大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

それでも鹿島は鹿島であることには変りない

2011-07-27 07:20:39 | ガンバ大阪
鹿島ブログエトセトラさんの今回の記事を拝見致しましたけども、色々と他サポである自分にも、自戒の念として留めておきたいような、突き刺さるお言葉が散りばめられていますね。基本的に素人がプロサッカーの試合を観て選手や戦術についてあーだこーだ言うのは、(プロから見ればだが)味音痴がプロのシェフが腕によりをかけて作った料理に対してまずいとかどうこう言うのに等しいものだろうとは思う。まあ、そのど素人相手に自分の料理の腕前を披露しなければ行けないシェフたちも大変だとは思うんだけども、それでも美味しい料理を味わいたければ、味わう方もまた、シェフがどういう意図があってこの料理を作っているのか、というものをもう少し理解するようになれば、出される料理も味わい深くなるんじゃないか、とも思っているわけです。つまり、いい試合というものを見たい、チームを勝たせたい、と思うのであれば自分もサッカーを見る目を磨かないと行けないという考えには賛成です。

その考えをガンバに置き換えてみよう。失点数がリーグワーストということであって守備陣、特にGKの藤ヶ谷に対して批判の矛先が行くとは思うんだけども、ただ批判をする側にしても最近の藤ヶ谷への非難というのが必ずしも的を射たものかと言えるだろうか?というのも、サッカー経験者の人はサポーターの中には数多く居るんだけども、GKを一定のレベル以上で経験した人というのは非常に稀だとは思うからだ。「なんであのシュートが取れないんだ」という批判というのは、往々にしてGK経験者からしてみれば?なものであったりする可能性があることを覚えておいた方がいいのかもしれない(甲府戦でマイクに決められた4点目にしても、実は脇の下というのがGKにとって意外と難しいコースであるという風に聞いたことがあるんだけども・・・)。

誤解のないように言っておくと私は別に藤ヶ谷を全面的に支持しているというわけではない。ただ、私から見ると彼への批判というのは、去年の前半戦に好セーブを連発していた時への彼への賞賛を単に裏返しに過ぎないように思えるだけだ。それは両者とも結局表面的な見方に根ざしたものでしかないからだ。まあ、今までカントクはチームの調子が上がらない時やカップ戦等に限定してGKを替えていたりしたことはあったけども、松代が居なくなってからそうした交代をあまりやっていないというのは、それなりの根拠に基づいているものなんじゃないかという気はするけども・・・松井大輔がかつて在籍して居たサンテチェンヌみたいにサポに人気のあるGKを出せとサポが圧力かけると監督がアウェイの試合でわざとメンバー落としてボロ負けしておいて、ほらお前らの求めていた起用をしてやったぞ、とはならないだけでもまだマシか。

今日の鹿島相手なんですが、基本的にもう少しコンパクトな中盤というのを形成してやりたいんだけども、鹿島ってそういう相手には序盤ロングボールを放り込んで中盤のスペースを広げに掛かるという印象があった。ただ、前節の柏戦は、柏がラインをペナルティエリアの横のラインあたりにまで下げて守っていたので縦ポンで裏は狙わず中盤で廻して来るのとサイドから田代に合わせるクロスを上げて来ていた。興梠がサイドに流れて起点を作る動きは結構相手から見ると嫌らしいんだけども、彼怪我ですか・・・となると田代に合わせて来るところをどれだけ抑えられるかなんですがね。今まで鹿島には先制を許してからは鹿島られるような形でやられて居ただけに、今の順位がアレでも、試合巧者の残像はこちらには残っているからそうした術中にハマりたくないんだけどもハマってしまう・・・まあ鹿島とやる時はいつもそんな感じですね。

試合直前になって、鹿系のブログやスレってやたらとネガッてる人を見かけるんだけども、それはどこにおいてもよく見かけるものかもしれない。ただ、そんな中で敢えて言わせて頂くと、相手からは自分たちがどう思われているか、ということを意識して、その中からこれはと思う考えを取り入れるということも自分のチームを客観視する上では必要なんだとは思いますね。それが鹿島の場合には試合巧者というイメージで、上手くやられるのが結構イヤだったりもするわけですが、フォローになってますかね?

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