大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

そっか、ついにトルシエが監督に就任したか・・・

2011-02-23 07:07:15 | Weblog
トルシエ氏 中国クラブ監督に就任、再建に意欲(スポーツニッポン) - goo ニュース

正直トルシエが監督を引き受けるのは以外だった。今までこの人のもとには水面下ではいろんなところからのオファーがあったけども、引き受けなかったのはお金の問題ではなく(前にも書いたように、琉球からの報酬は決して高くなかった分、講演や評論の仕事や缶コーヒーのCM等の副業で稼ぐことは認められていた)、この人がもう監督をする気がないのか、それとも自分のやりたいことをやらせてもらえるようなクラブもしくは代表チームのオファーがないからだと思っていた。

だからまあ、アジアカップでも現地へ行っていたらしいが、多分中東からいくつものオファーがあったには違いないんだけども、カタールの代表監督でもう懲りてたんだろうな・・・あちらでも選手を殴って聞かせていたと本人が言っていたくらいだけども、それで選手が付いてくるわけでもない。日本にしても、02年以降選手の自我が芽生えていっている中で昔の指導法は押し付けられない。

そう考えると、中東でも日本でもない、中国というのが監督としてチャンスがあると考えてトルシエが飛びついたんだろうな・・・ただ、昨シーズン終了後に北京国安からも話をしていたらしいけども、こっちは来年ACLがない分だけ、リーグ優勝を厳命されていて、それが出来るか出来ないかで報酬が変わってくるなんていう条件だとさすがに二の足を踏む。その点、深センぐらいだったら丁度いいというところなのかもしれない。香港だって近いしね。あと、100万ドルと報じられている年俸は、今まで稼いでいた報酬と同程度か、それをやや上回る程度のものだろう。しかも、中国の物価水準を考えると、日本に居る時よりは実質数倍の報酬アップになるわけなんだが。

ともあれ、個人的にはどこかの監督をそろそろやった方がいいんじゃないかと思っていた分、頑張って欲しいと思う。興味深いのは、彼が今の戦術のトレンドの中であえてフラット3をやるのかなんだけども、中国って、なんちゃってプレミアで守備はきれいなゾーン(その分対人のマークが甘いことがある)で、攻撃は縦に急ぐというスタイルだから、そこに如何になじむかですな。あとは、中国特有のというか、オーナーが誰それ使えとか、選手の側から俺を使えとかいうような上下の圧力を如何にかわせるかなんだけどもw、あの人はそういうのを一番嫌っているんじゃないだろうか?