常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

睡眠

2019年10月21日 | 日記
スマートウォッチを身につけるようになって、自分の睡眠がチェックできるようになった。昨夜の寝つきは11時30分、起床7時40分。5時に尿意で目覚め、少し本を読んでまた眠っている。レム睡眠の時間は5時間45分、ノンレム睡眠が2時間25分。寝つきから5時の目覚めまで、レムとノンレムを10回も繰り返している。睡眠の評価は三ツ星の良であった。

年齢を重ねると、頭に白髪が出ると同じように睡眠にも変化が生じる。若いころに比べて睡眠は浅くなっている。ちょっとした物音、尿意などですぐに起きる。夏、熱中症の予防のため、水を多く飲むと、尿意のため何度も起きることになる。睡眠のメカニズムは寝る前にメラトニンというホルモンが分泌されて体温が下がり、寝る態勢が整う。朝、目が覚めるときはコルチゾールというホルモンが分泌されて体温が上がって起きることになる。20代までは8時間の睡眠がとれるが、70代を過ぎると、ホルモンバランスの影響で、6時間ぐらいしか睡眠がとれないのが一般的だ。

高齢者が眠れないために、睡眠薬に頼ったり、蒲団のなかに長時間いて、ストレスを抱えて睡眠障害になる例も多いらしい。若い世代が、スマホなどの使いすぎで睡眠不足になり、反対に高齢者では、もっと寝なければという意識がストレスになって睡眠障害を起こす皮肉な現象がおきている。ストレス解消には、適度な運動が一番適している。眠るのを促進するメラトニンは日光を浴びることで増えるが、それは日光を浴びて15時間後である。寝る時間に合わせて、朝日を受けて散歩する時間を決めるのもひとつの工夫だ。一日の時間の使い方で、その日の眠りの質が決められることを常に意識しておく必要がある。
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