梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

月見草

2021-07-08 09:30:38 | 雑記

レンズで見たらこの花が月見草だった
自分が思っていた月見草はどうやら待宵草、それもメマツヨイグサと言う種類らしい、
小さなころ家の入口道路にお袋が植えていてそれを月見草と言っていたせいだろう
宵待ち草ともいうがこれは竹久夢二の作詞した歌の名前が「宵待ち草」でそれが影響したと言う、「待てど暮らせど来ぬ人の宵待ち草のやるせなさ、今宵も月はでぬそうな」と言う唄でお袋もよく歌っていた、
お袋は伊勢崎の生まれで女学生の頃友人と利根川の河原に咲くこの花を見るのが好きだったらしい、
そのお袋は敗戦で疎開した親父の田舎で極貧の生活を続け、恐らく昭和30年頃、一度だけ帰ったが其れ一度だけで47歳の時亡くなった、あの時友人だった“とみえちゃん”には合えたのだろうか
太宰治が富岳百景のなかで「富士には月見草が良く似合う」と書いていたが読んだ頃は未だ月見草は宵待草だと思っていたので印象的にあの黄色い花と夕方の富士の御坂峠の印象に納得していたのだが本月見草だったら少しイメージが違うなと思ったのだがどうやらこの月見草は帰化植物で野生化するほど強くは無いのでおそらくオオマツヨイグサではないかと言う記事を見てホッとした、まあホッとすることも無いんだが
待宵草は繁殖力が高いとかかれているが東京ではほとんど見ないが第一京浜の中央分離帯に何株か咲いていたがバスから見えても画像を撮る事が出来ない、
何処かに咲いていたら狙ってみたいが、お袋が見た利根川の河原の月見草も見てみたい気もする



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