梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

春爛漫だがニュースは悲惨な冬

2022-04-17 15:34:01 | 雑記
コロナのせいとも言い切れないが中々とおでが出来ない、手近の花を写してきた
5月になる前に略満開になって来た、




バス停の脇に置かれた花壇は何時でもきれいに手入れされた花が咲く




染井吉野は散りきって八重桜も盛りを過ぎはじけて来た



こんなに綺麗に咲き誇る花を見るたびにウクライナの人達に思いを馳せる
ロシアは極東配備の軍隊をウクライナに移動させていると言う、およそ6万5千は極東配備の半数になるらしい
此処幸いと「ロシアの脅威」を言い立てて防衛費をGDPの2%まで増加させ更に「敵基地攻撃能力を」と安倍元総理に近い所から盛んに声がある、
4島の近くで示威行動か軍事空連を盛んに行っているが極東軍が半分になった状態でロシアが北海道に攻撃することあり得ない
中国との国境は長いが日本との国境は僅かでありカムチャッカ半島から間宮海峡を隔てている、
その配備の半分を西に移動させると言う事はロシアが恐れているのはそれに乗じて日本が四島を奪回する事だろうが21世紀軍隊に国境を越えさせると言う暴挙をするのは
他ならぬロシア以外にはない、
若しいるとすれば今ロシアの後ろ盾となっている習近平位だろう、万一ウクライナ戦で核を使ったらそれを口実に治安戦として侵攻する事はあり得そうだ
しかしロシア全軍の3/4をウクライナに振向けても完全な勝利が覚束ない状況で日本に軍を咲くわけはない
中距離ミサイルを北海道の自衛隊基地に打ち込んで無力化をしたあと揚陸艦艇で占領軍を送り込むと言うのがシナリオだろうが膿を渡る揚陸艦艇は数十台しかないと言う
ウクライナで見る限り兵站はまったく確保できない状況で日本に攻撃をすると言うのはあり得ないだろう
今の自衛隊は専守防衛から逸脱していない(表向きは)他の国からすると標的jにする必要が無いのだが敵基地攻撃能力を有したとすれば間違いなく標的にされる
ウクライナの善戦鰤を見れば国境を越えた戦力のみに限定してもあれだけ踏みこたえている、戦闘能力は日本の自衛隊の数分の一でもだ
国教は海上にある、此処を越えた時点から反撃しても上陸戦までにはかなりの時間がかかるだろう
迎撃ミサイル等を充実させ、米軍との共同戦を基本にする方がよほど現実的だし余計な刺激を与える必要はない
「核の傘」は一つ間違えば日本はアメリカの橋頭保である、
日本が壊滅的な被害を被ればアメリカは当然戦線を後退させ本土に被害が及ばない様、日本を捨てるだろう、
戦線を考えればそれが当たり前でそこから反撃をするには崩れた前線は捨てるのが常套だろう
強い日本は過去の幻影でその為に無条件降伏と言う「売国」をやらかしたのに理解していないのかそれともアメリカと密約でもあるのか
敵基地攻撃能力保有はまたあの悲劇を招くだろうと強く懸念する

春は駆け足で新緑に向かう、ウクライナに平和を

2022-04-11 14:03:42 | 雑記
通勤の都コースには何ヶ所かに野良猫がいる、
街の人達や通勤通学の人から声を掛けられているので街で飼っている様な案毎だから野良猫と言うより街猫とでもいうか
環状八号の信号を渡るとコンビニ界隈を根城とした八割れがいる
此奴は愛想がいい、顔を見て「おはよ、」と声をかけると必ず一声返事をする
人懐こいので此奴の画像は撮れた、バッグからカメラを出したので何かくれるかと寄って来たところ

少し先の児童公園を根城にしている濃い茶色に更に濃い焦げ茶の斑入りが居るがこいつは声をかけると一目散に逃げるので画像は無い
京浜蒲田駅を過ぎて「やなぎ通り」と言う飲み屋街の裏口界隈に時々座っているキジトラがいるが此奴は図太い
堂々とした座りっぷりで声をかけると人の顔を見てスッと目を細めるが微動だにしない
中々お目に掛かれないので今度見つけたら撮ってこようか
団地の植え込みに綺麗な白い花が咲いていた、「姫林檎だよ」と教えてくれた

東邦医大通りのガードレール下に鈴蘭らしき花が咲いている

裏通りを歩いていると色んな花がプランターで育てられている、桜草がきれいに咲いている、

小さな鉢に福助作りの菊みたいにすっきりと立った一輪挿しの様な花が咲いている、薔薇かと思ったがどうも椿の様だ

突然暑くなった、そろそろ半袖に変えようかと思うが、予報ではまだ戻りが有りそうだ、昼は上昇しても夕方は結構下がる、この時期は毎年苦労する
#ウクライナに平和を



花を愛でる事の出来る有難さ

2022-04-08 12:21:31 | 雑記
建物の日陰に咲いていたのはオオキバナカタバミ(だそうです)

カタバミは片喰と書いて家紋に多く使われているが葉の形で花は出て来ない

ひっそりと咲いていたけどカトレアの様だ

ヒナギク

未だ固い、開いた椿も良いがこんな蕾も中々

ウクライナのニュースを見ると本当に平和の有難さが身に染みる
この景色をロシアの前線兵士に見て貰いたい、
自分がしている事がどういう事か、考えて貰いたい
自分の家族が、自分の故郷が今自分のしている様な事を被ったらどんな気持ちか
イデオロギーの衝突ではない、只々 隣国を蹂躙している行為をどんな風に自ら納得させているのか
フェイクだとロシア政府が言っているが今銃を持ってウクライナを蹂躙している人は解っている筈だ
それは現実だと言う事を
それがロシア人の本質だと世界から言われて平気なのか、自分が生まれて育ってきた子供の頃を思い出してほしい
自ら銃を捨てて故郷に家族のもとに戻ってほしい
それがフェイクかどうかはその後でも追及できる、
ただ平和に暮らしている事だけを願っていた、いやそれが無くなることなど想像すらしない、
それはウクライナの人達だけでなくロシアに住むあなた方のの家族もそうだろう
頼むからもうやめてくれ

名残桜とロシアと右翼

2022-04-06 16:32:52 | 雑記
名残の桜、魚眼テスト

縦撮り

寄ってみた

ロシア国内の世論ではプーチンの支持率が80%を超えているらしい、
モスクワの街頭インタビューでは賛否が半々だったが放送上バランスを取って流しているのだろう、
「全て欧米の仕組んだフェイクだ、」とか「ウクライナは元々ロシアの領地だ」と言う人もいる、
「戦争なんかない、あれは只の火事だ、バーベキューで森が火事になってるだけだ」と言う奴もいたが本当にそう思っているのか開き直っているのか、
「ロシアの言う事も欧米の言う事もそのまま信じる事は出来ない、全て疑ってしっかり自分で判断するしかない」と言う意見もあったがこれは我々に言えるだろう、
今報道で見る事は全てNATO諸国とアメリカ、親アメリカの流す報道であり、ウクライナの大統領の報道も当然「ウクライナの意見」と言うバイアスの掛かったものだ、
しかし間違いなくウクライナの都市は破壊され続け、市民に多くの死傷者が出ている事は間違いないだろう、
「あれはフェイク映像だ」と言いっていたのが「自作自演でウクライナ軍がウクライナ市民を殺してロシアのせいにしている」と変わったのは流石に覆いきれなくなったのだろう、
どう云う理屈をつけてもすべての戦闘はウクライナの国内で起きていると言う事は「ロシア軍がウクライナ国に侵攻した」と言う事に他ならない、
軍靴を持って人の食卓に踏み込んでおいて「我々は正しい事をしている」と言う理屈はまったく通らない
クリミヤ半島を併合し、親ロシア民が多いと言う州に傀儡政権を作って併合すると言うやり方は日本が太平洋戦争の泥沼に突き進んでいた当時の朝鮮半島併合から愛新覚羅政権の「満州国」とかなり似通っている、
しかしあの時と大きく違うのは第二次大戦になったのはヨーロッパでのナチスドイツとイリアがフランスを併合しソ連に攻め入ったと言う時期に時を合わせ日本がアメリカに宣戦布告をしたので世界の先進国殆どが巻き込まれた戦争だからで、
これは第一次大戦でも多くの国家が参戦した「世界大戦」だったのだが今回のロシアの侵略戦争にはロシアに与する国家はまったくいない、
僅かに地勢上中国と経済関係の深いインド、NATOに敵愾心を持つトルコと幾つかの後進国が「ロシアに敵対しない」と言う消極的戦略を取っているだけで「第三次世界大戦」と言う様相ではない
しかし核は相討ち覚悟であればロシア一国でも充分に世界を相手に戦争が出来るのが恐ろしい、
「決して使う事の出来ない威嚇兵器」と言われているがそのボタンを持っているのが「勝てないなら死なばもろと」と言う狂人だったら大変である、
一体彼は何をしたいのか?そしてロシア国民はどうしたいのか、この侵略がデッドロックに乗り上げた時引くに引けなくなった責任者はどうしたら矛を収めるのか、
彼を権力の座から引きずりおろせるのか、ロシアは彼の責任を追及し世界に謝罪を出来るのか、
我が国でウクライナ侵攻をチャンスと再軍備を目論む右翼政党の暗躍に我々は注意しなければならない、
「ロシアが北方領土に軍を派遣して」と言う様な意見もあるがウクライナに20万以上の兵力をさいて更に増兵をしなければならない時に同時にモスクワから1万キロ以上も離れた場所に兵力を割くわけは無いだろう、
若し戦時であればこの時点で日米が北方領土に兵を動かしたらロシアの戦力は大変な局面にじなる、
ウクライナが世界中の支持を受けているのはあくまで自国領内の防衛戦に徹しているからでロシア国内に戦端を伸ばせばロシアに口実を作らせるだけだろう、
「ウクライナがロシア国内の精油所を破壊した」と言う(恐らくフェイク)ニュースを世界に発信した事はその証左だろう、
「敵基地攻撃能力」は侵略者の口実になるだけで専守防衛の憲法に反し且つ敵に口実を与える愚策だ。


お袋の想い出と故郷と

2022-04-03 14:43:09 | 雑記
道端の花達:ツルニチニチソウ

マーガレット多分

小彼岸桜

お袋の想い出と言っても自分が覚えている母親の想い出の話では無い
母親が幼い自分に独り言のように話していた母親自身の想い出の話、
小学3年生の頃乳癌が見つかって片方の乳房をそっくり切り取ったが結局翌年に転移が見つかって中学に上がった年の4月に亡くなった、
話をしたのは殆ど幼時期から小学校低学年までだったが針仕事をしながら子供に聞かせると言うより幸せだった頃をかみしめる様に、懐かしむようにぼそぼそと話していた、
夜なべに裸電球の下で針仕事の手元を見ながら話したことをまるで自分の記憶かのように覚えている、
生まれたのは群馬の伊勢崎で利根川の近くだったらしい、
女学校の友達「トミエちゃん」と言う名前も覚えている、いつも一緒に遊んだり勉強したりしていたと話していた、
利根川の河原に月見草の咲く音を聴きに行ったはなし、
「月見草はね、捻じれた蕾が見ているとズッ、ズッと開いて行ってね、ポンって小さな音を立てて開くんだよ」
「遠く赤城山の麓にはね、白い大きなお蔵があってね、夕日が射すと白い壁が赤くなってきてね、」
「関東大震災では伊勢崎も随分揺れてね、兄のマサオさんが神田にいてね、火事になった楽器店からマンドリンを持って逃げて来たけどその店が燃えてしまったのでそのマンドリンを持って帰って来たけど、やっぱり泥棒になるのかね」
最初に嫁いだ相手は若くして亡くなって、同じように連れ合いを無くした父と再婚をしたのだが父は中島飛行機から横須賀海軍工廠に出向していた軍需工場勤めだったのでその頃はかなり裕福だったらしい、
しかし敗戦で一挙に零落し生まれた静岡の山奥に帰って来たのだが林業と農業の村では土地の無い者が生活するのは容易な事ではなかったようだ、
母は花嫁修業で覚えた和裁の手を生かして仕立てと村の娘に和裁を教えて生計を支えていたのだが父の方は戦時中の生活の想い出と零落した自分の心を支える為の虚勢が村人達との壁を作っていたのだろう、殆ど現金収入は母親の稼ぎだった気がする
農村で配給米を使っていたのはほんの僅かの人数だがそれでも足らなかった、
私がいわゆる銀シャリを食べたのは東京に就職してからである、
もっとも戦後10年くらいは「おしん」ではないがサツマイモの入った飯が週に何度かあったと東京生まれの女房も言っていたので都会でも同じ様なものだったのだろうが何しろ住んで居るのが農村である、米だけは不足していない、
現金がなくなり、米も底をつき、醤油も切れれば当然味噌も切れる、
「困ったね、夕飯を作るにも10円玉しかない、これじゃあ何にも買えないね、テル(私の事)これで飴買っちゃおうか」と言う様などんな状況でも落ち込む事のない母だったが今考えると子供に見せなかっただけで本当はずっと耐えていたんだろうと思う、
それがあの「故郷の話」になったのだろう
あれだけ思い続けた群馬に一度だけ、結核で紡績をやめた次女を預けに帰ったことがある
自分が未だ小学校に行っていなかったので恐らく昭和28年頃だったのだろうか、
祖母は生きていたのか会えなかったのか、覚えていないがそれから6年程度で逝ってしまった、
母が持っていた想い出が半分自分の想い出の様な感じなのだが群馬の土山と言う場所には一度も言ったことも無い、
トミエさんもマサオさんも会ったことも話したことも無いのだがずっと親しかったような感じがする、
仕事の関係で前橋も高崎も行く事が多くなった、しかし母親の実家すら知らないのだ、
それでも群馬は母親を通してずっと見て来た故郷の様な気がする、