おはようございます
年末近くなると、「サラミ、サラミ🎵」と おっしゃるお客様が増えてきます
(わたしだって食べたい!)
「ならば作らなきゃ!」と、
久しぶりに、「ペッパーバイザー」と「コッホサラミ」を作りました😘
まだ熟成中です 出来るのは11月下旬です
写真はまだ完成じゃありませんよ (あしからず😌)
これから ゆっくり、ゆっくり時間をかけて、どんどんサラミらしくなっていくのです
(ペッパーバイザー⬆️)
(コッホサラミ⬆️)
さて、サラミを作ると、いつもあの当時のことを思い出します
それは、十数年前、父の師匠に初めてお会いしたときのこと。
父が尊敬していた方は、見た目ちょっと怖い系なのですが、腕は素晴らしい方でした(いまは亡くなられています)
※ちなみにその方から教えて頂いたレシピで開店当時からずっと作り続けているのが「レバーヴルスト(バニラ風味)」です
しかし、この世界の厳しさをよく知っていたので、わたし(女性に)にハム・ソーセージ作りをすすめませんでした
「女には(ハム屋は)出来ない」
思えばそれはある意味、その方の優しさだったのかも⁉️しれません
この厳しい仕事をやり遂げるには、周囲の理解と協力無くしては、とてもとても…
その点、わたしは、たまたま、本当に、いろいろな意味で、とても恵まれています
(父の師匠と私の師匠は違う方なのです✨)
当時、父の師匠に聞かれました
「ところで、お前はなんでハム・ソーセージをやりたいと思ったんだ?」
(わたし、美味しいサラミを作りたいんです🎵)
「バカ‼️サラミなんて5年早い❗」
(え??ダメですか??)
「サラミはすぐに作れない うんと勉強しろ!!」
まあ、すぐにその言葉の意味がわかるようになるのですが…💦
(奥が深くてね… そう簡単には作れない)
しかし、私の師匠は、段階的に少しずつ、サラミを教えてくれました
(私の師匠は最初から「女性でも、ハム屋は出来る」と、言ってくれたので、わたしはその人についていくことにしたのです)
しかも、コッホサラミ(加熱サラミ)は、最初から教えてくれまして、さらに、他の人はやっていない作り方をアドバイスしてくれました
それはすごく手間と時間と、特別な機械が必要な作り方なのですが、私が当初作りたかったクックサラミの理想にかなり近いので、「kazusayaのコッホサラミ」はこれでいこう ということになったわけです
さて、私は「コッホサラミを作ろう」、と決めたら1か月くらい前から 少しずつ準備をします
作るまでの準備が めちゃくちゃ手間がかかり、作るのはあっという間でも、作ってからさらにコールドスモークをかけ、完成するまでが またすごく時間(10日くらい)がかかる…
いろいろなハム屋さんたちに、「kazusayaのコッホサラミの作り方」を聞かれましたが、教えると、大抵皆さん、「そんなことまでやってるの?」と、唖然とします😲
でも、手間と時間をかけただけのものが、ちゃんと出来上がるんです✨
出来上がり、試食をしたときは、いつも、初心にかえります
(わたし、これが作りたくて、この世界に足を踏み入れたんだよなあ~)
ある意味、原点みたいなアイテム
そして、このコッホサラミはたぶん誰も真似できない(はず?)
というわけで、「コッホサラミ」を誉められると、特に嬉しいのです😉
コッホサラミが出来なきゃ、ピザケーゼも作れない
そのうち、久しぶりに、ピザケーゼも作りますね🎵
kazusaya、営業時間は10時~18時
定休日は基本的に日曜日~火曜日です
※12/28(月).29(火)営業いたします
~冬のギフト、クリスマス、年末のご予約好評承り中です✨~
ご注文は、ご来店または、お電話、ホームページ(ギフトセットのみ)から承ります
いずれも数量限定です 製造予定数に達しだい、締め切らせて頂きます
年末の、ご自宅用のロースハムは、今年はご予約の動きが例年以上に早いので、ご検討中の方はお早めにご連絡ください
※クリスマス、年末のご予約リストは別途作成しました
また、コロナ禍で、リストにある年末アイテムをご自宅に配送希望の方はお申し付けください(箱代、送料別途)
代金引き換えにて承ります
お問い合わせは水曜日~土曜日の営業時間内(10時~18時)に 048-688-6929までお願いいたします
さいたま新都心の紅葉⬆️です