kazusaya、ハム・ソーセージの工房から

ハム・ソーセージ工房kazusayaのブログです スモークチップの香り漂う工房から、ハムやソーセージや、日常の話あれこれ

ドイツパン・ブレッツエル

2009-08-27 21:11:41 | ドイツパン
kazusayaでジワジワ人気のドイツパン。

中でも、ご予約率の高いパンがこちら「ブレッツエル(しかもバター入り)」(1ヶ260円)
もっちりした食感と、独特の風味が人気で、一度食べたら病みつき
お一人で10個くらい、まとめ買いされる方もいらっしゃいます。

「ブレッツエル」は、もともとは南ドイツの発祥で、今はドイツ全土で召し上がられていますが、平成21年の現在は大和田でも日常たべられるパンに…(なんちゃって

とある昔、パン職人が王様に「何か変わったパンを作れ!」と、命じられ、考えたパン職人、生地を捻って、あの腕組みのような型にし、間違ってある液体(ラウゲ液)につけてしまったところ、焼いてみたらキャラメル色、あの独特の香り!王様に気に入られ、たちまち南ドイツで広まった…というわけです。

ドイツではお祭り(イースターや感謝祭、ビール祭)のときの移動遊園地の屋台でも必ず登場する「ブレッツエル」は、kazusayaではバター入りを扱っておりますが、その種類は多く、オーソドックスな「岩塩をまぶしたもの」の他「チョコレートがけ」「ゴマのせ」「チーズがけ」などもあり、大きさも小さいものから顔くらいのBIGサイズのものまでいろいろ
また、半分にスライスして、レタスやチーズ、キュウリなどを挟んだ「ブレッツエルサンド」もあります(美味しそ~だね!)

ドイツのパン屋さんでは看板の絵にも、もちろん「ブレッツエル」
パン屋さんのドアノブの形まで「ブレッツエル」(うちにも欲しいな~~
南ドイツだけではなく既にドイツパンの代名詞にさえなる勢い。

ミュンヘンの朝食も「ブレッツエル」。そして、ヴァイスヴルスト(ミュンヘナー)と、ヴァイスビア(白ビール)
ビアホールにも「ブレッツエル」。予め席に「ブレッツエル」が置かれていて、会計のときに「5個食べた」だの申告、会計。

ところで、写真のソーセージ。こちらは「ビアヴルスト」。
ビアブルスト=ビールに合うソーセージですが、ケーシングの絵に、なんとビールと「ブレッツエル」の絵が(気付かれた方、いますか?)
要するに、『ビールや「ブレッツエル」と共に召し上がってねソーセージ』なのです
わたしもこの組み合わせは大好き



ちょっとガーリックとマスタードのきいた牛肉ベースの生地に豚の粗挽きがちりばめられたソーセージ。
それに、モチモチの「ブレッツエル」。これにはピクルスも欠かせないと思ってます。酸味と甘みのバランスがちょうどいいレジ横の人気もの「ピクルス」は、2階でもお出ししているので、召し上がられた方は多いはず。
どうぞ、ご自宅でもお試し下さい

さて、お客様に今日のブログの予告
「ブログ、見てますよ~」と、おっしゃるので、
「今日はブレッツエルの話題ですよ~」と、お話ししたところ
「『ブレッツエル』って、どういう意味なんですかね~?」
…名前の由来かーー

今度、聞いておきますね!お師匠に。ヘルプ!師匠~~!!



ところで先日、お師匠のところから、嬉しい差し入れ!
「アルピルスバッハ」の無濾過ビール「ナテゥーア・テゥルブ」のプレミアムバージョンどデカサイズキャ~~!
通常の4倍の中身です!(木箱に入っているんです!さすがドイツ!!)
いつ開けよう!いつ飲もう!?

開けるときはもちろんブログで予告しますよ
みんなですこしづつ、飲みましょうね

最後に工房から。
太物ソーセージ(ビアブルストもね!)6種、作り終えました。
ピザケーゼは明日朝には、焼きたてが並びます。
人気のロースベーコンも、香り高く、焼けました。

ドイツパン、今度は「カイザーロール」の食べ方あれこれについてお話しします。(まだまだ続く)

ブレッツエルの補足も順次。
それから。来週後半には「岩塩のせのブレッツエル」も、販売予定。
リクエストの声多き「チョコクロワッサン」も、後半には復活予定です。
お楽しみに