大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

中超開幕-大連実徳の凋落

2009-03-24 01:39:54 | 中国サッカー
西京極から帰宅したその夜に、ちょうど中超の開幕戦が行われていたな、ということでネットを開いてみたら、ACLに出場した天津泰達が大連実徳をホームに迎えて試合していたので見てみたが・・・

3年前ACLに出てガンバと対戦した大連実徳が全く別のチームに成り下がっていた現実がそこにあった。3年前ACLと掛け持ちしていた頃は国内リーグでもそれなりに苦しみながらも勝っていた記憶があった。あの当時と比べると・・・一応6人主力は残っているし、現役代表・元代表の選手が含まれている。まあ、攻守にわたって要であったヤンコヴィッチが一昨年いなくなってから、昨年に至っては大連海昌と名前を変えたもののついには残留争いをするところまで凋落した。

その大連は捲土重来を期して、今年からなんと、あのアン・ジョンファンを獲得したらしい。ACLの山東戦でああいうことがあったのに・・・別に中国のことが嫌いじゃなかったようです。

けど試合は結局、アウェーで天津と対戦して1-4で敗戦。開始早々に天津にFKからニアサイドで毛彪(マオ・ピヤオ)の頭に会わされてファーポスト際に決められたのが試合の流れを決した・・・まあ、あれはなかなかきれいなゴールだったな。その後大連もそれと同じような形で同点に追いついたけども、再びセットプレーからのこぼれダマを詰められると、更にオフサイドギリギリのところでカウンターで飛び出されてからクロスをあわせられて追加点を許す。更に4点目も許してしまって、こうなったらアン・ジョンファンを見せてくれよと思ったけども、結局出場せず。

総じてセットプレーで主導権握った天津が、川崎とやった時のように深いラインで守備を固めてしまった為にセットプレー以外に失点を許さない手堅い試合振りを見せていた。中盤のプレスはJと比べてそんなに激しくはいかない、というより全くないに等しい(千葉の方がまだ中盤があるという感じ)。ただ、川崎が注意すべきなのは、セットプレーで失点して相手に主導権を渡してしまうと苦しくなるからそこを気をつければ大丈夫かな、という感じですね。まあ、フツーの放り込みなら川崎山脈で対応できるとして、この試合の1点目みたいな感じでニアに飛び込んで来られるのに気をつけとけばそうはやられないでしょ。けど、先週の川崎ってACLでもリーグでも内容は良かっただけに、早い時間での失点が悔やまれるんだよなあ・・・だからそういうのを天津相手にやってしまってはダメだということですがね。

今年は中超も機会あるごとにネット中継で追っていくつもりであるけども、改めてJと比べると、Jって本当にアジアの中でレベルが高いな、と思う。中盤のプレッシャーなんてJ1下位のチームでさえフツーにかけてくるわけなのに中超ではそれが全くないのだから。だとすれば、今年こそ今まで日本勢が勝てなかった中国アウェーという鬼門突破を果たすべきだろう。その中国アウェーの遠征準備についてはまた別の機会に書くことに致します。