民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Vol.124 三味線

2007-05-29 01:53:59 | Weblog
昨日は茶山さんをここで紹介した。
茶山隠岐三味線ブログでは拙者の事を過分に紹介して頂いた。決してお互い様ではないけれど、約束どおり彼のURLをご紹介します。是非ご覧下さい・・隠岐のことが一目でわかる素晴らしいブログです。お互い褒めあっているけど、チョットそこらにない「内容のある」ブログですよ・・どちらも・・そうありたいと願っている。バックナンバーで隠岐の観光名所が沢山出ています。
http://blog.goo.ne.jp/okijamisen/

昨夜は「死ぬまでにもう一丁良い三味線に・・」と書いたが、この太棹三味線はスペシャルものです。以前先代家元から譲り受けた物もすでに人手に渡した。どこかで良い音色を醸し出しているに違いない。
この三味線は「津軽の風雲児/成田光義」から廻って来た名器であり、拙者の中では宝物である。「総鼈甲の胴掛け」だけで3~40万円はする。棹は少し細め・・女性のために作られた物と察する。
成田光義に津軽の風雲児の名を冠せるのは、彼が芸一筋、波乱万丈の、しかも破廉恥な今世紀最後の芸人であると信じるからでアル。
どんな幸運にも、どんな信頼にも応えることなく、「芸人馬鹿」を通して哀れな末路に甘んじた真の芸人・・この先、もうこんな人にめぐり合う事は無いと思う。・・まだ生きてはいる・・と思う・・が定かでない。
先ごろ、津軽では唄付け名人位と言うのが創設され何の何べえと言う人が初代名人に収まった。拙者が言うまでもなく、若い曲弾きの名手は幾らでも出てくる。ソノ演奏の速さは津軽の「大人」の演奏とは比較にならない・・が、味わい・津軽の匂いと言えばいかがな物かと独り考える。
直近の最後の名人位「澤田勝明」の甘~いアノ味わいが果たしてあるだろうか?。

この三味線、もうすでに拙者にとって持て余す程の物である。中棹の短・・の良いのが・・手に入れば・・良いな・・と思う・・今日この頃・・レスがいかんともし難い。
必死で書いているが、今夜も若手の「実行委員会」で11:00まで。今帰ってきて・・おおネブーー状態である。今夜もjこれにて「♪一件ラクチャーーク」。
ヘバ・・またあした。

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