梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

名残桜とロシアと右翼

2022-04-06 16:32:52 | 雑記
名残の桜、魚眼テスト

縦撮り

寄ってみた

ロシア国内の世論ではプーチンの支持率が80%を超えているらしい、
モスクワの街頭インタビューでは賛否が半々だったが放送上バランスを取って流しているのだろう、
「全て欧米の仕組んだフェイクだ、」とか「ウクライナは元々ロシアの領地だ」と言う人もいる、
「戦争なんかない、あれは只の火事だ、バーベキューで森が火事になってるだけだ」と言う奴もいたが本当にそう思っているのか開き直っているのか、
「ロシアの言う事も欧米の言う事もそのまま信じる事は出来ない、全て疑ってしっかり自分で判断するしかない」と言う意見もあったがこれは我々に言えるだろう、
今報道で見る事は全てNATO諸国とアメリカ、親アメリカの流す報道であり、ウクライナの大統領の報道も当然「ウクライナの意見」と言うバイアスの掛かったものだ、
しかし間違いなくウクライナの都市は破壊され続け、市民に多くの死傷者が出ている事は間違いないだろう、
「あれはフェイク映像だ」と言いっていたのが「自作自演でウクライナ軍がウクライナ市民を殺してロシアのせいにしている」と変わったのは流石に覆いきれなくなったのだろう、
どう云う理屈をつけてもすべての戦闘はウクライナの国内で起きていると言う事は「ロシア軍がウクライナ国に侵攻した」と言う事に他ならない、
軍靴を持って人の食卓に踏み込んでおいて「我々は正しい事をしている」と言う理屈はまったく通らない
クリミヤ半島を併合し、親ロシア民が多いと言う州に傀儡政権を作って併合すると言うやり方は日本が太平洋戦争の泥沼に突き進んでいた当時の朝鮮半島併合から愛新覚羅政権の「満州国」とかなり似通っている、
しかしあの時と大きく違うのは第二次大戦になったのはヨーロッパでのナチスドイツとイリアがフランスを併合しソ連に攻め入ったと言う時期に時を合わせ日本がアメリカに宣戦布告をしたので世界の先進国殆どが巻き込まれた戦争だからで、
これは第一次大戦でも多くの国家が参戦した「世界大戦」だったのだが今回のロシアの侵略戦争にはロシアに与する国家はまったくいない、
僅かに地勢上中国と経済関係の深いインド、NATOに敵愾心を持つトルコと幾つかの後進国が「ロシアに敵対しない」と言う消極的戦略を取っているだけで「第三次世界大戦」と言う様相ではない
しかし核は相討ち覚悟であればロシア一国でも充分に世界を相手に戦争が出来るのが恐ろしい、
「決して使う事の出来ない威嚇兵器」と言われているがそのボタンを持っているのが「勝てないなら死なばもろと」と言う狂人だったら大変である、
一体彼は何をしたいのか?そしてロシア国民はどうしたいのか、この侵略がデッドロックに乗り上げた時引くに引けなくなった責任者はどうしたら矛を収めるのか、
彼を権力の座から引きずりおろせるのか、ロシアは彼の責任を追及し世界に謝罪を出来るのか、
我が国でウクライナ侵攻をチャンスと再軍備を目論む右翼政党の暗躍に我々は注意しなければならない、
「ロシアが北方領土に軍を派遣して」と言う様な意見もあるがウクライナに20万以上の兵力をさいて更に増兵をしなければならない時に同時にモスクワから1万キロ以上も離れた場所に兵力を割くわけは無いだろう、
若し戦時であればこの時点で日米が北方領土に兵を動かしたらロシアの戦力は大変な局面にじなる、
ウクライナが世界中の支持を受けているのはあくまで自国領内の防衛戦に徹しているからでロシア国内に戦端を伸ばせばロシアに口実を作らせるだけだろう、
「ウクライナがロシア国内の精油所を破壊した」と言う(恐らくフェイク)ニュースを世界に発信した事はその証左だろう、
「敵基地攻撃能力」は侵略者の口実になるだけで専守防衛の憲法に反し且つ敵に口実を与える愚策だ。