ねむたいむ

演劇・朗読 ゆるやかで懐かしい時間 

月と語りとアンサンブル

2007-12-09 | Weblog
とても素敵な企画なのだ。私の作品をまとめて語ってくださるという。ただ語るだけでなくいろんな趣向を凝らして変化に富んでいる。アイリッシュハープの演奏、生け花のアート。
取り上げてくださっている作品は、戯曲集「微熱の箱」にも所収されているラジオドラマのいくつかと、小さな同人誌に書いた小説「ジェリービーンズの指輪」、一人語りの朗読劇として書いた「カスタネットの月」だ。それらをまとめてひとつのイメージを持たせて舞台化されている。もう観る前からわくわくしている。
いつも自分の作品を他のお客さんにまじって客席で観させてもらっていると、自分はとても贅沢なことをさせてもらっているなと思うのだ。それは高校生たちが一生懸命演じている学校演劇の場でも同じだけど(その場合は、別のヒヤヒヤドキドキもあったりするけど)、プロの方たちの計算された演技や演出を観させてもらうのは、自分にとっての宝物をいただいた気分になる。
というわけで、劇団大樹の川野さん、演出の山口さん、出演者のみなさん、本番、お会いできるのをとてもとても楽しみにしています。

劇団大樹「月と語りとアンサンブル」ーみ群杏子の世界ー

日時 12/14日19:30~
15日15:00~ 19:30~
16日13:00~ 17:00~
場所 スタジオアキラ(東京 中野坂上)

チケット予約・詳細は劇団大樹http://taiju.main.jp