大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

J聯賽 第18輪 大阪鋼巴 1-0 千葉杰夫

2008-07-21 07:09:55 | ガンバ大阪
厳しい試合だったが、終わってみれば後半アディショナルタイムに雅人のゴールにより1-0の勝利を収めたのは、試合中でのポゼッションやシュート数の差を見れば順当な結果であったと言えるのではないだろうか。

千葉とやる時にいつも苦しむのは、この試合もそうだが、両サイドが最初から広いポジションを取っていて、ボールサイドとは逆のガンバのSBが中へ絞った時にサイドチェンジを仕掛けてそこを狙ってくる(特に安田のところは)。こういう形というのがガンバが苦手にしているからこそ、千葉がどんな順位にいてもこのチームとの対戦する時はいつも苦しめられるわけですが。実際これで前半安田は千葉の谷澤と対峙させられて、一度は抜かれたところを後ろから止めてイエローを貰っている。ただ、中は固めたので、谷澤のドリブルや根本の巻いてくるクロスはイヤらしいけど怖いというとこまでは行かなかった。

となると、あとは攻撃なんだけども、4-5-1というシステムで後ろでガチっと固めて来られた中ではパスが通りにくく、逆にこれをカットされてカウンターを食らう始末。後半どう立て直すかな、と思っていたらまず倉田に替えて佐々木、これでボランチを削ってサイドに人を配し、ボスナーに付かれていて沈黙していたバレーを平井に替える荒療治。実は、バレーって相手のセットプレーの時の守りにおいてその高さというのは効いていて、守備の時は逆にボスナーの高さを抑えていたんだけども、平井というオプションもカントクは考えるようになったということか。佐々木に関してはここのところ彼が見せているパフォーマンス通りで、後半からの攻撃のアクセントになっていた。けれども、千葉は中を固めていてなかなかゴールを割れない。明神のヘッドは、良太にクリアされているしなあ・・・

開幕戦と同じくスコアレスドローという結果も覚悟しかけた後半ロスタイムに、この日消えていた二川に替わって入っていた雅人が一瞬橋本とカブりかけたところに飛び出して左足一閃!これが決勝ゴールとなった時はゴル裏全体で喜びを爆発させた。去年はヤットのFKというホームランが飛び出したけども、今年はこういう接戦で決着を着けられる野球のバットがない。けれどもそれを全員の力で勝利を呼び寄せた。

引き分けという可能性はあったかもしれないが、逆に言えば負けることは頭になかった。それは、結局千葉の消極性だったかもしれない。確かにこのように守りを固めていたら失点のリスクは少ないけども、今の彼らはリスクを冒してでも勝ち点3を取りにいかねばならない。一つの勝利は3試合分の引き分けに値するのだから、勝ちを狙いにいかないといけなかったのだが、相手の選手交代を見る限りにおいてはそのようには感じられなかった。出来ることなら来年も来たいとは思うし、今後対戦がない以上、我々としては千葉には残留できるように頑張って下さい、と言うしかないんだけども。まあ、この敗戦が悔しいからこそ、来年も対戦できるように絶対残ってやるんだ、とジェフサポの皆さんが気持ちを新たにしてくれれば、この試合をやった甲斐があったとは思うんですがね。

去年はナビスコ決勝の翌日に天皇杯の千葉vs大分戦でフクアリに来たが、リーグ戦では1年ぶりに来た。千葉の選手紹介スタイルも去年とは異なっていた。DJが苗字を読み上げ、サポがそれに呼応して下の名前を呼ぶスタイルが無くなっていたのは残念。個人的にはあれはいいと思ってたんだけどもね。昼間に見に行っていた千葉マリンのDJも来ていたけども、野球の結果のようには行きませんでした。試合後は去年と同様に「天府記」で仲間らと祝杯を上げることができた。来年も来れるといいんだけども。


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