民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Day.3008 尺八騒動

2015-04-23 00:10:10 | 民謡夜話
尺八の歌口を触って貰って迷惑を掛けた。
勝手な事を言ったが、結局は無知とか不明とか言う言葉を背負ったみたいで・・・ブルーだった。
物は相談と作家の元へ・・・。


手土産に「尺八の元」を持って行った。
???「竹の子ですよ」←ココ笑うとこ
勿論サイズは違うが。
先ずアトリエをパチリ!宝の山・・・テンコモリだ。

相談は・・・「新しいのと交換して頂けませんか?」・・・「良いですよ」
僅かな損金で快く応じて下さった。
完璧に作られたものを吹くかこなすかは吹き手の能力だ。
そんな話から始まって、尺八に関する諸々を色々教えて頂いた。
奥は深いもんだと感心しきりの仙人であった。
写真の銀越師は確か同い年。


「2~3本貸してください」・・・にも快諾・・・とても嬉しかった。
現場で選んでも中々上手く行かない・・・普段のようにゆっくり試せば・・・と、思ったからである。

夜となく昼となく二日間吹いてみた・・・こうやって3本並べて順に・・・目をつむって。
長く吹いていると口が決まってどれも同じに感じる。
間をおいて・・・間をおいて・・・いきなり口に当てる。
少し分かったような気がしてきた。

仮に手前からA管 B管 C管とする。
一度に比較したのは初めての経験でなかなか面白い。
持ち重り(目方)も夫々・・・大差に感じるので・・・はかりで
A=324g B=314g C=348g・・・10gはたったタバコ10本分。
その差でさえ音色もおのずから違う。
口に合う合わないと言っても1㎜未満の差・・・結果はC管に決めた。
理由は話すと長くなるので割愛
ともあれ問題は解決した・・・あとは腕次第と言う事になる。

あと何年吹けるかは分からないが、お弟子がいる限りは必要な七寸である。
明日にも二本は返しに行こう・・・ありがとう御座いました。
とんだ「尺八騒動」でアリマシタ



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