大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

2009 聯賽掲幕戰 大阪鋼巴 3-0 掃千葉杰夫 得了開門紅

2009-03-08 09:22:50 | ガンバ大阪
千葉を3-0で一蹴し、シーズンの門出を飾ったという開幕戦。

相手が千葉であった、ということを差し引いても素晴らしいスタートが切れたということを素直に喜んでおきましょう。去年は同じ対戦カードで(しかも2節も去年と同じ磐田ですよ)ものの見事に出だしから躓いていたわけですから。

この試合においてだけ見ると、加地の負傷退場が「ケガの功名」だったかな、と言える。橋本が右サイドバックに収まったために、ルーカスが中盤に下がったのであるが、この試合におけるキーマンは、中盤に下がったルーカスということだった。この人が持っているボールキープと献身的な守備というのは、FWやるにしては物足りないのだけども、中盤だと最初から下がり目の位置にいるから問題はないw 

そう、ルーカスが2列目に専念でき、かつジョーカー雅人をベンチから出せるような前線の構成が出来るチームこそが本当に強いと言えるわけで、この試合は強いガンバの片鱗を見せてくれたと思う。レアンドロなんて本当にキレキレだったし、彼がサイドに流れて起点を作る攻撃って去年までFWがサイドに流れるプレーが少なかったガンバにはあまりあり得なかった。実はレアンが入ると聞いた時に、神戸時代やっていた彼のプレーをカントクがどこまで認めてくれるか不安だったんだけども、前線での連携についてはある程度カントクは裁量を認めているということなんだろうか?

このルーカスとレアンが縦に並び、さらにジェジンが加わった連携には本当にワクワクさせられた。そしてようやくガンバが始まったということを実感した。

課題を挙げるとすれば、最終ラインの連携で、パクどんは対人能力の強さを発揮できるけども、ビルドアップの時の位置取りがやや深い。もう少し高い位置に張って欲しいのだけども・・・だから高いラインでのオフサイドが取れるようになれば本物だろう。

ただ、高いラインコントロールをしようにも前半のメイン側の副審だとそれがやりようがなかった。前半終了間際なんて本当にオフサイドじゃなかったかは帰ってから録画で確認しないとわからないけども。まあ、白黒つけようと思えば欧州のようにVTRでパスが出る瞬間の最終ラインと相手選手の位置関係が把握できるようにしないといけないのだけども・・・ただ、それをやるからには、審判だって人間だから間違えることもあるという寛容さが必要ではあるのだけども。

皮肉なことに、後半千葉のゴールが戻りオフサイドで取り消されたのだけども、ガンバはメイン側の副審に、千葉はバクスタ側の副審に不満があったということが言えるだろう。あと、主審はやはりアナザーワールド。けど、ACLを考えるとあれぐらいには我慢が必要でしょう。

千葉について言っておくと、巻は前線でのプレスをサボらないのには頭が下がるし、中盤でのプレスは山東よりは強いw ボールを奪ったら安田の裏をついて来るのはガンバ対策のお約束。この辺はリーグでずっと対戦しているからガンバの手の内を知り尽くしていると言えます。だから、来週火曜日に山東と対戦した後に、千葉よあなたは強かったなんて言えるぐらいになるんじゃないかという気がしますね。

だから、ACLって相手がどうこうよりも、中2日というコンディションで90分走り切れるかがカギ。ただ、中国はまだシーズンが始まっていないし、公式戦はパンパシで大分とやった時以来。今までのACLにおいて試合間隔が開いている方が調整に苦労しているような記憶が強い。その意味ではガンバが連戦で戦える力が問われる試金石と言えるのが火曜の山東戦だと言えるだろう。