大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

ダービーから切り替え(ついでにセレッソのスタイルのACLでの相性についての考察も)

2011-05-28 09:34:23 | ACL/A3
昨夜スカイA+で朝までインテルを見ていたんだけども、こういうこだわり企画というのを朝までぶっ通しでやる制作スタッフのパワーというのは凄いなw マルコ西田が自身のお宝で知り合いのミラニスタから貰ったというインテルユニを出してきたんだけども、なんと背中にLOSERという名前入りで2-4というスコアまでが入っとるw こういう洒落っ気をセレッソもやってくれたらガンバサポとしてはネタで買うかもしれんけども・・・まあ、双方が煽り自粛路線で行っているからそこは無理か。あと、個人的には入場料つり上げてくれてもOKだから今度のダービーはキンチョウでやって欲しいんですがね・・・

まあ、ダービーで勝つのと負けるのとでは天と地程の差があるんだけども、負けた時こそどんな振る舞いをするか、そこから敗北を受け入れてどう立ち直るのか、どう切り替えていくのかが改めて問われるんだと思ったから、試合の翌日からは早速某所へ行ってセレサポの方々には祝辞を述べさせて頂き、ついでに試合についての感想をあーだこーだと話し込んで来ました。改めて、負けた試合でも色々と考えさせらえるところがあるのがサッカーの奥深さだな、と再認識したわけです。例えば失点した場面でも藤ヶ谷のスローから始まっているけども、あの場面で自分はガヤが目の前にいるフタに渡してしまう気持ちが判る。今までのように長く蹴っても競り合えるポイントがない(唯一グノが丸橋に高さで勝てたのだが、もう下がってしまっていた)。そこへ目の前のスペースが広がっていて、フタとヤットならば繋げられると踏んだのかもしれない。まあ、誤算があるとしたらヤットが相手のプレスでボールロストしたことと、その後右サイドで2対1の状況で、ガヤがクロスも想定していたところをニアで抜かれたところだが、これをガヤだけの責任に負わすのは酷だろうな、と思っている。これはあくまでもその一例だが、他にも色々と考えさせらえるポイントが当日の話の中では出てきたものだった。

震災が日本経済に及ぼす影響が大きく、社会人やっていたらどの業界でも多かれ少なかれダメージが出ているだろうし、各自に業務上の負担とかプレッシャーは相当大きくなっているのは想像に難くない。そんな中でも酒を片手に好きなサッカーについてああでもないこうでもないと話しできるのは、たとえ負けたとしても、ささやかな幸せを実感出来るわけです。

あと、その日は、名古屋や鹿島までもが敗退して、日本勢で生き残ったのはセレッソということになったのもまた盛り上がる一因ではあったんだけども。なんか名古屋や鹿島のオーソドックスなスタイルというのだと、状態が悪ければACLではフツーに力負けしてしまうのかな、と漠然と考えたりもしたりもする。

その意味でセレッソは、かつてのガンバがそうであったように、アジアで通用する要素を備えているのかもしれない。今の時点で上手くは言えないんだけども、相手を本来のスタイルから引き離すようなものというのかな。前線が流動的に動いて相手に捕まえさせないスタイルというのはカウンターへの弱さはあるものの、ハマればとてつもない爆発力を秘めているわけです。注目すべきはACLの中韓アウェーでは負けたけどもホームでは全勝しているということ。まあ、ホームでの全北戦は相手がメンバーを落としてきたというのもあったんだけども、それを差し引いても勝っている。その意味では、鹿島なんかが何年掛かっても手に入れられないものをもしかしたらセレッソは既に持っているのかもしれないんだけども。勿論これはまだ仮説の段階に過ぎないわけで、今後彼らのリーグやACLでの戦いを通して検証が必要なのは言うまでもない。

ただ、リーグでなかなか勝てずに連続引き分け記録を伸ばしているところから、研究されているかされていないかがACLとリーグでの差じゃないかと筆者は前にも書いた。でも、それを言うのは簡単なんだけども、そういうのが当て嵌まるというのは彼らのスタイルがアジアで戦う上で有効であるという前提条件がないと成り立たないのも確かだろう。それは、2,3年前のガンバなんかがそうだったように(つか、今でもガンバだってそうしたDNAは持っているわけなんだけども)。実はこの手の話をしたら、歴代のACL組の中でガンバサポが一番饒舌であったりもするわけなんだけども。その意味ではフリーランスのライターの鼎談形式によるACL本というのは、首都圏の鹿島・浦和・川崎の担当ということもあってか、どこか一面的な気がするのが筆者だけだろうか?ガンバがACLを制覇した時のやり方は例外だと言うけども、筆者からすれば、浦和のようなスタイルで制覇するというのもある意味例外的だと思うんだけどもね。

そう考えると、彼らが今後ACLでどう戦っていくか、そしてその戦い方を通して何が解ってくるのかというのを、長年ACLウォッチングを続けて来た者としては興味深いところですがね。といったところで、ダービーの件はこれでおしまいにして切り替え切り替え。

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