民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Day.2191 ぶらぶら節

2013-01-26 23:01:00 | 民謡夜話
久しぶりに「みんよう夜話し」

♪ 長崎名物紙鳶(はた)揚げ盆祭り
       秋はお諏訪のしゃぎりで氏子がぶらぶら
            ぶら~りぶら~りと 言うたもんだいちゅう

読者のほぼ10%くらいは民謡愛好家だと思っている。
さて、この歌詞をちゃんと解説できますか?・・・
それより先に歌詞の面白さに興味を持ってくれることを期待する。

吉永小百合が映画で三味線を弾く・・・それも「映画のためにお稽古して」アノ腕前!
ヤッパ芸人はすごい!・・・と、思ったね。


*****
なかにし礼の直木賞受賞作品『長崎ぶらぶら節』。
2000年には、監督・深町幸男、主演・吉永小百合、渡哲也という
豪華キャストで映画化が実現、大きな話題をよんだ。
で、この愛八(あげはち)とは小説のモデルになった実在の女性である。
明治から大正時代にかけては長崎丸山芸者として活躍。
大正後期より、学者・古賀十二郎と共に、埋もれてしまった長崎民謡の探求/発掘に乗り出す。
そして昭和6年、その素晴らしさを後世に伝えるべくSP盤「ぶらぶら節/浜節」を発表した。レコーディングから70年あまりの時が経過した2000年、CD復刻盤「長崎ぶらぶら節」がリリース。
*****

ンで・・・しゃぎりとは・・・
*****しゃぎり
1 狂言の囃子(はやし)で、めでたくにぎやかな気分を表す笛の節。
2 民俗芸能で、風流(ふりゅう)の行列などが練っていく途中、
  笛・太鼓・鉦(かね)などで奏する囃子。
*****
そこで諏訪明神の練りばやしと言う事になる。

♪今年ゃ十三月肥前さんの番代わり 
         四郎ヶ島の見物がてらに
              オロシャがぶらぶら ぶらりぶらりと・・・

挿絵は仙人がずいぶっと前、マウスで悪戯書きしたのが気に入って残してあったもの。
儘にならない線がかえってオモシロイ
「ずいぶっと」は、仙人語で随分前・・・と言う事です・・・


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