民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Vol.1712 路傍の花

2011-10-06 23:35:00 | 音羽の百花撰
話題に事欠く訳ではないが・・今日も素晴らしい言葉を引用しましょう。
ご覧になった方もあろうかと思われますが、N氏のHPから借用しました。
後ほど事後承諾を得る事と致します

ご承知の通り*****から*****まではコピーです。


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いわゆる座禅に対して
「弓道」を「立ち禅」、
「尺八」のことを「吹禅=すいぜん」と言われることがあります。
尺八は吹く行為そのものが「禅」なのです。
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よく習い事をしていますと、「芸は盗め」と言われます。
しかしながら人様の芸を盗むには盗人それなりの技量・技術がいるのです。
無駄なもの・値打ちのないものを盗んでみても芸の肥やしにはなりません。


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師匠は月謝を頂いて教え、お弟子さんは月謝を払いその芸のノウハウを買いに来ているのです。
如何に付加価値の高い「芸」を教えていくかにその値打ちがあるのではないか?。
が・・盗む芸での教え方では進歩の度合いがちがってきます。
一日も早く芸を盗めるだけの技量を身につけさせるのが師匠の役目です。
ですから師匠が自分の弟子に自分の芸を盗めと言うのは大間違いです。
それは単なる芸の売り惜しみか、売る芸の無い師匠のどちらかです。
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師匠は愛弟子を一日も早く立派な「盗人」に育てることにより、
その世界の発展があり未来が開かれてくるのです。
今日、斜陽であろうかとおもわれる芸能の師匠は
心して自らが「教え」のプロを自覚し常に弟子よりも一歩先んじて歩み、
「なきものは他所より盗ます」・・。

義理と人情恩義でもってお金を貰いながら身も心も縛ろうなど
厚かましい仕組みはないものと思うべきである。
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*****
「盗み」は家中ではできません。
当然「他所」ですることになります。
「他所での盗み」には「捕らわれの危険」が伴います。
縛り付けて斜陽の世界のなかま入りか?「捕らわれ」の危険を冒させるか?
さて、貴男(貴女)は、愛弟子をどの様に・・・
*****

仙人、耳の痛い個所もあるが・・
聞く耳をもって自らの肥やしにしたいと思う、良い機会でありました。



コメント (2)
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