梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

目出度くもあれば

2022-01-18 11:48:31 | 雑記
先日、古い友人からメールが来た、
中学校の頃からの友人で時々電話をする程度、顔を合わせる事は年に一度もない
最後に有ったのは3年くらい前、浅草で昼酒を飲んだがコロナ騒ぎでそれから全く合っていない、
アナログな男でメールすら使わないがスマホのショートメールが来た、
「明けましておめでとうございます、元気にしてますか?俺は去年は色々あったですが何とかやっています、今年はあえて一杯やりたいね」
と書いてある、
「おめでとうございます、元気です、コロナがおさまったらまたやりましょう」
と当たり障りない返事をしておいたが“色々あったが”と言う所にはあえて触れずに置いた
(おめでとうといっていいかどうか)とは思ったが奴がおめでとうと言ってきたから敢えて触れないでおこう、
同級生だと言う事は奴も自分も74歳に喃々とする、
自分もそうだが当然親族は女房子供だけである、見送る人達は皆見送って来た
“色々あった”事はろくでもない想像しか出て来ない、
コロナは収束しない、オミクロン株とやらの拡大はまたぞろ蔓延防止の措置になりこれで足掛け3年を超える
その間に一番下の孫は中学入学から高校入学まで顔を見ないで過ぎてしまった、
我が家も“色々あった”のはその間に息子が離婚をしてしまった事だ、
孫は母方に行ったのでこれで我が家の氏を名乗る者は居なくなった
兄の子供は4人いるが全部女子で嫁ぎ先の氏を名乗る、
妻の連れ子だが我が家の氏を名乗っているので長男の子供は我が氏を名乗っていていたので彼が我が家の氏を継いでくれていたがこれで我が家は絶える事になった訳だ、
まあ特にこだわる気はないが歴史に興味のある自分としては少々残念なきもする
「死んだら海に撒いてくれ」と言って子供達に顰蹙を買った時分としては若干矛盾するとは思うが、
孫たちは皆なついてくれたのでそれも残念だが先日お年玉のお礼の電話が有った時には変わらず人懐こい声で喜んでくれたのが慰めだがもう会う事も無いかも知れないな
声変わりをしていたが最後に会った小学校6年生の時、駅前で抱き付いてきた可愛い孫だったが、
もしかして「結婚しました」なんて連絡が来ると良いが、まだ15歳だ、こっちが元気で生きているかもどうかすこぶる疑問だ
まあ、仕方があるまい、あるがまま淡々と残りの人生を努めてゆこう、
正月は冥土の旅の一里塚、目出度くもあれば目出度くも無し、一休禅師

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