大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

来季以降の監督人事考

2009-10-30 07:12:37 | ガンバ大阪
来季のことを考えていく上で気になるのは、カントクが破格のオファーを貰っている(と聞いているが)にも関わらず保留しているということなんだけども・・・編成上での意見の食い違い、という理由でと報道されているところが興味深い。

まあ、それは今に始まったことではないと思う。05年に実好を一度は戦力外にしたけども、カントクがそれを翻したり、去年だってミネイロは別にもういいとカントクは決めながら水本の移籍によって、急遽山本山が残留を決定したり。あとは、播戸と松代か・・・

あくまでも筆者の推測なんだけども、去年の時点でフロントはこの二人を戦力外(松代は引退)扱いにしようとして、播戸を放出しようとしていたように思えるのだが、今年残れていたのはひとえにカントクの意向なんだろうなと思ったりもする。バンなんてカントクからしたらスーパーサブで流れ変える上で必要なカードだろうし、松代なんて都築に替えて起用し出した選手だからカントクにとっては思い入れがあるのかもしれない。フロントにしてみれば若返りが急務なんだからまずは松代あたりからと思っていてもそうは行かなかった。

そう考えると、某弱化部長にしてみれば、カントクって実は目の上のタンコブなんだろうなあ、と思ったりもする。そりゃ、彼にしてみれば自分が交渉を重ねてきて獲得してきた選手が全然生かされていないわけやからね(もっとも、カントクが使えないヤツばかり獲って来ていると思ってたら、どっちもどっちやな)。今は一応カナモリに指示されているから続投のオファーを出したりしているんだろうけども、カントクにしてみればあまり誠意が感じられないというか・・・それは条件だけの問題ではないんだろうな。それが過去の話し合いの中で言葉の端々から伺えるわけです。

個人的には、今までカントクが残してきた実績には敬意を払いながらも、どこかで変革していかないといけないんじゃないかな、という思いを捨てきれないでいる。それは彼の功績を否定するわけではなく、勝ち続けてきた今だからこそ常に変革し続けないといけないという気持ちの方が強い。特にグローバルな視点で捉えれば今のガンバがどこかブラジル臭が漂っているような状態であるならば、それを欧州の主流仕様に進化させていかないといけないんじゃないか、とも思ったりもしている。特に4-2-2-の中央偏りのサッカーを見ているとね。

ただ、気になるのは、カントクがそういう仕様にしているのは、ガンバにはサイドより中央に向いている選手が多いからそうしているのか、ということなんだけどもね。まあ、その見方が正しいかどうか監督が代わって新しいサッカーにチャレンジしてみないと何とも言えないところだけども。

現実的に続投要請を蹴られた時点でフロントが欧州からの指導者を連れて来れるかと言えば?なんだけども、カントクとは今年限りの可能性があるということも視野に入れておいた方がいいかもしれない。その時には、国内だけの視点だけで見るのではなく海外のトレンドというのを頭に入れた上での監督人選というのを考えてみればいいかな、と思ったりもするんですね。あ、そうするとブラジル人監督はもうええか、ということはお隣のケースを見れば解りますね。

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