大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

J聯賽第10輪 大阪鋼巴 4-1 鹿島鹿角

2011-07-28 06:55:04 | ガンバ大阪
4-1というスコアになったけども、内容がスコアに反映されたかと言えばそうとも言いれない。むしろ試合序盤2回あった決定機のうちいずれかを田代に決められていたら、ガンバとしては追いかけざるを得なくなり厳しい試合にはなったかもしれない。後半にしても攻勢を強めた鹿島の中盤のプレスのところでボールを回せない時間帯が続いたわけで、これどう点取るよ、と思っていたところで、後半スンヨンに代わって入ったラフィーニャが3得点に絡む仕事をしてくれました。まあ、前半から鹿島を走らせるボール回しをしていた効果が現れたということもあったんだけども、結局FWの差というのが出た試合ではあったか。今絶好調のグノ、長年グノと組んできたスンヨン、そしてラフィーニャといたウチに対して鹿島は興梠が欠場。彼のサイドへ流れる動きというのはやはり効いていたんやなあ、と中で鹿島の攻撃を跳ね返したのを見て思っていたんわけなんだけども。

ラフィーニャに関しては周りのチームメイトに恵まれれば力を発揮出来るのかという気はする。この試合ではあまりエゴを出さず、4点目なんか実によく逆サイドでのグノを見つけていたわけだし(アドだったら強引に突破してロストしたところだが)、楔役としてもまずまず。ただ、これが前線でスペースがある状況であることを差し引かないと行けないが、今のガンバならそうしたシチュエーションを2,3回は1つのハーフの中で作れるわけで、そこで仕事してくれるかですね。

守備に関しては今回は1失点の完封勝利でしたw まあ、守備意識は高かったとは思うんですよ。ラインを押し上げるのを我慢してペナルティエリア付近に構えて裏を消す。もっとも、鹿島だってラインを高く上げてなかった分お互いポゼッション時にはある程度ボール回しは出来ていたんだけども、鹿島にしてみればそういうオープンな打ち合いというのは普段願ったりな形だったかもしれないが、今の状態とガンバとの対戦というのが厳しかったか。それでも、鹿島は鹿島という気持ちには変りない。中田コの読みやカバーリングを見ているともう一りボランチの出来る彼が必要なように思えたんだけども、青木というのはスタメンのレベルではないのだろうか?不運だったのは、中田コに対するファウルでヤットに2枚目のイエローが出なかったことではあるけども、西村主審がよく我慢してゲームをコントロールしたとは思うわけですよね。その分西村さんは鹿島によく敵陣でフリーキック与えていたし、アディショナルタイムにしても5分は見ていたし。

鹿島について少し述べておくと、確かに今の状態がお世辞にもいいとは言わない。けれども、弱いというわけではなく、チームの歯車が噛みあっていないとかコンディションが夏場故に上がってこないというところに原因があるように思えて、地力はこのチームにはある。試合後の織部のコメントは決して強がりではないように思えるし、過去にもどん底のチーム状態でも立て直した実績のある監督だということを忘れてはならないだろう。それに、ブーイング吹き荒れる中でも試合後逃げずにサポーターの元へ選手らと挨拶に行く姿勢は凄いなと思った。週末の長居でのセレッソ戦は見に行くんですが、この状態でどう舵取りを取るかは興味深いところですね。

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