コーヒーブレイク

21番札所へ行く前に、ちょっとコーヒーブレイク(というより、本当は次のご詠歌の解釈が、私の中で、まだ充分に発酵していないのです。がははは)

昨日の写仏の会の、終わりのお勤め(たった1分ほどですが)の最中にこんなことを思いました。

写仏をしている時間や、お経をあげている時間、お参りをしている時間に思ったことは、岩山登りのハーケンのようなもの。
すぐには役には立たないかもしれないけど、将来、孤独の山とか、病気の山とか、苦悩の山に登らなければならなくなった時にハーケンになる・・・と。

 そして今日の夜、葛飾でご詠歌をやっていてこんなことを思いました。

人生という山を登る時、心にできた小さなクラック(割れ目)に打ち込まれた(解決した)ハーケンは、人生という山を登る時の手がかりや足掛かりにきっとなると・・・。

 そして就寝前の今、思う。
 そうやって、私の心はハーケンだらけ。あといつく、頼りになるハーケンを心に打ち込むことができるのだろう・・と。

 ○    ○     ○     ○

 お葬式、火葬場、繰り上げ初七日をして「列席した人の数だけ異なった分かれと悲しみがある」と再認識して帰坊。
 どうにも起きていられずに15分の仮眠。
 続いて夕方から、昨日に続いて、とある業者さんが発行しているカタログに掲載されるという「面白寺、密蔵院」の取材。今日もよく喋られていただきました。あんな話で、原稿になるのだろうかと思いますが、それはプロにおまかせです。

 夜は金町のご詠歌。私を含めて5人の仲間ですが、和気あいあいの話の話のほうが多い二時間でした。
 明日は、浄土宗のお寺でお話をさせていただくことになってます。やるぞ、一席、「早太郎」!ってな具合です。
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