江戸と昭和のコラボ

この冬一番の冷え込みとなった節分の朝、島岡美延です。
豆まきをしようにも窓をあけたら雪の壁・・・、寒さの峠は越えそうですが、春を待つ雪国の人たちの思いはどれほどでしょう。
あと一ヶ月で桃の節句、ちょっと不思議な空間でお雛様と対面してきました。
目黒雅叙園で開催中の「百段雛まつり　京の雛物語（3月4日まで）」はタイムスリップ気分を味わえます。
結婚式場などとして知られる目黒雅叙園は、昭和の初めに料亭として開業。
特徴ある建物の中でも通称「百段階段」は、昭和10年築の木造建築で斜面に並ぶ7つの部屋をケヤキの階段廊下でつないでいるもの。平成21年に東京都有形文化財に指定されています。
部屋の大きさも様々、当代一流の鏑木清方らによる天井画や壁画、漆や螺鈿細工などもほどこされた部屋で見る江戸時代の雛人形や京都の御所人形、そして郷土玩具の土人形など。
その顔、一つ一つに見入ってしまいました。
今、雛人形を初めて買う人は、どんなことを重視して選ぶのかしら。
我が家の小さなお雛様たちもそろそろ出番！