蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

お局サマは、わたしが、キライ。

2011-06-24 | 趣味

今日は、ダンス教室の、飲み会。
この教室は、苦節2年3ヵ月後に、今年1月から中級クラスにやっと進級させてもらえたクラス。

わたしは、レッスンに遅刻した。
久しぶりの友人と会っておしゃべりに花が咲いて、20分ばかり、タイムオーバー。
教室の事務所に連絡しようかと思ったのだが、10分弱ぐらいの遅刻になるかも知れないので、
もういいか、それぐらいなら、と、連絡しなかった。

そのことが、先生はじめ、クラスメートの非難の的になった。

「スローさん、いつもは早いのに、今日は、なにかあったんですか?」
と、先輩男性F氏に聞かれた。

「はい。ちょっとその前の案件が長引きまして・・・」
「よくまあ、涼しい顔して入ってこられましたなあ」

連絡せずに遅刻したことを、正面きって、非難された。
しゅーーん。
今度から気をつけます・・・。

「先生も、知らん顔されてましたね。ご機嫌悪かったようですね」
と、誰かが追加。
はい、わたしが、悪かったです。

で、お局サマが、ここで、登場。

「そもそも常識がない。常識というものが、備わっていない。
どんな人なのかと思っていたけれど、こんな非常識な人だとは思わなかった」

ねちねち、わたしのことを、話題にあげる。
わたしの顔を見ずに、みんなに話す。

「『すみませーーん』って、こそっと入ってきた、あの態度を見て、
この人は、なんという人だ、と思ったわ」

「5分の遅刻でも先生に連絡しないといけないのに、なんて、あつかましい人なんだと思った」

「先生の顔を見ても、はっきりわかったけれど、あの態度は良くない。
あの行動は、ありえない」

いっぱい、いっぱい、いっぱい、言われた。

「反省します。今度からは絶対に前もって、連絡します。次回、先生にも直接、謝ります」
と、またまた小さくなる、わたし。

「このクラス、どうですか? このメンバーといっしょに、やっていくのは大変でしょう?」
とFさんに聞かれた時
「皆さん、ダンス、お上手ですね。同じクラスで、長年やって来られたので、まとまっておられるし」
とわたしが言うと
お局サマに「お上手(=「おべんちゃら」「お世辞」の意味)言うてはると思うけれど」
と牽制球を投げられた。

これは、実は、当たっているんだけれど
「皆さん、やりにくいですわ。教室歴が長いばっかりで、へんに凝り固まっていて、ルールが築き上げられて。
かといって、ダンスのレベルは、決して高くないところが、難儀ですわ」
なんて、言えるわけがないもの。

Fさんや、Kさんからのわたしへの他のいろんな質問が投げかけられたが、極力、短く答えて、
お局サマのご機嫌を損ねないように、、顔色を伺う、チキンちゃんのわたし。

ましてや、Fさんから「今まで、どこに、何年、習ってたの?」という質問に一言でレッスン歴を答えたが、
「そうやろうなあ。上手やから、他で習ってるんだろうと思った」
とFさんがおっしゃったときは、お局サマの顔を想像して、「いえいえ、そんなことないです」
とわたしは、言ったものの、一秒も早く、その話題を切り上げたかった。

Fさんの隣にお局サマが座っていて、その斜め前にわたしが座っている。
すべての会話は、お局サマを通す格好になっている。

こわい~~


しかし、お局サマに嫌われては、今後もやりにくい、とわたしは意を決して、
店選びや、お金の徴収など、仕切っている幹事であるお局サマに、
帰り際に、頑張って、
「○○さん、いつもお世話になって、すみません。ありがとうございます」
と、言った、わたし。
ちきちき、ちきん。

・・・・しーーん。返答なし。
お局サマに、しっかり無視された。

もういいよ、みたいな気になったが、まあ、気が付かないフリをしておいた。

なんか疲れるなあ・・・


でも、自分の胸のうちをベラベラ話しても、窮地に陥るばかりだし。
レッスンさえ、楽しくて有意義ならそれでいいのだし。
性懲りもなく、また、飲み会には参加するだろう。

嫌われちゃったものは、仕方ない。

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