Vol. 582 後発品

「コピペ」って知ってます？。

若い人ならともかく拙者の年代では耳新しい。
パソコンで検索した文章をコピーして、どんどん貼り付けて自分の文章のようにする事らしい。複数の学生に提出を求めたレポートがほとんど同じ内容で出てきたと言う「珍事」がＮＨＫ放送の一部に出てきたのを聞いた。

レポートが「コピペ」かどうかは能力なり経験なりを考え合わせるとすぐにわかるそうだ・・当然だよね、若い学生が研究者の書いた文章を丸写しにしても不自然・・。が、しかしそれが研究者のパソコンから打ち出されるとしたら・・。

それは脳のトレーニングにはならない・・と、脳学者も断言していたがそれ以前の問題だよね。・・つたない文章でもおかしげな文脈であっても、まぁ血が通っている方がいいと思うね・・少なくとも。

さて、その後発品だが・・薬の話である。
特許が切れたとかの理由で似た者が作れるようになる・・「似た物」と言うのは全く同じではない・・と言う事からである。・・近頃読み始めたブログの一ページを「コピペ」すると・・「後発品と言うのは主成分が一緒と言うだけで吸収も活性も違う」・・メモ的に書き写したのでコピペにもなり切ってないが、おおむねそんな内容だったと思う。

「それがどうしたんじゃ？」・・「どうしたの騒ぎじゃないよ天の神さん」・・。
言うちゃ済まんばってん・・途上国ならそれで我慢をしてもらう（その代り無償で差し上げましょう）・・わが身や読者には大きな問題なのレス。お医者さんだって薬を選んで処方する・・「コレ儲かりそうやな・・」じゃ困るのだ。・・読者にお医者さんは居ませんよね・・ご家族にも・・これは遠いところの悪徳医師の話です・・たとえ話です。後発品は何分の一とか何十分の一とか言うほど安いそうだ。

そこでまた「コピペ」が出てくる。そのコピペも後発品そのものである。コピペで美しい、内容の濃いレポートを書いても心にも脳にもナーーンニモ残らない・・じゃ詰まらんよね。算数が出来なくても計算機があるじゃなーーい・・と、同じと思うか違うと思うか・・どっちでも良いか・・難しい問題なのか・・何でもない事なのか・・「何処まで行くねん！」。

写真は何の関係もない「天橋立の旋回橋」である。「こんなんあったかな？」・・「あったわいな・・」通る船が大きくなってから開発されたに違いない・・。

そう言えばこれも「後発品」か・・ちょっとチャウな・・中々上手く出来ていて役に立っていた。