蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

白馬の王子様の条件

2011-06-09 | 無題

独身女性の悩み。

結婚したいけれど、結婚したい相手がいなくて、できない。
理想が高いからだと、まわりから冷ややかな目で見られるが、そんなことはない。
条件にぴったりな人、性格もいい人が現れても、女性が愛を感じなければ、砂漠地帯。

「愛」って、インスピレーション?
びびび、か、ピピピか、そういう電波?
発信する側と、受信する側。

それを愛っていうのかあ・・・
それは、種の保存に必要な、人類繁栄に不可欠アイテムである「本能」を
ピンクのリボンで、ラッピングしたもの?

いえいえ、それだけではないはず。

なんでもかんでも中ぐらいの、特別、良くも悪くもない人。
それは、それで、無難だけれど、背中を押すものがない。
パンダの、オス&メスが一緒の囲いに入れられて生活しても、ちっとも愛が発展しないように?
愛が発展しないというのは、メーキング・ラブへと移行しないってこと?

だから、それだけではないんですって。
なにかハッキリわからないけれど、なにか、なんです。
女性は、生物としては受身なので、このあたりが、難しい。
社会的には、男女の差が狭まってきているけれど、歴然とした違いも横たわっている。

でもパンダ自身は、条件で相手を選べるわけではなく、選べない人生。
時には、国策の一部として利用されることもあるが。

ま、パンダじゃないわけで・・・人間サマは、複雑。
愛があれば、条件は二の次、クリアできる、とのこと。
条件にも、いろいろ。
女性の生育過程、家庭環境にも大きく影響される。

あんまり自分と程遠い環境は、戸惑うだろう。
根本的な価値観が違う可能性がある。

自分に自信があるかどうか、も、大きい。
結婚だけでなく。


かつて、自由恋愛では、いつも常に敗者であったわたし。
こうすれば、恋は、ダメになります、というアドバイスならいくらでも出来るが、
成功に導くためのノウハウは、まったくない。

強いて言えば、この失敗例を参考にして、同じような過ちをしないように、
皆さん、お気をつけください、
そういう、反面教師の役割?

これまた、悲しい教師であります。
負け犬・教師。

どこに価値を置くか、
なにを見て判断するか、
どっち側から見るか、

ものの見方によっては、まったく違ってくるのだが。

恋愛に関しては、自信がない、これ以上、傷つくのが怖い、臆病なわたし。
当時、結婚適齢期があり、期限が迫っていた。(自分のなかにも、世間にも)
恋愛という精神世界を深追いしていたら、一生結婚できなかったので、
「若さ」しかセールス・ポイントがなかったわたしは、とりあえず、取り急ぎ、消費期限内に結婚した。


ここで、恋愛論は、おわり。
ああ、つまらん・・・

あとは、現実が、どっか~んとあるのみ。

しかし、現実は、想像よりもオモシロイものであります。
現実がなければ、なにごとも始まらないから。

独身で、中ぐらいの男性を前に、結婚の選択を迫られている女性の皆様へ。

大いに悩んでください。
すると、大停滞の、生みの苦しみのその後に、
不思議なように、ことが自然な方向に進んでいきます。
その方向は、その方、独自の歩む方向です。
ひとそれぞれ、一人一人、方向や、結果は違うはず。


話が、行ったり来たり。ふらふらと。

わたしも、結婚するまでは、大いに悩んで、結論を出し切れないまま、
次のステージに進んだ。(見切り発車したこと自体が、その時の結論?)

人生の一大テーマ。

結婚後も持ち越され、延々と
そのテーマは、いまだにクリアできていないから、芸術も、旅も、大いに、深みを増してくれる。

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てことで、なんのアドバイスにもならない、
言葉の姥捨て山みたいになりました。