kazusaya、ハム・ソーセージの工房から

ハム・ソーセージ工房kazusayaのブログです スモークチップの香り漂う工房から、ハムやソーセージや、日常の話あれこれ

研修結果

2012-04-05 07:24:32 | kazusaya最新情報


先日、研修のとき仕込んだ生ハムが届きました(^^ゞ


ドイツ製法で作る生ハムは
スペインやイタリアの、それとは若干違います



(スペインやイタリアは)「ワイン」の国なので
スモークはかけずに

もも肉は骨付きで
数年熟成させて作ります

脂身が、まるでチーズのようになる骨付きの生ハムは
ワインにぴったりです☆彡


対して ドイツ!!!


ドイツは、ご存知、「ビール」の国(^^)d

(最近はドイツでも美味しいワインが多く作られていますが…)


主たるハムやソーセージは ビールやパンに合わせるために作られています


ドイツの生ハムは 骨付きではありません

なので

熟成期間も短く、

スモークをかけるので、ビールに、ぴったり(^^)d



研修では

豚は、もも、ロース、肩ロース、バラ(2種)

牛は、もも…と、

6種類の生ハムを作りました


それぞれに特徴があり、
美味しく出来た生ハムです





やはり、ドイツでは肉の最高部位とされる「もも」肉が
ハム作りには適しているんじゃないかな~


と、
作っていても、食べていても感じました


(バラや肩ロースやロースも美味しいですけどね!)

でも やっぱり、もも肉の美味しさって ハムになって、一番いきるような気がする


それは月1で仕込む「骨付きハム」にしても



定番の「ボンレスハム」(ランプのハム)にしても。


まあ、なんにせよ

ドイツ製法の生ハムは
ドイツビールと共に楽しめる☆彡




改めて実感した研修結果でした(^^ゞ