常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

千歳山

2019年10月04日 | 登山

朝、しばらくぶりに畑で秋茄子を収穫したあと、千歳山に登る。台風から変わった前線が通過中だが、今のところ穏やかな日和である。明日、太平洋岸は晴れ、多少の風が吹く見込み。予定している栗駒山は予定通り行くことになる。千歳山の山道を歩くことで、事前の準備運動の意味合いもある。新しい靴もだいぶ馴れてきたが、ソックスを2枚履くべきか、もう少し研究の余地がある。

スマートウォッチを着用するようになってから運動中の心拍数が30分ごとに表示される。今日山中での登り始め70、頂上付近で79、下山時70という数値であった。自分の場合は、心拍数が100を越えないような速度で、長い時間山道を歩くことで、心臓が鍛えられる。心臓は年齢に関係なく鍛えることができるが、結果として一回に心臓の収縮によって多量の血液が送り出すことができるようになる。これは、血液によって運ばれる酸素の量が増えることを意味する。

心臓が鍛えられれば、安静時の心拍数の減少という結果をもたらす。鍛えるという観点からすれば、心拍が100ぐらいの運動を1時間ほど継続して行うことがいいのだが、安全登山という視点からすれば、80~90ぐらいで歩き続ければ、疲れたり心臓にダメージを与えるリスクは少なくなる。チームで登っている場合には、歩く速度のバロメーターともなる。人間の寿命は生涯の心臓の総脈拍数で決まっている、という説がある。安静時の心拍が減少するれば、比例して寿命が延びるということになる。

明日の栗駒山では、どのような紅葉の景色が見られるのだろうか。すでに先週末に、ここを登った人の写真がインスタグラムに挙げられていた。見るからの一面の紅葉で全山が染められていた。

木々の葉の染まれる秋の岩山のそば路ゆくとこころかなしも 牧水


コメント
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