大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

2011 亞冠16強賽大阪得比 大阪鋼巴 0-1 大阪櫻花

2011-05-25 00:18:57 | ガンバ大阪
万博より帰宅。試合後には必ず立ち寄って飲んで帰る場所にも寄っていない。一滴すら飲んでいない。というのも、現実逃避するよりは今の負けた現実を見据えて試合を振り返り、ブログを更新して、気持ちを切り替えるべきだと考えたから。第一ヤケ酒なんていう飲み方をしたらそれこそ酒に対して失礼なわけだし。どうせ飲むんなら勝利の美酒に酔いたいわなあ。

あちらが中三日でこちらが中二日ということの差については何ともいえない。聞くところによると、メルボルンが1位抜けということを想定した場合にフライトの関係で土曜日に開催するとスケジュールが合わないので一日早めたとらしいから。まあ、そんなこと言い出したらウチらもインドネシアへ行く確立がゼロではなかったんだがw まあ、営業的には当然金曜よりは土曜に試合やりたいだろう。ただ、中何日であれ、こちらの方が運動量が後半になると落ちてしまう問題はここ2試合ぐらい顕著に現れて来ていることだし、ベテランの主力があちこちに怪我を抱え(明神なんかも怪我のせいかミスが目立った)、こんな肝心な試合でも智が不在でビルドアップに影響を及ぼす(内田はよくやっていたが、前半は彼の所にゴールキックを飛ばされ、ビルドアップ時に武井に渡してしまう形でリズムが作れなかった)というのが痛かった。結局連戦を戦う上では、ラウンド16を戦う上では直前の試合でもターンオーバーを視野にいれておかないと肝心なところで力を発揮できないというくらい症状は深刻だもんなあ。

まあ、そんな中でカントクは色々とやりくりしていたのは、途中後半でアドを左に開かせて右サイドバックの高橋大輔に睨みを効かさせたりはし、その後点を取りに行こうと宇佐美とアドの2トップにしたところから伺えるんだけども、これが裏目というか、左サイドで武井を誰もフォロー出来ず、結果的に高橋がオーバーラップして2対1の数的優位を作られて失点。失点となったシュートでは確かに藤ヶ谷がニアを開けていたけども、彼がその場面クロスをケアしていたことと、それまでに彼が再三のセーブで救ってくれたことを考えるとあれだけで責めるのも酷だろうな。後半セレッソは小松が入ってからサイドに流れる彼の所にボールが流れてポイントを作るようになってしまってからは苦しくなったんだけども、そうなった分だけ中盤のスペースが空くわけだからそれを使いたいところだったけども、ボールを運ぼうにも結構前からプレスに来られるし、失点場面もヤットのところを狙われていたわけだし。そこら辺はクルピのギャンブルがうまくいき、こちらのが失敗して自爆という感じだったか。

責められるべきかどうか対象になるもう一つのものがカントクの消極的な選手交代采配かもしれない。選手の消耗が激しい状態で延長を意識していたが故に交代が遅れたというものだが、これは判らないではない。ただ、そうならば2トップにしてリスクを冒すという布陣変更との整合性が取れなくなるんだけども、まあ、それもこれも含めて彼なりにギリギリのところでリスクマネジメントを考えた上で、かつ2トップという形で、サイドへの守備の踏ん張りがきかなくなったとしてもゴールを狙うという選択をした上で散ったところがガンバらしいのかもしれない。

こうして今年のガンバのACLも終了したわけなんだが、まあ、こういう負け方をすると、やはり来年も戻って来ないと気が済まなくなるわね。だからこそACLというのは止められないわけなんだけども。勝てなかったことは、特に相手が相手だけに他のガンバサポ同様悔しいのは筆者とて同じだけども、あまり感情の起伏を顕にしないのは、その昔フランスで5カ国対抗のラグビーを観戦した後にフランスに大敗したアイルランドから来たファンらとの会話が原点にあるからだ。試合前と同様に彼らとパブで顔を合わせて話し始めたのだが、その時、ガッカリしてますか?と尋ねたら、一人の男性がこう言った。

"Disappointed is miserable"

この言葉の意味は、ガッカリした、と言うと惨めじゃないか、という風に解釈しているんだけども。確かに負けたことは残念だけども、そこでのネガティブな気持ちをいつまでも引きずっていてもしょうがないよ、というアイリッシュの気丈な振る舞いにこそ、スポーツの観戦で必要なものであるように思えた。

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