kazusaya、ハム・ソーセージの工房から

ハム・ソーセージ工房kazusayaのブログです スモークチップの香り漂う工房から、ハムやソーセージや、日常の話あれこれ

「ボロニアアスピック」

2009-08-18 22:08:15 | kazusaya新作情報
4連休明けのkazusayaは、のんびりムードで始まりました。

でも、工房では朝からスモークチキン(ペッパーとチーズ)や、シンケンアスピック、それから、ボロニアアスピック()作り。
そうそう、ピザもたくさん作っておきました。

今日は「ボロニアアスピック」について…。
ボロニアソーセージはシンプルな太物ソーセージ(=アウフシュニット)なのですが、kazusayaではたまにしか「ボロニアソーセージ」は作っておりません。

ではなぜ「ボロニアアスピック」を?
今回「ボロニアアスピック」として店頭にだすのは、「ビアブルスト」のアスピックなのです。
サラミのようなお味の太物人気ナンバー1のソーセージを細切りにして「アスピック」に

でも「ビアブルストアスピック」じゃ、お客様、
「このビアブルストアスピックを100g下さい」
なんて、言いづらいじゃないですか?

大人気の「シンケンアスピック」ですら、ちょっと言いづらいのに…。
だから、このアスピックにかぎり、ボロニア=太物ソーセージと、勝手にご理解くださいませ。

ちなみに「シンケンアスピック」の「シンケン」とはドイツ語で「ハム」のこと。
だから「ビアシンケン」は「ビールハム」要するに、「ビールにあうハム(のようなソーセージ)」ハムではない
「ビアシンケン」は、太物のソーセージです。(腸詰でもありません)

「ビアブルスト」は「ビールソーセージ」、要するに、「ビールにあうソーセージ(太物)」
ホントはブルスト=腸詰ソーセージを指すのに、「ビアブルスト」は太物ソーセージ。
「ビアシンケン」は太物ソーセージなのに「シンケン」という。ハムの角切りのような肉が入っているからなんだけど。

ややこしいね~。
わたしも名前を理解するのに2週間かかった

皆様もわからなくなったら、お尋ねください。何度でも…。

ついでにいいますと、「ゼリー寄せ」は、ホントはドイツ語で「ズルチェ」といいます。
「シンケンズルチェ」「ボロニアズルチェ」が、正式なんですが、殆どのハム・ソーセージのお店では「アスピック」の呼び名を使っています。
コトバの響き的には「シンケンアスピック」のほうが、きれいかな~

今日は真面目に商品の呼び名について語るkazusaya misakoでした。

明日は「ブラートブルスト」の大セールです
ブラート=焼く 、ブルスト=腸詰めソーセージ つまり「焼きソーセージ」。
コレはそのまんま。
「焼いて召し上がると美味しいソーセージ」です。
ボイルしちゃだめですよ。じっくり、こんがり、焼いてくださいね