常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

曼珠沙華

2020年09月24日 | 日記
曼珠沙華がみごとに咲いたのを見たのは、沼津で父の墓参りに行ったときだ。田の畔のようなところに、道に沿って目を奪うように咲いていた。もう50年も前の話である。それ以来、この花が墓の近くやお寺の境内に咲くので、父の晩年の病気のことが頭に浮かんでくる。この花には、ヒガンバナ、シビトバナ、シタマガリ、ステゴバナなど地方の方言によって様々な名があるが、どれも縁起のよい花でないようだ。北原白秋の唱歌「ヒガンバナ」でも歌われ、そこにもお坊さんが出てくる。曼珠沙華の盛りは、もう一週間ほど先になる。

曼殊沙華折りたる手にぞ火立もゆ 橋本多佳子

台風は東へと逸れつつある。少し風が強いが、予報された雨は今のところ降っていない。今日、業スー「メルマガの日」。キャベツ1玉98円。

コメント
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