保健福祉の現場から

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勤務世代の健康診断

2024年06月27日 | Weblog
「2022年度 特定健康診査・特定保健指導の実施状況」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/newpage_00045.html)について、R6.6.26保健指導リソースガイド「特定健診58.1%、特定保健指導26.5% 実施率過去最高に -2022年度の特定健診・特定保健指導実施状況より」(https://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2024/013163.php)と報じられている。労働安全衛生法に基づく定期健康診断(https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11201000-Roudoukijunkyoku-Soumuka/0000136750.pdf)は特定健診(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000161103.html)の項目が含まれているが、「2022年度 特定健康診査・特定保健指導の実施状況」(https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001251421.pdf)p6「特定健診・特定保健指導の実施状況(被保険者・被扶養者別)」では全国健康保険協会の被保険者の特定健診実施率は伸びてはいるものの、まだ64.6%に留まっている。そして、労働安全衛生法に基づく定期健康診断(https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11201000-Roudoukijunkyoku-Soumuka/0000136750.pdf)には、がん検診は含まれていない。R5.12.18「被用者保険におけるがん検診の実施状況について」(https://www.mhlw.go.jp/content/10901000/001179385.pdf)p12「がん検診の対象者・受診者数 ※健保組合・共済組合」では子宮頸がん検診の受診率31.9%(被保険者39.0%、被扶養者29.1%)、乳がん検診の受診率45.5%(被保険者60.9%、被扶養者38.3%)と低調である。おそらく、協会けんぽではさらに低いであろう 。全国健康保険協会「更なる保健事業の充実」(https://www.kyoukaikenpo.or.jp/pickup/saranaru-jigyo/)に期待したい。
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