蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

いろいろ、あります。おられます。

2011-06-29 | 無題

昨日は、時間がなくて、5分でブログ更新した。(画像は、あとからアップした)
一気に、入力。
見直す暇もなく、ほとんどツイッターみたいなものだ。
しゃべり逃げというか、悪口だけを言って、全速力で逃げる、っていうかんじ。

今日は、余裕かあるので、おなじみのお気に入りブログをゆっくり読んだ。


毎日、欠かさず更新される、パリのアクティヴなレポート、
一日でも読まないと、せっかくの充実したものなのに、たまってくるので、
できる限り、せっせと読む。
このブログは、とても内容が濃くて読み応えがある。
優秀なサポート・スタッフ(現地フランス人&日本人)の人海戦術が功を成し、手抜かりなし。
のほほんと過ごす、「まったりパリ」とかではなく、毎日毎日が、弾丸パリ。

アメリカのある方のブログも、地に足着いた暮らしが力強い。
同世代のもたらす悩みも共感できる。

さらに、別の方のブログ。
とてもいい方なんだけれど、いいコトだけをアップ。
絶対によくないコトはアップされない。
甘味料が効きすぎたお菓子を連続して食べたような後味。
人生、生活、酸いも甘いも、苦いもあるはず。
なのに、なぜか、家庭や、お出かけの、いいコトだけを、
濁りを漉(こ)して上澄み液だけをすくいあげ、さらに磨いてアップされる。

徹底して、とことん、そこまでやると、もはや、ポリシー。

まあ、ひとそれぞれの、やり方がある。
美しいものだけをうっとり眺めて、日々のモヤモヤや、ウップンを晴らす読者の方もおられるのだろう。

美しいものも、もちろん、素晴らしいが、ものには、限度というものがあって、
そうそう美しいものを、これでもか、これでもか、と並べまくられると、よけいに寒々してくる。
わたしが、そうとうの、ひねくれ者だからだろう。

醜いものは、すべて隠せ、ってことならまだマシだが、
「醜いものなど、わたしには、そして我が家には、ありませんのよ」というスタンスは、・・・???

「美人大女優は、トイレに行きません、排泄しません」みたいなノリ。
鼻水も出ないし、鼻毛も、シワも、もともと絶対に、なあんにも、ないんですよ~、
蝋(ろう)人形の美しさに共通するものがある。

生活感を醸し出すのがお嫌なんだろうけれど、やりすぎは、不自然。

カワイイ子供も、大きくなって成長して、自分の手から離れる。
いつまでも、カワイイままで、大人になっても親に保護されていたら、これまた、問題あり。

良いことだけを表現するのは、片手落ちだと感じる。
ことさら良いことだけを強調しているようで、鼻につく。
が、それをわかって、読む、大人の童話みたいなもの? 
ただし、書いている本人は、それに気づいてない(と、たぶん思う)。
あるいは、気づいていても、気づかないフリだったとしたら、
そういう確信犯のほうが、ずっと人間くさくて、わたしは、好き。


そして、久しぶりに訪れた、夫に浮気された妻のブログ。
これは、もはや、斜め読み。というか、飛ばし読み。
というか、ざーーーっと、スクロールするだけ。
いつも同じことを繰り返し、延々、やっていて、つまらんです。


かくいう、わたしのブログも、そうなんだけど。

「あいかわらず、つまらん」、ってため息つきながら、
わたしのブログを一瞬でスクロールしておられる方も、訪問人数にカウントされるので、

それはそれで、知らぬが仏。

にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ 人気ブログランキングへ 

ああ、、、、わたしって、なんてイヤなやつなんだろう・・・