大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

J聯賽 第16輪 大阪鋼巴 2-1 川崎前鋒

2008-07-13 10:06:04 | ガンバ大阪
「自分が苦しい時は相手も苦しい」。これはスポーツの世界でよく言われた格言であるが、今のガンバと対戦相手の状態もそのように考えたら、さほど悲観することはないのかもしれない。試合前、一部のサポ仲間にネガネガモードが蔓延していたんだけども、隣のオッサンがウダウダとネガっていたため、「民国の法則」に基づけば今日はいけるな、と思った。つまり、そのネガりの逆のパターンになることが多いわけなんですがね。

まあ、サポって基本的に自チーム本位の考えをするのだから、チームの状態を相手と相対化するという発想がなかなか生まれて来ないのは仕方がない。ただ、この2試合を見ていて何となく思ったことがある。柏にしても川崎にしても、どうも前半ガンバをリスペクトし過ぎていたのではないか、と(逆に言えば、ガンバがナンボのもんじゃい、という勢いでぶつかってくるような選手、川崎で言えばさしずめテセがスタメンの方がどれだけイヤだったか)。

つまり、ガンバという名前だけで相手はその攻撃力を警戒してくれたということである。結果として立ち上がりはガンバにとって悪いものではなかったのであるが。後半どうしてもペースダウンしてしまうため、前半攻勢に出ている時間帯に得点を重ねてしまえば、あとは後半相手にペースを握られても、オフサイド崩れでジュニーニョにやられた失点を除けば、川崎に攻めさせて、川崎のカウンター発動を無力化してしまう。去年のホーム柏戦や九石でやる大分戦などでも見られたカウンター殺しの戦術である。

まあ、欲を言えば後半攻勢の時間帯でやはりもう一点取りたかったけど、ミチも気合が空回りしていたなあ・・・ただ、この試合4バックを基本形としているんだけども、ミチが前に上がる時3バックをも併用するシステムでいた為、ミチが上がっている間は智や加地のカバーというのは大変だったと思うけど、守るときは4バックというシステムで対処し、かつ高いラインコントロールを見せた。これで川崎はパスの出しどころがなかったからね。ただ、ルーカスがボランチの位置まで下がってゲームメイクする現状は相変わらずヤット不在の苦しさを物語っている。バレーが前線でボールを収められず、山崎が前線のクサビ役として機能していない為に、途中でルーカスを前に上げざるを得なくなってしまうんだけども、この試合彼は一人で3役くらい(ボランチ・2列目・FW)こなしていたから、来週の水曜日に彼を見たら東京サポはビックリするんじゃなかろうか。

この試合で輝いたのは二川。2得点のアシストについては言うまでもないが、OAで持っていかないで下さいよ、反町さんw あと、佐々木は右サイドからのアウトフロントで出すクロスは、目の前で見ていたがなかなかのもの。加地もこれくらいやって欲しいんだが、この試合では守備専念やったもんね。加地さんの絞りというのがやっぱり効いていたなあ。

一方、川崎はどないしたん?というくらいに悪かった。確かにガンバのラインが高いため、それをかいくぐって裏にフィードを出そうと思えばどうしてもタイミングがズレるのかもしれないけども、それでもサイドチェンジやロングフィードが全く繋がらないし、ケンゴがこんなにミスするのは見たことはない。中盤と前線の繋ぎ役ともいうべきマギヌンのような選手が不在な為、ジュニーニョが下がってボールを貰う破目になるんだけども、彼が前線に張られている方がどれだけ怖いことか。大橋はスタメンじゃムリってことか。高畠さんもホロにがーい凱旋デビューになりましたなあ(一応この人高槻出身。インタブー聞いていると大阪のアクセントちょっと出ています)。けど、自分は川崎のポテンシャルというのはこんなモンじゃないと思っていますから、終盤等々力でやる時はそれこそ死闘になりそうな予感はする。

川崎サポの皆さん遠方からご苦労様です。今回の遠征の収穫とも言うべき、1000マイルは11月ぐらいに振り込まれるんで来年以降のアウェー遠征の足しにして下さい。あと、スタジアム外でフードフェスタ始めましたので、グルメ事情は改善される方向に行くと思うんで来年も良かったら是非。僕も今年は等々力に行く予定ですんで。


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