ねむたいむ

演劇・朗読 ゆるやかで懐かしい時間 

今年一年

2016-12-18 | Weblog
9月にPアクト文庫に出演させてもらって以後、途絶えていたブログの更新。
なんと、もう年末になってしまった。のらくらと暮らしてると時間のたつのが早い。
最近の出来事を列記してみました。

①先日、東京に行ってきました。
今上演している川野さん出演のお芝居を観るのが第一の目的。
小劇場てあとるらぽう10周年記念公演「ウィンザーの陽気な女房たち」。
とても面白かった。

あとは泊まりたかったレトロなホテルと、そうそう、久しぶりに再会した従姉妹たちとスカイツリー展望台にもスカイツリー、まあ、高いには高いけど、それがどうなのって感じだ。

ソラマチ31階のソラシドというイタリアンレストランで昼食。スカイスリーが正面にド迫力で見えて、それはそれで素敵だった。

②劇作家協会の「ト書き」57号に小さな文書を載せていただいた。
昨年の星みずく公演の反省をこめて。
以下がその文面です。

芝居を作るって難しい

み群杏子

私のような寡作のものでもたまに上演依頼をいただく。近隣での上演だと本番を観させてもらうことも多い。脚本の解釈も劇団によってさまざまで興味深い。
公演後の反省会や交流会に参加させてもらうこともある。
高校で作品を上演してくれた生徒さんが、何年かたって、私の舞台を観に来てくれたりする。つながりを感じてとてもうれしい。

五年ほど前、自作を朗読したいと思い、「星みずく」と名づけた一人ユニットを立ち上げた。
カフェやバーなどの小さな空間で音楽とコラポしたりして、楽しんでやってきた。
そんな星みずくで、昨年、はじめて本格的な芝居をプロデュースした。
「灯屋・うまの骨」という、もともとは東京の劇団大樹さんのために書かせてもらった作品なのだが、大樹さんと相談の結果、東京と大阪それぞれ十一月と十二月に、続けて上演してみたらどうだろうということになったのだ。
同じ脚本でもこんなにも違う舞台になるんだと、試みそのものは面白かったのだけど、製作過程は本当につらかった。
何人もの役者さんが出演する舞台を、ひとりでプロデュースする能力なんて、私にはない。もう途中で何度も投げ出したくなってしまった。
引っ張ってくれた演出家、役者さん、スタッフさんには感謝しかない。
芝居は、その作品を望んで上演してくださる方にお任せするのが一番だ。
その上で、自分に出来る範囲で協力をする。
それが今の私の反省と結論だ。

(写真:星みずくプロデュース「灯屋・うまの骨」より)


③星みずくのホームページが移行失敗で行方不明になってしまった模様(-_-;)。
管理者のかばさんと相談して早々に復帰させたいと思っています。

……………。

さて、ト書きに書かせてもらった通り、単独プロデュースはもうあきらめて、
一年先ですが、来年の12月、東京で「絵葉書の場所」という作品を劇団大樹さんと合同プロデュースで上演すえることになりました。
もともとはかなり以前に書いた作品。もうパソコンにも残っていなかった作品ですが、一冊だけ残っていた過去の上演台本を劇団大樹の川野さんがデーターに起こしてくださいました。
今、大幅に書き直しています。
他にもいろいろとやりたいことが。
来年はちょっと新しいことも始めてみようと思っています。


みなさま、よきクリスマスとお正月を!




















コメント
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