保健福祉の現場から

感じるままに

マイナ徴兵!?

2024年06月28日 | Weblog
「マイナ保険証」(https://www.mhlw.go.jp/stf/index_16743.html)(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_22682.html)(https://iryohokenjyoho.service-now.com/csm?id=oqs_csm_top)について、R6.6.28日刊ゲンダイ「まるで“マイナ徴兵”…薬剤師ら1万人を「デジタル推進委員」に任命した河野大臣の厚顔と強権」(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/356823)、R6.6.28東京「「薬剤師はマイナ保険証のセールスマンではない」 普及強化へ大量動員 政府のやり方、本当に正しいの?」(https://www.tokyo-np.co.jp/article/336356)が目にとまった。医療機関側には、医療保険部会(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28708.html)のR6.4.10「マイナ保険証の利用促進等について」(https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001243199.pdf)p4「医療機関等におけるマイナ保険証利用促進のための支援;2024(R6)年5月~7月のマイナ保険証利用人数の増加量に応じ、最大10万円(病院は20万円)を一時金として支給」 、p6「医療機関等におけるマイナ保険証利用促進のための支援;マイナ保険証の利用率(初診・再診・調剤)が一定以上増加した医療機関等に対して、増加率に応じて段階的に利用件数分の支援 2024(R6)年1月~11月」のほか、p7「【医療DX推進体制整備加算】<初診> 8点(歯科6点、調剤4点)」 が講じられるが、さらに、R6.6.22Flash「「そこまで税金使って何故やる」マイナ保険証普及で「病院へインセンティブ倍増40万円」窮余の策に「お金とかポイントで釣るような政策は止めませんか」批判殺到」(https://smart-flash.jp/sociopolitics/291601/1/1/)、R6.6.22東京「またお金…マイナ保険証の支援金「倍増」に医師「腹立たしい」と怒るワケ 政府の普及策で薬局の窓口混乱も」(https://www.tokyo-np.co.jp/article/335123)が報じられている。R6.6.27デイリー新潮「患者から「使いたくない」「面倒くさい」「全然わからん」で利用進まず…窮地の「マイナ保険証」に横たわる2025年問題」(https://www.dailyshincho.jp/article/2024/06271100/)のような報道もある。医療保険部会(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28708.html)のR6.6.21「マイナ保険証の利用促進等について」(https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001266512.pdf)p2「施設類型別のマイナ保険証利用率の推移」では医科診療所は6.47%に留まっている。R6.5.15「マイナ保険証の利用促進等について」(https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001255485.pdf)p17「マイナ保険証の利用状況(国共済組合の利用状況) 令和6年3月利用実績」の「防衛省共済組合3.54%(R5,11月実績+1.04)」「外務省共済組合4.50%(R5.11実績+0.73)」「厚生労働省(第二)共済組合4.88%(R5.11実績+0.92)」のその後がどうなっているか、R6.6.21「マイナ保険証の利用促進等について」(https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001266512.pdf)では掲載されないのであろうか。例えば、仮に「国家公務員のマイナ保険証利用率が8割超え」となれはよほどインパクトがあるように感じるが、「マイナ保険証」(https://www.mhlw.go.jp/stf/index_16743.html)(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_22682.html)(https://iryohokenjyoho.service-now.com/csm?id=oqs_csm_top)の利用促進に莫大な予算を投じる以前の問題のように感じないではない。R6.6.13FNN「マイナンバーカードと健康保険証の一本化 任意が事実上の強制に 「今の保険証を残せばいいのに」 解説」(https://www.fnn.jp/articles/-/713421)では「離島や山間部は通信インフラが整っていない所も多くあり、マイナ保険証は利用できません。」「都心でも、個人の病院などは通信が弱い所があり、機械が上手く作動しないなどの不具合が生じています。通信だけでなく、旧字体の名前を読み取れないといったトラブルもあり、現場の混乱は珍しいことではありません。」「能登半島地震の時、マイナ保険証は役に立ちませんでした。災害時に通信インフラに影響が出ることを、専門家は早くから指摘していましたが、政府が問題を先送りした結果、災害時に役に立たないということが露呈してしまったのです。」「乳児は顔写真による認証が難しいため、「写真のないマイナ保険証(マイナンバーカード)」を発行して対応することになったのです。その結果、本人確認の出来るカードと出来ないカードの2種類が存在することになり、医療現場の事務プロセスは複雑になり、手間がかかることになりました。」「マイナ保険証は通院の度に必要です。本来、マイナンバーが記載されているマイナンバーカードは、持ち歩かない方が良いものです。」「保険証とマイナンバーカードは目的が違うのに、それを整理しきれないまま一体化させようとしている」「2026年に導入する新しいマイナンバーカードの検討では、現行のマイナンバーカードにおける課題の総括を十分に行っておらず、新しいマイナンバーカードでも現行のマイナンバーカードの課題はそのまま残ることになりそう」「マイナンバーカードと保険証の一体化は、G7で日本だけです。デジタル先進国の北欧のエストニアや台湾でも別々にしています。」などと解説されている。まずはこれらについて納得できる説明が不可欠かもしれない。「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律の一部の施行に伴う厚生労働省関係省令の整備に関する省令案(仮称)に関する御意見の募集について」(https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495240032&Mode=0)(https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000274678)では、どのような意見がどれほど出ているか、気になるところかもしれない。
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