大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

1st stageという名の実験を振り返って

2016-07-08 23:49:34 | ガンバ大阪
宇佐美ロスによって両SHの運動量と推進力を活かす形とヤットのセットプレーの精度が良かった為に勝てたのが鹿島戦だったけども、軸のFWがいない、ヤットをボランチで使えないっていう問題は付いてくるかな。宇佐美が居た時にこの形で勝てたのは3節の大宮戦以来か。それ以来健太監督は色んな形を試してきた。

まず、ウサパトの2トップが運動量の面で機能しないと見るや、パトではなく長沢を宇佐美の相方に据えた。つまり、長沢にその分走れっていうことなんだけども、肝心な宇佐美の調子がその時上がらなかった。

次に一旦構想から外れたように思えたアデがなんだかんだ言いながら点を取れると見るや、サイドの運動量や守備に目を瞑ってサイド起用しだした。これが2試合程ハマったが、アウェイ東京戦でボロが出始めたことによって、ホーム湘南戦を最後にアデのサイド起用を諦めた。その分パトを名古屋戦以外ベンチスタートの序列に下げた。

こういう試行錯誤している中で、誰それ使えとか、ヤットはボランチだとか(それ出来るんだったらそうしてるわけでね。でもルヴァンカップの抽選に活かせる位だからどこかで活かすしかないわけでしょ?)、宇佐美をやっぱりトップ起用しろとかいう声がサポの間では出て来るのも無理はないけども、それやって無理だったからこそ今試行錯誤しているんじゃないかって思ったりもしていたりもした。

ここへ来てようやくサイドの運動量をベースにする形を思い出して来たんだけども、本当ならそこの部分ブレては欲しくなかったけども、前線に過剰な人材を抱えたら使わないっていうわけにも行かなかったのだろう、とは推測するし(でないと次から選手を貰えなくなる恐れがある)、健太監督は守備偏重で望んで決定機を決めきれないと、守備力削ってでも点取りに行くという傾向も見えたりもするからな・・・

ということで1st stage はAClの為に選手層を厚くしたつもりが、実は適材適所ではなかった為に人材の見極めに時間をかけた実験だったっていうことが言えるかもしれない。2ndではこの教訓を如何に活かすかなんだけども・・・

ここへ来てレナトっていう名前が出てきているけども、彼自身ピクシーの構想から外れ(しかも練習試合でツバ吐きやって公式戦出場停止処分食らってた)、しかも守備が怪しかったっていうところを見ると正直彼来てまた生態系が崩れたりしないかが気になる。まあ、もしかしてどこかで決めきれないとやっぱりFWの補強がいるっていう話になるかもしれないな。このブログのエントリ書いた後に続報あるかもしれないが、現時点での自分の予想を言うと、決まる時にはノーマークのところから決まるのがアデや淳吾の例から見てもとれるように、レナトの名前が出てくるという時点で、実は彼ではないかもしれない(東京なんかに決まったりでもしたら、本当にどう使うのって思うけどもw)。

何となくなんだけども、レナトでダメだった場合のプランBのFW候補はありそうな気はするかな。つまり、レナトの噂は、FWを探しているっていうことの裏返しでもあるわけなんだけども。まあ、今後のこと考えて、選手を補強できる期間が今シーズンはもう今月だけってことになるならそう動いているのかもしれない。逆に補強しなかったケースって、14年に原口が夏にドイツ移籍で抜けた後に現有戦力の底上げ図った浦和くらいか。あの時の浦和って興梠がケガするまではそれが上手く行っていたかもしれない。

まあ、今思えば興梠のケガというよりも、寧ろウチとの試合で先制されたことで焦って興梠を強行出場させたことが、ミシャのそのそのシーズンの敗着だったかもしれないな。負けていたとしても勝点差2位で首位だったわけだし。でも、あの試合の映像振り返ると、87分までスコアレスで進んでいて、勝てば優勝っていう雰囲気になってもうてたんよね・・・

だからまあ、浦和の例を見れば人を入れるだけが補強ではない、っていう事例はあるんだけども、終盤のアレのせいで・・・てことなわけだけども。まあ、サッカー選手でない方のビスマルクが言うように、こうやって色々他チームでの事例や教訓というのを学ぶことも大事なことですね。それをやっていないで監督人事でやらかして低迷しているオリ10クラブ(以下略

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