さて、天皇杯決勝について書こうにも、気分はもう新シーズンに向けて切り替わっているわけで決勝録画もしていなかったんであんまり細かく振り返ることはないかな、と。評論については色々と出尽くしてるし。ただ、天皇杯優勝というのが長沢の台頭によってパト自身の意識改革ってところが主な原因だとは思うんで、決勝は彼の2ゴールで勝ったのはある意味象徴的な結果だったかと。その意味で競争ってやっぱり大事なんやな、と思うわけです。長沢が来た時は確かパトに移籍の噂が出ていて赤嶺も出場機会を求めていたような時期だっただけに、その後二人共残ったというのは本人にとっては誤算だったかもしれない。けどそんな中で腐らずにチャンスを待ち続けたのはある意味立派ではあった。
と、ここへ来てアデミウソン獲得の話が舞い込んで来たわけだけども。決定権はサンパウロにあるんだとしたら保有元では抱えきれないなら、買い手を探してACLでアピール出来るクラブへということなのかもしれない。まあ、そういう皮算用がどれだけ上手く行くかですね・・・欧州はあまり高すぎるとビッグクラブ以外は手が出せなくなる。
そうなると中国や中東という話なんだけども、問題はアデミウソン自身が日本を割りと気に入っているということ。そこらへんパト、クリスティアーノ、それにドウグラスらのケースにも言えるけども、転売ビジネスの問題は保有元が高く売れるところに売りたくても、選手本人が日本でやりたがっているということなわけ。だからまあ、短期間で大金が必要な家庭の事情というのがない限りにおいては基本的に彼らは日本を選択するということになる。
まあ、地球の裏側から見れば日本も中国もそんなに大差ないように見えるかもしれないけどもねw ただ、皮肉なことに、転売目的でACLなんかに出るところに貸したら、中国アウェイの環境-PM2.5とかボコボコのピッチ-とかを目の当たりにして、やっぱ日本の方がええわ、って、アデミウソンの場合もなりそうなんじゃないかって。
もっとも、広州恒大がオフにピッチを大改造したらしいけども(将来的には天河のトラックもスタンドに改修して専スタにする計画があるらしいが)、それがどのように変わっているかは楽しみ・・・と思ったら我々が天皇杯優勝の結果、浦和さんがまず改造ピッチを体験することになったわけですけどもorz もっとも、改造したけども結局は中国クオリティじゃないかっていう気がしないまでもない。
ということで、短いオフですけども、気が向いた時に日頃書き溜めておいたことをブログでは定期的に発信して行きますので、今年も宜しくお願いします。
管理人 民国105年