大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

亞冠小組賽 第4輪 大阪鋼巴 2-0 墨爾本勝利(提前出局) - 得点を決めた彼は、「雅人」だ!

2008-04-24 06:31:08 | ガンバ大阪
内容的には完勝で、メルボルンにはこの時点で引導を渡した試合。「提前出局」という中国語は、早々と敗退、という意味が込められている。

この大一番を前にしてかなり気分は高ぶっていたけども、終わってみれば随分あっけなかったと思う。メルボルンが21日に来日したのだけども、試合がないのだからどうして去年のシドニーのように数日前から来日して疲れを取った上で試合に臨んで来なかったのかと思ったけども、やはりその辺は脚氏が指摘していたようにクラブの財政難だということなのだろうか?開始早々から見てもメルボルンの攻撃にあまり迫力を感じず、あちらのクロスの精度が全くといっていいほどのダメっぷりにも助けられた。

ガンバは鹿島戦同様、強気のラインコントロールを見せた。圧巻だったのは、後半でハーフウェイラインでオフサイドを取ってしまった場面。まあ、大きい相手に対して大事なのは、ラインを高くしてゴール前で仕事をさせないことである。身長の高さがモノを言うのはあくまでもゴールに近い位置で仕事をされた場合であるから、今回のラインコントロールが、勝因の一つに挙げられるだろう。

とはいえ、やっぱり不安はありましたよ。ラインを上げられるのは前からのプレスが連動していて初めて可能なものであって、中盤でのプレスがさして効いていたかと言えば疑問ではある(去年と比べるとであるが)。相手にスピードのあるFWがいなかったのも幸いで、マリノスの坂田みたいなヤツがいれば確実に裏を取られてやられていたかもしれない。まあ、高いラインの裏をかいくぐられて前半で1回、後半で2回ヒヤっとする場面はあったのだが、相手のフィニッシュの拙さにも助けられた。やはりこの辺りで、W杯予選の中国戦で負傷したアーチー・トンプソン不在の影響も出ているかもしれないが・・・

あと中澤クン、もう少しフィードの方を練習せい!

ガンバの攻撃の方に目を転じると、雅人がついに移籍初ゴール!しかも2点というオマケつき。これまで幾多のチャンスがありながら外し続けて来たけどもついに結果を残すことができた。そのことを知人の酉サポにメールすると、雅人のゴールという速報にはすんごくムカついておられましたが・・・けど、最初ゴールを決めた試合がACLではなく、ナビスコだと思っていたとかいうコメントの方にこっちはズッコケましたw 

世間的にはまだまだACLって認知されていないんやなあ・・・帰りの電車の中での会話で、誰かが今日ナビスコの試合をやらないため、ガンバだけが日程上不利になっている、と指摘していた。まあ、ナビスコの平日開催を減らしたのは、スポンサー様への配慮ということなのだろうか?それならもっとACLの認知度を高めることと、ナビスコの平均観客動員を上げることを達成しなければ、互いのバッティングを避けた意味がないとは思うので、そこんとこよろしく。

試合後にはサポフィに寄って後半のみであるが、鹿島のアウェー北京国安戦を観戦。隣には出張中のFC東京のサポさんと酒を飲みながらああだこうだと試合について話すことができた。鹿島にとっては後半運動量が落ちて苦しい展開だが、最悪でも0-1で終われば後の2試合勝って得失点差で抜けられるから、さらにもう1点失わなかったら御の字だろうという見解でお互い一致していた。実際ゲーム終盤になっても前線に人数をかけようとかいう意図が鹿島の攻撃にはなかったし、小笠原も先日のガンバ戦のように上がって勝負、という場面は少なかった(でも守備面では結構効いていたけども)。勿論決定的なチャンスはあったけども、マルキーニョスが不在が響いていた。彼がいれば引き分けには持ち込めたかもしれないが・・・

とはいえ、鹿島に対して今回同情的なのは、ACLの大一番を前にして、浦和やガンバとの試合が日程に組まれていたことで、どう考えても鹿島潰しの陰謀に日程くんが加担しているとしか思えないw 個人的にはJで一番攻守のバランスが取れた、地力のあるチームは鹿島だと思っているし、何よりも昨年Jリーグの覇者であるから、こうした日程を強いられてACLで苦戦するのはJリーグにとってもマイナスじゃないかと思うのだが・・・

だからこそ、現地で応援されていた鹿サポの皆さんを労ってあげたいと思う。団体であれ、個人であれ、あの国への参戦はかなりの勇気を必要とする。特に今回個人参戦の方々はチケットの問題での対応に追われたとは思うし、帰りの足はもっと大変だったかもしれない。しかも試合中に中国人らは、国歌を歌っていたのであるから、この試合は只のクラブの試合ではなく、クラブに戦いの場を移した「抗日戦」だとあちらでは捉えられていただろう。その中で負けたのは大変悔しいとは思うけども・・・

それでも敢えて、盟友Anotoninhoさん、お疲れ様でしたと言ってあげたい。これでお互いグループ突破の道が見えてきた、と言えるんじゃないでしょうか。残り2試合しっかり闘って決めましょう。


6 コメント

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ありがとうございました。 (コール)
2008-04-25 00:25:26
こんばんは。サポフィにてお世話になりました東京サポーターです。様々なお話をさせていただけたこと、
感謝いたします。

北京の気象条件などについて、非常に細かな情報をお持ちでしたので、もしかしたらとは思っていましたが、
やはり民国97年さんでいらしたのですね。いつもブログを拝見させていただいていましたので、嬉しかったです。
またお会いする機会もあると思いますが、その際もよろしくお願いします。なおサポフィでもお話しましたが、
来月も大阪に行く用事がありますので、またサポフィにも行く予定です(笑)。
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Unknown (民国97年)
2008-04-25 05:38:27
>コールさん

こちらこそありがとうございました。ブログをいつも見ていただいておられるなんて恐縮です。

大阪へ来られることがあればお気軽にご連絡下さい。またご一緒できるとは思いますので。
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Unknown (midori)
2008-04-25 07:20:04
だって・・

ACL よ?


日本代表でさえ開催日を忘れるくらいなのに。


全くうちに関係ないじゃんw


すんません
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Unknown (民国97年)
2008-04-25 12:02:53
>midoriさん

まあ、確かに代表以上に認知度の低いACLへの関心は当事者以外の人にとってはそんなもんかもしれませんがね。ただ、ACLを興行的に盛り上げるには他サポも巻きこみたいと常々思っているんですが、出ることが決まればその辺意識が変わってくるかもしれないですがね。

ということで、天皇杯をまず狙ってみては如何でしょうか?
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ありがとうございます (Antoninho)
2008-04-28 18:00:39
コメントが遅れてしまいました、労いの言葉ありがとうございます。

現地では後半から♪ゴール鹿島~のコールを繰り返していましたが選手たちは冷静に状況を判断できていたのでしょうね。まあ曽ヶ端のセーブがなければ危うかったのですが…

ガンバは完全に頭一つ抜けた状況ですがスパチャラサイでの試合が残り、鹿島は離れた相手との得失点差勝負、確かに道は見えてきましたがまだ気は抜けませんね。北京国安戦のレポまとめてからまたタイ語と格闘の1週間となりそうですが、お互い頑張りましょう!
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Unknown (民国97年)
2008-04-29 06:49:01
>Antoninhoさん

戻ってから暫くはバタバタしておられるでしょうが、改めまして北京遠征お疲れ様でした。中国アウェーの難しさというのは、試合だけでなく試合前のチケ、会場のセキュリティ、そして試合後の足などサッカー以外のところにも気を配らないといけないところにあったと思います。そのことは、私も過去に代表戦で中国に遠征したことがあるためよく理解できます。

現地で応援しておられたら、あの雰囲気の中で勝てなかった悔しさだとか、いろんな感情が入り乱れられたんじゃないかと思われます。けど、それでも得失点差では鹿島がまだ有利なわけです。勿論まだ楽観はできないですが、お互いに最後まで頑張りましょう。

その前に互いにリーグ戦の方が大変かもしれませんが・・・
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