だったら、どうしよう」、そんな妄想に囚われ始めた克也がノートに「妄想の物語」を書き始めると・・・。
俳優たちの振り切れた演技！
朝ドラより濃厚な「クドカンワールド」全開です。